茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

京都旅vol.4

今回は娘とふたり旅でした。

Day1:金閣寺立命館大学龍安寺仁和寺・SECOND HOUSE・京都大学

京都駅で市バス・地下鉄一日券を買い、地下鉄に乗って四条烏丸へ。ホテルに荷物を預けてから小川珈琲の堺町錦店でモーニング。わかりやすい看板が出てないので一度お店の前を通り過ぎてしまう。初見殺し。

スモークサーモンと自家製フムスのサラダプレート炭焼きトースト添えを喫食。モーニングとは思えないボリュームとプライス。浮かれた観光客なのでよいのです。それにしても食べ物の写真が上手に撮れない。

さて、浮かれた観光客は気合と覚悟を持って激込み観光地へといざ。京都三大混雑スポット(らしい)金閣寺へ、地下鉄で北大路まで行って、そこから市バスに乗り換え。観光地近辺の市バスの混雑は尋常ではないと聞いたので、なるべくバスを避けようという戦略です。何度目かの金閣寺はなるほどさすがの人出を誇り、気温も高くなりゆく好天の中、金ピカに光っておりました。そして徒歩で立命館大学へ。四半世紀以上ぶりの母校は面影がほとんどなく(改装・建替えがすすんでいた)懐かしいという感情もあまりわいてこなくてさびしかったんだけど、画面の中で見た覚えのあるホルモー白虎戦の舞台となった芝生広場が見られたのはよかった。キャンパス内にキッチンカーが何台も止まってて、やだ、めちゃくちゃうらやましい。春の大学生たちはキラキラ輝いてました。若人よ、励め。

そして、学校前からバスに乗って龍安寺へ。あの世界で一番有名な石庭を見ます。枝垂桜が風に乗って舞い散るさまがとても美しくて、あの小さな庭に、そこにいる人間の数をものともしない静謐さがあふれてたのは奇跡。

龍安寺からまたバスに乗って仁和寺へ。初めて来た前回(2022年11月)は夜間拝観だったのでお昼の仁和寺は初めてです。桜の季節と紅葉の季節を(一応)避けて京都に来てるつもりなので、御室花まつりが開催されていたのラッキーだったしとってもきれいだった!

では、いよいよ京大キャンパス方面へレッツゴー。今回のメインイベントと言っても過言ではない、SECOND HOUSE出町店へ行って掲出されている万城目さんのサインを見に行きます!

わーーん、直木賞ほんまにおめでとうやで~~。きのこあさりとキャロットケーキを喫食。写真バシャバシャ撮らせてもらったのに、どうして上手に撮られへんのや...食べ物の写真は割愛。あんまりにも写真が下手なので。ひとりだったら御所グラウンドにこそ行きたかったんだけど、今回は連れがいるので断念します。また次の機会に。鴨川デルタを横切って(飛び石チャレンジもした)(まだいける)歩いて百万遍へ。吉田南構内をぶらぶらと歩き、遠目から吉田寮も見学。ひとりだったら吉田神社にも(以下略

いったん四条烏丸の交差点を横目にホテルに戻ってチェックイン。腹ごなしに四条河原町でカラオケ(娘の推し活につきあう)(わたしの推し活につきあってもらったのでここはイーブン)して、小腹がすいてきたなーとホテルまでの道をぶらぶら。路地の居酒屋に入って、〆の一杯を引っかけて帰宿。生麩田楽とかたけのこの天ぷら美味でした♡

 

Day2:清水寺京都水族館京都タワー

朝食は、湯葉丼とおばんざいのセットが食べられる京菜味のむらへ。お野菜たっぷりで満腹です。くるしい。並ぶかとしんぱいしてたけどぜんぜん大丈夫だったのよかった。

ホテルに戻ってチェックアウトしてから、今回二つ目の京都三大混雑観光地、清水寺へ。腹ごなしに四条烏丸から徒歩にて。三大混雑観光地は早朝に限るという教えの通り、まだお店も開いていない街を歩く。それなのに産寧坂はすでに人ごみの予感...八坂の塔が見える坂道は京都らしい写真が撮れるので人気なのすごくわかる。写真撮るの下手人間だし、写真を撮ろうというエネルギを人ごみに吸い取られてしまって、この日はほとんど写真を撮らなかった。さすが三大混雑観光地、完全に敗北である。だいたいこっち方面かな~~ってぶらぶら歩いてたらこれ観光情報誌とかインスタでみたことあるやつ!!ってテンションの上がったカラフルな庚申堂に遭遇しました。映える~~(しかし映える写真は撮れないのであった

