茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「銀河英雄伝説 初陣」DVD

心待ちにしてたDVD見たー。

前段階として、ニコ生で「第一章銀河帝国編」を見て、お借りしたDVDで「輝く星 闇を切り裂いて」を見て、さらには原作本を3巻まで読み、外伝を1巻の途中まで読みました。

大体、世界観は掴めてたとおもうし、キャラクタの名前もおおよそは把握できてたので、スムーズに銀英伝の世界に入っていけました。

歌って踊ってた編もあったけど、初陣では歌いもせず踊りもしなくて、割と地味な印象。

演技派を揃えたという評判どおり、引っ掛かるところが少なかったのがよかったです。

やっぱりなによりヤン田中がよかった。

しみじみよかった。

想像してた通りのヤンだった。

戦争を嫌い、いかにして被害を最小限にとどめるかに心を砕き、早く引退して年金生活を送りたいと本気で思ってるのにその願いはかなわず、もどかしい思いをしてるだろうに飄々と目の前の難事をこなしていく様がほんとにイメージ通り過ぎて。

仰々しいセリフの多い銀河帝国軍と比べると、割とフランクでそんなに構えて喋ってる感じじゃなくて、その自然なセリフ回しにきゅんとなりました。

これ、田中圭ちゃんやんん!!!!ヤンだけど!田中圭ちゃんやんんんん!!!

ため息交じりに紅茶をすすりながら嘆く様子はほんとに昼行燈でwその自然体にときめきました。

それが、役に対して愛がない、ととられるのも致し方ないとおもうくらいでwでもそんなんこういう使われ方をしていったいどうやって作品に愛を持てと!!なぜにこの一作品だけに登板したのか、謎すぎて文句言いたくなります。

舞台にあふれる愛情を持ってる向きにはきっとまみやくんのラインハルトが素晴らしいんでしょうね、ええ、わかります。

キルヒアイスとの友情を超えた愛情はやっぱり理解しがたいんだけど、それでも忠実で誠実なキルヒアイスのあっちゃんは素敵でした。

あとは、ミカシュンのラップね!

同盟軍側のお芝居は少ないんだけど、その中でしっかりとわたしの中に印象を残していくヤン・ラップコンビすごい。だいすき。

 

いよいよ舞台の銀英伝が完結するようですが、界隈が騒然としたキャスティングにわたしも失望しました。

そしてさらにこの「初陣」の異質さが際立つことに。 

舞台も小さいし、お衣装も一着っきりで質素だし、あんまりお金のかかってない舞台だなぁっていう印象なんだけど、それも「初陣」のようにお芝居に重心を置いたものだと気にならなくて、このままの路線で行けばいいのに、と思ってたのにかなわなかったことが悲しいです。

わたしと銀英伝とのつながりはこの「初陣」だけということですね。