茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

三浦しをん「ののはな通信」(30)

しをんさんの百合小説読みましたー。 いやー、全編往復書簡形式で、女子高生時代から始まるんですけど、その時代っぷりというか文体というかめちゃめちゃ思い当たる節がありすぎてこの上なく恥ずかしかったです・・・!こんな文章わたしも書いてた!日記という…

島本理生「ファーストラヴ」(29)

第159回直木賞受賞作品。 島本作品にしては珍しいミステリ風味。 なぜ娘は父親を殺さなければならなかったのか? ミステリ風味ではあるけれども出てくる人たちがどれもこれも一筋縄ではいかないめんどくさい人たちで、えらく消耗しました。父親による性的虐…

雫井脩介「検察側の罪人」(再)(28)

映画化されるということで再読しました。 なるほどこれがキムタク氏でこれがにのみや氏と思いながら読んだのでとても楽しかったです。キムタク氏も大学生の娘がいる父親の役に違和感がなくなってきたな~わたしも年を取るはずだよやれやれとかおもってたんだ…

本多孝好「dele」(27)

全然知らなかったんだけど、これは映像ありきで本多さんが作った設定なの?かな??活字コンテンツが映像化されるときに、先に原作を読むか、先に映像を見るかっていうのはあんまりこだわりがなくて、先に知ったのが活字が映像かってだけで、お互いに補完す…

桐野夏生「ロンリネス」(26)

5年ぶりの続編読みましたー。 まあ5年前のことなんてだいたい忘れてますよね、過去ログから感想発掘してきたけど、今回の感想もだいたい同じです。 でも出てくる人たちがたいがい「ふつう」じゃなくて、じゃあ「ふつう」ってなんなのよ「ふつう」って!!!…

7月の記録

・「時をかける少女」 夏になるとやっぱり千昭に会いたくなる。夏はやっぱり野球なんだよ・・・お願いだからもうちょっと気温下がってほしい・・・久しぶりの千昭はやっぱりさいこうに素敵だった。めっちゃだいすきなひとだった。あなたはずっととくべつでたいせつ…

辻村深月「噛みあわない会話と、ある過去について」(25)

本屋大賞受賞後第一作。 ひゃー、怖い怖い。 帯にある「救われるか後悔するかは、あなた次第」という言葉。わたしは圧倒的に後者だなー・・・たぶん・・・(なにか具体的なエピソードを思い出すわけじゃないんだけど 幼かった時の人間関係や未熟だった時の教師とし…

吉田修一「ウォーターゲーム」(24)

太陽と森のシリーズ完結編!帯に映画化決定の文字が踊ってますけど詳細はどこですか!!! 水災害(ダム決壊によるものだけど)とか水事業民営化とかなんの予言かな?ってちょっとこわいくらい。 児童虐待という根底にあるものは変わらないんだけど、胸に埋…

森博嗣「ψの悲劇」(23)

ラストシーンでめちゃめちゃ鳥肌立ちました怖かった。ゾッとした。 館ものの密室連続殺人事件でも始まるのかとおもったのに中盤あたりでようやくこれがSFものだと理解しました。腑に落ちて一気におもしろくなった。シリーズものとしては島田さんくらいしか登…

柚木麻子「デートクレンジング」(22)

また結婚したい女子の話なのかーとかおもったんですけど、まあ、そういう話なんですけど、でもところどころにグサグサと刺さることばがあって、けっこうしんどかったです。一番は終盤のアイドルと行くバスツアーのくだりだった。想像していた期待がことごと…

5月の記録

「ラプラスの魔女」 初日にキメてきました。これは映像にしてはいけないほうの東野さん・・・やっぱり脳の手術とか出てくると胡散臭さしかないし、あの雲と風がコラボしてるやつでバーーーンってなる映像(三池監督っぽい)(という貧困なイメージからくる偏見…

伊吹有喜「カンパニー」(再)(21)

再読したらめちゃめちゃ感動して大泣きしたんですけど!

4月の記録

・ドラマつれづれ 「黒井戸殺し」 わたしが少女のころに読んだ時にひどく衝撃を受けたことを思い出した。EQはさっぱりだけどクリスティはすこしは嗜んでる。「まだらの紐」とか「モルグ街の殺人」とかをちゃんとこどものころに履修できたのはよかったなって…

東野圭吾「マスカレード・ナイト」(16)

マスカレードシリーズ三作目。 ルーティンです。 作中に近くに存在する大人の男性から身を守るために長かった髪を切りボーイッシュな格好をするようになった女子高生が出てきて、時節柄むねがいたくなりました。近藤さんが言われた女体そのものに潜在的な罪…

瀬尾まいこ「そして、バトンは渡された」(15)

瀬尾さんんんんん;;;;;;;; books.bunshun.jp めちゃめちゃ泣いた。出てくる人が(ほぼ)みんないい人で(意地悪な女子高生とかいたけど)優しくてなにこれこんな世界がほんとにあるの?ファンタジーじゃないの??ってべそべそ泣きながらもその優し…