敗北といえば、今回もぜんぜん胃袋が役に立たなくて、食べたいものがぜんぜん食べられなかった!あんみつとかみたらしだんごとか抹茶パフェとかおもに甘いもの。胃袋がみっつくらいほしい。強靭な胃袋が。

京都水族館の入場予約をしていたので、急いで京都駅へ向かう。そこから市バスで水族館へ。子どもたちが小さいころに来たことがあるので再訪です。オオサンショウウオがメインな水族館珍しい。穏やかにすごせてよかった。さて、おなかすいてきたので京都タワーの地下でごはん食べるぞー。市バスで京都駅まで戻る。なに食べようかなーと選んだのは回転寿司でしたwww京都で食べる回転寿司美味しかったです。あとはお土産買ったりして高速バスに乗り込む。あー、今回もよく歩きました。次は10月に京都旅vol.5(ひとり旅)を予定してて、今度はホテルステイを楽しもうと思います。

「20世紀号に乗って」オリックス劇場

今年はエンタメをいっぱい摂取するぞ~~って年始に思い立って、いろいろとチケット業務を頑張った中に増田さんの主演ミュージカルもあったのでした。*1いろいろあってマチソワしました(多謝)増田さんの舞台は初めてだったんだけど、めちゃくちゃミュージカルが合うね!!!!と大興奮。今まで長らく増田さんのお芝居はどうもなあと全肯定できないことに悶々とし続けてきましたが、ここにきて増田オンミュージカルという世界線を知ってこの手があったのか!!!と膝とかデコとか打ちつけまくった。いや、わたしが知らんかっただけで、増田さんはもうずっと前からミュージカルの世界にいたわけですが。もっと早く知りたかった。いや、でもこのタイミングだからこそっていうのもぜったいにある。ほら、チケット取るの、ちょうめんどくさいじゃん?(小声)増田さんから離れたのってチケット業務がめんどくさいっていうのもあったからねたぶん。そして珠城さんにくれあちゃんというキャスティングがもはや月組だし、だからこそのタイミングですよ、ありがとう世界!!増田さんが輝く世界がここにもあった!!!!ミュージカル以外だともちろんコンサートの舞台がそう。増田さんという魅力があますことなく惜しみなく発揮されていて、こんなん惚れ直してしまう...ってうっかり乙女になってしまった。いや、こんなのみんなが増田さんのことすきになってしまう。たぶん8割くらいは増田さんのことをすきな人間で構成されていたであろう会場が、終演時には10割になってたのきっとそんなに間違ってないとおもう。みんなオスカーのことすきでしょ?増田さんのことすきでしょ?わたしもすき。やっぱり増田さんはわたしの生涯唯一の自担ですううううううううううううという叫びを抱えながら帰ってまいりました。無事ではないです。うっかりにゅーすのライブ映像などを見たりして、すきってきもちを持てあまし、こころを千々に乱しております~~~(風に吹かれながら

あんまり考えないようにしてたんだけど、目の当たりにしてしまってはそうも言って逃げてもいられず、っていうかキスシーンがあるとか聞いてないんですけど!!!!わたし、すきなひとのキスシーンだめなんですよぉ....(瀕死)直接接触ぜんぜんいらないのでタカラヅカのキスシーン見習ってほしい...しかも(しかも)相手が珠城さんて!ねえ!!!わたしの情緒が息をしてません!!!!たすけて!!!!!!誰ならいいってわけじゃぜんぜんないしむしろ誰でもだめだけどそれでも珠城さんて。ふぇぇぇ~~...って魂ぬかれちゃったし戻ってこないよ魂。人生って、皮肉ですね。へへ。へへへ...(大泣き

古典ともういうべきブロードウェイミュージカルは、翻訳に苦心されたであろうことが推しはかれる場面なども微笑ましく、違和感となって表出される単語たちも良きスパイスとなっていて、また、時代性を感じる不適切な表現もまあ時代だしなって思えるくらいにはわたしもおとなになりました。戦争が始まるよと歌うヴェロニクの場面はちょっと肌が粟だったし、プリムローズのまともじゃない、正気じゃない、狂ってるってセリフも聞き流せなかったし。それにしても出てくる役者さんたちがみんな達者でものすごく見応えがあった。難しい掛け合いも難なくこなしてるように見せるし、三銃士のトリオの絶妙な関係性もおかしくて素敵だった。ビッグベイビーの彼の扱いは酷いなあと冷静になるとおもうけど、舞台の上ではさいこうにチャーミングでおもしろかった。ポリがコレされてない作品を、観客に委ねられていることが時代だなあとおもったし、ちゃんと正しく受け止めれていたらいいなとおもう。ああ、すがすがしいな。

・ヴェロニクの場面に増田さんも出てたってさっき知ったんだけど、そういうのもうちょっと早く言ってよ!!

