茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

月組大劇場「宝塚をどり/明日への指針/花詩集100!!」

実に23年ぶりに大劇場に行って参りました!

わたしのポンコツ脳ではまったく記憶にない阪急宝塚駅や花のみちの様子に、初めて訪れるも同然の舞い上がりっぷりでした。

最後に大劇場に行ったのが(記録によると)1991年の月組ベルばらだったので、また月組で戻ってきたことになるのですね、感慨深い。季節も同じ、春でした。初舞台生の口上とラインダンスがありました。ちなみに当時の77期生には春野寿美礼朝海ひかる花總まり安蘭けい・成瀬こうきらそうそうたるメンバーが揃ってたようで、わたしはすごいものをリアルタイムで見てたんですね!覚えてないけど!!

今日出会った100期生の中からも未来のスタァが多く出ますように。

 

 

宝塚をどり

前に見た星組さんの「宝塚ジャポニズム序破急~」でも思ったんですけど、やっぱり松本御大の存在が(モゴモゴ)

あとものっそい評判の悪かった(らしい)お経のシーンを彷彿させるものが今回も採用されていて、ほんのり聞かせるくらいならいいとは思うんですけど、割と長くってちょっと辟易しましたね・・・宝塚の舞台に男の人の声はいらないって意見にも一理あるなとは思いますが、これが植田先生の日本物の定番となってしまうのはちょっとどうかと思いました。

しかしながらチョンパは感動ですね。チョンパだってわかってても、そこに広がる色彩の渦にうわぁって声が出ちゃう。

見どころは、まさきさんのお獅子ですよね。ただのわんこ、っていうレポや、タカニュの映像など見ても確かにわんこでしたが、実際見たのもわんこでした。ちょおおおおかわいいいいいいいいい!!!(断然犬派)大きな振りでぶんぶんって手を動かすのも可愛くって、白いモフモフをぶんぶんって振るのも可愛くって、特に片膝ついて、じゃんじゃんじゃん、って動くところがさいこうに可愛いんですけど、あのわんこはどこで買えますかあのわんこがほしいです!!!!!

そして女神像な・・・なんやあれ・・・レポでもみんながあの星組さんのアレを思い出して唖然と頭を抱えたアレっすよ・・・なぜ?なぜここでコレが????見ればわかるかと思いましたが何もわかりませんでした。女神像の必然性がイチミリもわたしには理解できませんでした!!!

よさこいも楽しかったけど、郷土芸能なら阿波踊りもぜひよろしくどうぞ。

トップコンビの絡みがお獅子の場面だけなのがちょっと寂しかったです。プロローグで登場してから、ちゃぴは牡丹の場面まで出てこないんですよね。あとはもうフィナーレ。出番少ないよね。

 

明日への指針

目が足りないーーー!!

組子全員が登場する場面ではみんながみんな小芝居を繰り広げるもんだから、いったいどこを見ていいのやら!!ほんっとに困ります。水夫の優ひかるくんをロックオンしてましたが、とっても可愛かったです。小顔が恐ろしいですね。

レポでさんざんジェイクズ呼ばわりされてて、いったいどのあたりがクズなのかと疑問におもってたのですが、なるほど。ああ、そうですか。

まさかギャンブル狂いの借金まみれってあなた。

借金返済のために人妻をたらしこむ役を引き受けたってそれは確かにクズですね・・・!

まさきさんにあんな風に優しくされたらときめくしかないじゃないの!!!

わたしを誘惑しようたってお生憎様☆って軽くいなすちゃぴさんまじ男前っすね!そんなつもりじゃ、ってちょっとむっとするまさきさんとかwww確実にちゃぴさんの手玉に取られてるまさきさんという図がすんごいおもっしょかったです。ちゃぴさんかっこええええ!!!

人妻とどうやってハッピーエンドになるのかと思いきや、ちゃんとウルトラCが用意されてて、みんなめでたしめでたし、でとってもしあわせなお話でした。

スーさんのアドリブ(階段降りるときに躓きかけて、「こけそうになったわ」って客席の笑いをとってらした)とか、恒例となってたらしいマギーさんのアドリブ(「桃栗三年柿八年、宝塚歌劇は!」「ひゃくしゅうねーーん」「うまいっ!」)も楽しかったです。

 

TAKARAZUKA花詩集100!!

いやはやもうこのノンストップショーっぷりすごかったです。息つく暇もなく次から次へとクライマックスがやってきて、ラインダンスも二回あるし、階段降りも二回あるし、いつものショーの倍以上のエネルギが必要なショーだと思いました。

特にまさきさんは出ずっぱりで、またまさきさん出てきたよ、引っ込んだと思ったらもうまさきさん出てきたよ、の繰り返しで、早替わりも大変そうなのがよくわかるショーで、100周年の記念公演のトップというのはこういうことなのかと、改めてまさきさんの双肩にかかっているものの大きさや重さを感じました。まさきさんだいすき。

それとは別に、やっぱり二番手不在が気になるところです。正二番手がいれば、その分まさきさんの負担も減るだろうに、そうでない今、まさきさん一人にかかるものが絶対的に大きすぎるとおもいます。大人の事情があるのは百も承知だけど、なんとか現状を打破するような解決策をお願いしたいです。

見どころは、ケシの花の場面でのまさきさん(僧侶)のハイパー開襟と、100人ラインダンスの場面でのダルマですよね、ダルマっすよ、ダルマ。まさきさんがそのおみ足を惜しげもなく晒してくださってるわけですよ、ええ、画像で見ましたけれども目の当たりにした時の破壊力パなかったです。踊るわけでもなくw歌うわけでもなくwただ銀橋をひとりゆっくりと渡るだけ、ただそれだけなんですよ!!!!!!なんという!贅沢な!!!でもこれも早替えなんですよね。無理してでもダルマ姿をわたしたちに披露してくだすったまさきさんの心意気にはひれ伏すしかないです。だって首筋に光る汗の量が尋常じゃなかったもの。汗を拭く時間すらないってことですよね。

そしてダルマからの、ブラックローズwwwwwwwwいや、お衣装がどうとかもうどうでもいいくらにまさき節が酷かったですwwwwwww今回の演目はどれもまさき節がいい具合に作用してて素晴らしいことになっていると評判だってんですが、でもこれはないわwwwwwwwwだってなんて歌ってるのか全然わからなかったものwwwwwwwwwwwwまさきさんwwwwwwwwwwwwwwwって笑いが止まらなかったです、ほんとにまさきさんておもしろい。

そして優ひかるくんです。

今回目が足りないいいいいってなったのは主に彼のせいです。今年で研5?6?になるのかな。そろそろ出てきてもいいころだとおもうんだけれども、そんな兆しもなく。博多公演には名前もなく、いったいどういうことなんだとファンをやきもきさせてます。新人公演のショーではマントの女を好演したようですがこれが唯一の見せ場だったのかなぁ。

水夫でもよさこいでもとってもいい笑顔で踊っているのがほんとに可愛くって、いるのを見つけるだけで幸せになれることって絶対あるんだよ、って誰かに言いたくてしょうがなくなりました。

NHKのカメラが入ってたようなのでオンエア楽しみにしてる!!