川村元気「億男」(14)

okuotoko-movie.jp 10月公開の高橋一生くんとたけるんが初めて共演するという映画の原作読みましたー。 てっきりダブル主演かとおもたらそうでもなかった。どの役かな~~とかなんにも知らないまんまで読んだんだけど、ああこれでしょ、たぶん全身黒の細身の…

3月の記録

・スカステ 2008年彩乃かなみMS「Singin' Lady K!」 毎年3月恒例のMS特集で久しぶりに湯上りなとし子センパイを拝見しました。めちゃめちゃかわいいですね(まがお)やんちゃな感じの下級生感がたまらなかったです。ちょっと前までは末っ子キャラだったはず…

2月の記録

・読んだ本 綿矢りさ「意識のリボン」(10) ほんとに申し訳ないけど今のわたしがまったく活字を読むコンディションでなかったので目がすべってしょうがなかったです。春までは本は読めないとあきらめておく。 ・「本能寺ホテル」 ・聞いたら泣くやつ 花*花…

1月の記録

「君の名は。」 もしかしてわたしたち入れ替わってるぅ~~?って場面でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って盛り上がれたのでたのしかったです以上です。*1 ・読んだ本 新海誠「君の名は」(9) 口噛み酒の場面がどうしても生理的にむり。えづく。新井さんの映画「ゲルマ…

加納朋子「カーテンコール!」(8)

加納さんの新作読みましたー。 www.shinchosha.co.jp アミの会(仮)のアンソロジで読んだトランスジェンダーの子が入学した女子大が舞台となる連作短編集でした。 廃校が決まってるのに卒業できなかった10人をなんとか卒業させるために合同合宿させる理事長…

加藤シゲアキ「チュベローズで待ってる」AGE22/AGE32(6)(7)

2年半ぶりのシゲアキ先生の新作読みましたー。 ざっくりAGE22は就活するホストの話で、AGE32はサラリーマンになった元ホストの話なんだけど、まさかのSF!そっかー、シゲアキがSFかーー、ってちょっとしんみりした。確かにSFは設定をちゃんと決めておいてそ…

橋本淳「諧謔的見地」(5)

あっちゃんのアミュモバで連載されてたものが書籍化されたやつ読みましたー。>多謝 おたんじょうびおめでとー!!(遅い)バースデーイベントも盛況だったようでなによりです^^^^^^ 連作掌編集はどこか伊坂さんっぽいなぁっておもてたら巻末のインタ…

岡部えつ「嘘を愛する女」(4)

映画を補完する意味でノベライズを読むのは好きなんですけど、これはどうやらノベライズではない?映画「嘘を愛する女」の小説版、とは???? 「もうひとつのラストに涙する」ってコピーがついてますけど、なるほど映画とは違う設定がいくつもあって、すこ…

月村了衛「狼眼殺手」(3)

このミス3位、文春4位、早川1位作品。 機龍警察シリーズ長編第5作。 なんか途中からあれ・・・?っておもったんだけど、もしかしてもしかする・・・?っておもってるうちに結局機龍兵の出番がありませんでしたー。わたしの知らないところで機龍兵が使えない設定に…

市川憂人「ブルーローズは眠らない」(2)

ミステリランキング本を読もうキャンペーン。 本ミス5位、このミス11位作品。 前作「ジェリーフィッシュは凍らない」に続くシリーズ2作目。 博士と牧師。二人目の博士が女性だったというあたりが衝撃だったとおもうんですけど、まんまとしてやられましたね、…

今村昌弘「屍人荘の殺人」(1)

ミステリランキング本を読もうキャンペーン☆ 本ミス1位、このミス1位、文春1位と三冠を果たした上に第27回鮎川哲也賞受賞作にしてなんとこれがデビュー作という怪物作を読みました。 クローズドサークルの密室とか出てくるんだけどそのトリックとなるものの…

12月の記録

「セトウツミ」 映画版も見たー。なるほどなるほど。ドラマ版を先に見てしまったのでどうしてもドラマ版を贔屓してしまうんだけどとりあえずそうすけは髪を切れーーー!あのもっさりヘアでクールなイケメンとかないやろ。あかんやろ。今すぐ髪を切れ。ってい…

瀬尾まいこ「ファミリーデイズ」(53)

初育児エッセイ集読みましたー。 瀬尾さんの育児エッセイを通して、中学生なんてこの世で一番めんどくさい生き物なのに、彼らをこんなにも愛してくれてたなんてほんとにすばらしい先生だなって、こういう先生がきっとこの世の中にはたくさんいるんだろうし、…

長岡弘樹「教場0」(52)

ミステリランキング本を読もうキャンペーン☆ 文春6位。あわてて前作のツーを読んだ次第。 www.shogakukan.co.jp いわゆるエピソードゼロで、風間教官がなぜ右目を失ったのかが明らかにされる事件が最後に。 警察学校の鬼教官になる前の、現場でのOJT方式で行…

長岡弘樹「教場2」(51)

ツーが出てたの知らなかったー! 全作に比べると確かにマイルドになったというか毒が抜けたというか、たぶん前作の衝撃がすごすぎたんだとおもう。警察学校といういわゆる閉ざされた世界ならではのミステリの妙というのは今作においても健在だった。おもしろ…