・1階席で観た時にはぜんぜん気づかなかった、逃亡するプリムローズが上方のオケ席の前を通り過ぎるやつ、3階席で見てきづけたのうれしかった。ほかにも見逃してるものがたくさんありそうでこわい。

・生オケさいこう。

・スリーピース姿の増田さんさいこうにイケめててさいこうだった。すきです。髪の毛がちがちに固めてなくて動くたびにほわほわ揺れるのもさいこうだった。後頭部だいすき。上着脱いで腕まくりするのみんなだいこうぶつなの確信犯すぎてむしろむかつくんだけど、近くで増担があの雑な腕まくりがいいんだよね~~~って話してて納得しかなかった。さすが同担わかるでわかるで~~。すきだーーーー!!

*1:ちなみに取れなかったチケットは、月組ちゃんの4月公演と地球ゴージャスとベルばら50です。ガッデム。

2024年3月号

・読んだ本

岡本好貴「帆船軍艦の殺人」(23)
本ミス13位、文春17位。第三十三回鮎川哲也賞受賞作。カタカナの割にサクサク読めたのでちょっと自信持っちゃう。強制的に徴兵された水兵がそこまで過酷ではなさそうな環境だったのがサク読みの原因と思われる。暴力が蔓延っているであろう戦場のわりには呑気だしみんなだいたいいい人だしそこまでの絶望感はない。最後も合法的に解放されて家族に再会できたのなんか平和だよねってビックリした。ミステリについては特に感想はないです。

一穂ミチ「ツミデミック」(24)

万城目学プリンセス・トヨトミ」(再)(25)
読み返したくなって一気に再読。寝不足です。映画も再見したい。

綾辻行人十角館の殺人」(再)(26)
再読だとおもうんだけどなにも覚えてなくて(記録も記憶もない)懐かしい新本格の夜明けぜよ~~っておもいながらもはや古典の域だなってニヤニヤしながら読みました。あなたのミステリはどこから?わたしは新本格から(たぶん)10代のころの読書の記録がないのが悔やまれる。最初に読んだ東野圭吾はなんだったっけ。そういうの、覚えておきたかったなあ。Huluでドラマ化されるのたのしみにしてる。

宮内悠介「国歌を作った男」(27)
宮内さんというひとに詳しくなったきもちになれる。

今村昌弘「でぃすぺる」(28)
夜中に読んだので怖かったですしっかりホラー。よいジュブナイルだった。

 

・観た映画

「アーガイル」
ゲラゲラ笑えると聞いて観に行ってきましたー。いやー声に出して笑っちゃったよwww途中までは、あれ?そんなにかな??って不安になったし、列車内で殺し屋がわんさか押し寄せてくるとかブレット・トレインの既視感もすごいし、終盤のカラースモークばんばんたいてる中でのダンス戦闘シーンもニヤニヤする程度だったんだけど、重油リンクでのスケート戦闘シーンがさいこうにダメでしたwwwwwwwwやー、あれだけで鑑賞後感がサイコー!ってなったからすごい。楽しかった!主人公のスパイ小説家がとってもチャーミングだった。

「変な家」
体調が万全じゃなかったのか(帰宅後3時間寝た)眠気に抗いきれなかったの無念...動画は未視聴だけど原作既読。視力にも問題があったのか(花粉症。今年は目がやられててなかなかに状況がおもわしくないです)画面がずっと暗かったんだけどわたしのせいですかね。想像以上にビビらせてくるホラーっぷりに何度かひゃってなったりもしたんだけど、やっぱり最後まで集中できなかったのざんねんむねん。川栄が前髪ぱっつんじゃないの別人すぎたし、あと、画面がくらいので役者の判別がなかなかできなくて、エンドクレジットで流れてくる名前に、うそやん...ってなりました。

 

・見たドラマ

「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」
ゆーちゅぶ番組を視聴しているかいばしらくんが出演すると聞いて、張り切って探しましたー。たのしかった\(^o^)/かいばしらくん漫談するゆーちゅーばーという認識だったんだけど役者として頑張るゾって言われてからCMとかで見かけたりして、おお、頑張ってるナーってたのしくみてますがんばれ。

 

・Huluで見たやつ

映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」
ガリレオシリーズ映画の韓国版見ました。なるほど湯川先生が出てこないやつ。主人公の人が前原滉くんに見えてしょうがなかったけど世の中的にはひょっこりはんなんか。母娘設定を叔母姪設定に変えたのなぜ。湯川先生の存在意義というものをつきつけられる韓国版だったなあ。湯川先生がいなくても成立する世界。いや、ほんとに成立してた?

