茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

貫井徳郎「北天の馬たち」(26)

 

北天の馬たち (単行本)

北天の馬たち (単行本)

 

北天の馬っていうのはペガスス座のことなんですってー。

貫井さんの作家デビュー20周年記念作品。

アラサーの男子二人で探偵、って聞くとどうしてもまほろが思い浮かんじゃって、まほろだと思っちゃうともう腐ったものにしか見えなくなっちゃって、いやほんとにごめんなさいです。(たぶん悪いのはしをんさん)偽りのない友情、って言われても素直に受け取れないわたしが悪いんですよね、そうですよね。主役の大男も、見えない絆に入りたいのに入れなくて悶々とするとかもうそれなんの三角関係って感じだし、そこに大富豪の美女(訳あり子持ち)とか絡んでくると、え、どんな四角関係!?ってなるし、書きたかったのが友情についての物語だったと言われてもピンとこなくてほんとに申し訳ないです。

そんなわたし側の事情はさておき、横浜の馬車道で探偵業っていう設定に何も感じられないのが敗因だと思うのですが(濱マイクは知ってる)、お話自体も絵空事っぽくて、同棲してる探偵ズに惚れる喫茶店のマスターのきもちに共感できず、出てくる男同士の友情というものにイメージが湧かず、なんで富豪の美女がいけすかない男と結婚したのかっていう理由も釈然とせず、結局のところみんなに愛されてた男の一人娘を守るために周りの人間(主に男)がその身を捧ぐってお話に納得できなかったのが残念でなりません。内容の割に軽いのかな。キャラが。