茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「カルテット」最終回

終わったーーーー!!

リアタイしてドラマを見る楽しさを味わえたドラマでした。やっぱり連ドラはリアタイしてなんぼだとおもうから。とっても楽しかったー。よいカルテットでした。

最終回はともかく「ゆたかさん」「つかさくん」っていうアレですよね。なんすか。なんなんすか。別府くんの下の名前が「つかさ」とか初めて知ったよ!!!っていうかなんなの??????????って逆ギレするレベルでした。

あとはパセリね。パセリ。サンキューパセリ。いやもうほんっとに家森くんちがったゆたかさんめんどくさい。めんどくさいのは百も承知だったけどそれを超えてくレベルのめんどくささだった。わたしもすずめちゃんと同じくレモンテロ起こすわもう。この世のありとあらゆるものすべてにレモンかけてやるわよーーーーくらえーーーレモーーンンン!!!!!(たのしい

道尾秀介「サーモン・キャッチャー」(19)

道尾秀介×ケラリーノ・サンドロヴィッチ。 

サーモン・キャッチャー the Novel

サーモン・キャッチャー the Novel

 

映画版は企画進行中と帯に書かれていましたが未だ現実味を帯びてるようではなくw果たしてほんとうに映像化されるのかがしんぱいされますが。

どこまでがふたりのアイデアなのかなというのが気になるところで、つまりはヒツギム語なんですけどwもう終盤怒涛のように出てくるヒツギム語におなか抱えて笑いましたwwwwwwwwwwwモヤシッコwwwwwwwwwほんで、これを映像にするということはこれを誰かがセリフとして発声するわけで、活字でこれだけ笑い死にそうになったものがさてどんな風になるんだろうとワクワクしたんですけど、道尾さんオリジナルだとしたら映像ではまた違った形で出てくるのかもしれないということですよね。だって「お兄ちゃん(タツヤ)」ってきたらそりゃ「弟(カズヤ)」だろうよwって大笑いしたし、そこに「母さん(ピンコ)」ときたらじゃあ父さんは!?父さんはやっぱり「タクゾウ」なの???っておもったら出てこなかったー\(^o^)/って最後まで笑えたからハッピーなお話でした。なんだかすっごい伊坂さんっぽかった。ヒツギム語で「ジョン・ポル・ジョジ・リンゴ!(けっきょく俺にはこのやり方しかない!)」とか出てきたし。ああだめだわwwwヒツギム語がどれもこれもおかしすぎて(最初に出てきたときはそうでもなかったはずなのに)だんだんエスカレートしていくのがほんとにおもしろかったです。はー、楽しかった。

有栖川有栖「狩人の悪夢」(18)

火村シリーズ最新作、待望の長編!! 

狩人の悪夢

狩人の悪夢

 

という帯の文句にすら泣けてくる。火村センセイ尊い。って軽率に言いたくなるくらいには火村センセイが好きですほんとに。もちろんアリスもすきだよ!

火村センセイの見る悪夢と重なる部分も多くて、だからなのか、もしかしたら悪夢の原因が明らかにされる日も近いのではないか、つまりはシリーズの終焉が近いのではないかという恐れと期待が同時にやって来て困る。知りたいけど。でも。というアンビバレンツ。

作家対作家という様相を呈していたせいもあってかアリスが絶好調でした。おもしろかった。火村センセイとのコンビネーションも抜群で長年連れ添った夫婦というのはこういうものかなと思わせるんだけど、あいにくわたしこのふたりをそういう目では見てないので!どこまでも健やかなので!!映像化がどれだけわたしに影響を与えるかしんぱいしてたけどなにひとつ及ぼすものがなかったみたいで安心してる、ってこれ前にも言うたかな。

彼が階段でよろめいたことには何か理由があるのかとおもったんだけど(江沢さんも同じところで躓いているし)特になんの伏線でもなかったようでざんねんでした。あのあたりで彼は殺されたのかもしれないってぼんやり思ったんだけど。

その彼が悪夢ばかりを見るという設定が、過酷な過去に由来するとわかると、穏やかに眠ることができなかった彼が、今はそうでなければいいなと祈るばかり。