映画「ゴールデンスランバー
そして今度は井坂原作映画の韓国版見ました。主人公の子みたことある!「ベイビーブローカー」のひとだ!!(スッキリ)なぜという謎へのひとつの回答の提示。謎はすっきりするけどその分余韻はなくて、これは作った人の解釈版なんだなという納得だけ残る。

映画「ある男」
原作既読。原作の感想文読み返したら、窪田正孝くんと安藤サクラちゃんがどうやって恋に落ちたかわかるのかなって言うてて、なるほど恋に落ちる様子は分かったんだけど、そもそも彼が彼女に声を掛けるって行動がキャラブレしすぎでは??やさしい人なんだろうな。ともだちになってくださいってなかなかのセリフだぜ???坂元愛登くんがとてもよかった。最近ご縁があるね。息子が死に、父親が死に、そして旦那が死ぬ。ちょっと出てくる死が過剰だなあっていう感想。太賀にセリフがなくてわらったんだけど(わらうな)彼の兄との確執はちょっとわかりにくかったし、彼がそこまでして逃げようとしたことに説得力がなかった。っていうかそんな簡単に戸籍をロンダリングしようとするの怖い。この人生は手放したくない、と切実におもうほどの想いが彼からは伝わってこなかった。さて、妻の不倫を知った彼はどうするのか。

ドラマ「十角館の殺人
原作既読派としては、あの叙述トリックをどう映像化するかが最大のみどころだったわけですが、はたして成功していたのか判断ができなくてちょっと未消化。原作未読派には驚きをもって迎えられたんだろうか。つまりはキャスティングがすべてなんだけど、だからこその配信ドラマだったのかなとか、しつれいなことをおもってみたり。ミステリはキャスティングで犯人の目星がついてしまうのが最大のネックなんだよね明智くん...

ドラマ「海に降る」
2015年の石田卓也くん出演作品で見逃していたものを視聴。WOWOWOドラマが配信で見られるのありがたい。わりと彼のテンプレな役だったなっていう感想。まんまるぷくぷくな有村架純ちゃんの不愛想な感じは新鮮だった。

ドラマ「アンフェア」「アンフェア the special コード・ブレーキング〜暗号解読」
いつか再見したいとおもってたやつやっと見ました。安藤がまさかの!!っていう衝撃の事実しか覚えてなかったんだけど、え、ほんとうに安藤が?ほんとに??って途中なんども疑いながら見たのでじゅうぶん楽しめた。当時の安藤ショックのインパクトだけは覚えてる。映画版がHuluにないの許されない。

 

・テレビで見た映画

容疑者Xの献身
韓国版見て、日本版を再見したかったのでとてもいいタイミング(Huluになかった)ほんとに湯川先生の存在が異質なんだけど、でもまあ湯川先生のことはだいすきなので^^新本格の歴史においてもターニングポイントとなった作品でもあるし(「十角館の殺人」を機会に新本格の来し方について思いをはせてしまう)原作も再読しようかな。

 

無印良品週間で買ったもの

お祭りワッショーイ!ってことで張り切って行ってきましたー。復刻したぶどうクッキー3袋も買っちゃったてへぺろ。一個のカロリーが55だと書いてあることに気づいてしまって、え、55kcal!?10個食べたら550kcalじゃん!!ってショックを受けました。10個ぐらい余裕っしょ...ちょっとずつ食べよう。あとは消耗品と、ミーハーとしては外せない発酵美容液買いました。あと、ユニクロのみんなが持ってるというワイドタックパンツがほしくて試着したらまったく似合わなくて絶望してたところへ無印にも似たようなやつあるじゃーんって迂闊に試着したらこれがわりとしっくり来てしまったので衝動買いしました。お祭りなのでいいのです。裾上げしてもらったのをやっと取りに行ってきたので別撮りです。