茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

吉田修一「怒り」上・下(21)(22)

 

怒り(上)

怒り(上)

 

 

怒り(下)

怒り(下)

 

 

読了後の余韻がとても重かったです。

それは凄惨な殺人事件の真相が明らかにならずに被疑者死亡のエンディングだったり、愛する人を信じ切れなかった人たちの後悔であったり、タイトルの「怒り」とはいったいどういう意味なのかと、読むものに問いかけてくるからだとおもいます。

少なからず何かを諦めながら人は日々を生きているのだろうけれど、それでも譲れない一線というのは守っていなければ、とおもいました。