茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「伊藤くんAtoE」#7~最終回

中村倫也くんずるいーー。

処女捨てたいっていう夏帆ちゃんにほどよいチャラさでやさしく触れるのほんっとにズルい。あれが田中圭ちゃんでも見たかった。くそーー。クズケンかわいそうすぎるけど生きてほしい。そして伊藤くんがほんっとにクズすぎてドン引き。ねえ、なんでみんな伊藤くんがすきなの?顔?顔なの???そっか、じゃあしかたないね・・・クズな伊藤くんに振り回される夏帆ちゃんのおろかさにイラッとしっぱなしで、それでも最後に聡子ちゃんのお店に行ってチェリータルト買う場面ですくわれた。・・・のかな。うーん、あんまりにも駆け足すぎて雑だったかな。もうちょっと丁寧な描写がほしかった。あの作家先生がスランプから抜け出せたのかどうかっていうのも消化不良だったしこれは映画への布石なんだろうか。最初から映画ありきだからリモコンは投げないよ^^最後のEの女である作家先生と伊藤くんの話が映画で見られるのだとおもってる。

同士でいたいから夫にはならなかったっていう田中圭ちゃんにさいこうにときめいた。惚れた腫れたの幻想的な感情よりも現実的につながっていられる絆を選んだってことは、それは作家冥利につきるのでは。覚悟のつまったバスタブの封印を解いても、そこには綺麗なバスタブがあるだけで、そこに己の淀んだ澱が溜まっているんじゃないかって危惧していた作家先生はそれで安心するんだけど、そんなことで解ける呪縛ならもっと早くに封印を解けばよかったね。なるほどそれが伊藤くんの業か。むむむ。

っていうかこれまで伊藤くんを既存のキャラクタで演出されてきた意味ってなんだろ。 

youtu.be

愛はコンビニでも買えるけどもうすこしさがそうよ/よけいなことはしすぎるほどいいよ/かなしい話は消えないけれどもっと輝く明日!!

草野さんのことばが沁みるよ。スピッツ祭り楽しかったー。

9月の記録

「いけちゃんとぼく」

なにが動機で録画したのかもすっかりわからなくなってますけど、BSプレミアムで録画したものを視聴しました。むっちゃ「じゃりン子チエ」の世界。最初はいけちゃんてなんやねんそれー、っていうかなにそれーっていう感じでその世界観を受け入れるのに時間がかかったんですけど、最後の最後いけちゃんがヨシオの最後の恋人の名前だってわかって号泣です(チョロい)いいね、最後の恋人。夫婦が最後の恋人じゃなくて、お互いの伴侶と(恐らく)死別してからも恋をすることができるんだっていうことに勇気百倍。いやわたしは今でも恋をしてるけど、いつだってこれが人生最後の恋だったらいいなっておもってるけど、でもわたしは自分がそれができない人間だってことも知ってるからだからきっとわたしの人生最後の恋もきっと短いんだろうなっておもう。あんまりにも短い恋だったから、だから相手の子ども時代に会いに行きたいってきもちはわかる。今でもおもう。今でもわたしの好きな人の子ども時代に会いに行きたいっておもう。飼ってるねこをだいじにしなさいよとか言いたいし。

・読んだ本

瀬尾まいこ「あと少し、もう少し」(43)

「君が夏を走らせる」を読んでから再読。瀬尾さんはほんとうにやさしいなぁって3ページごとに声を上げて泣きました。ジローがほんとうにいい子。みんながいろんな屈託を抱えてる中でひとりだけ何も背負っていないジローの身軽さが眩しかった。みんなに便利に使われてることに気づいて省エネ化した某ホータローを思い出す。まさに厨二だと上原先生に指摘された渡部はちゃんと大人になれたのかもしんぱいだけど、桝井くんに憧れ以上の感情を持つ俊介のその後も気になるし、一番抑圧されてそうな桝井くんのその後も気になる。