茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

2010年月組「スカーレット・ピンパーネル」

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおまさきさあああああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん

黒いお衣装に身を固め、キラキラの目を封印したその孤高の姿に涙しかないです・・・革命が成功した後の狂乱の中で、己の信念を曲げずに貴族たちを執拗に追い詰めようとする様は哀れでしかなく、さらには同志だったはずの元恋人が自分の知らないうちにイギリス人貴族と結婚することになりコテンパンに振られているにも関わらず、海を渡って追いかけてしまうあたりの執着にも泣ける・・・しかもその彼女には一瞬たりとも愛したことなどない、ってキッパリ言われちゃうし、ううう、胸が痛かったです。革命のさなか、ともに戦った仲間として愛したマルグリットへの想いが切なくて、マルグリットに、ほんとのほんとは革命マジックもあったかもだけどでもそれでもあの時隣にいた彼のことをちょっとは愛していたでしょう?って問いたいです。少しは彼に報いてあげて・・・。せめてパリに戻った彼がどうか穏やかに暮らせますようにと祈らずにはいられなかったけれども、その未来に明るいものは一切ないだろうのは想像に難くなく。嗚呼、わたしがお側で支えて差し上げたい、とめそめそ泣きました。おいたわしや。どうか彼の魂が安らかでありますように。

対するパーシー夫妻のすれ違いっぷりよ。マルグリットが不憫で・°・(ノД`)・°・誤解ゆえだってわかるけど、それにしてもパーシーが酷いです。好きなの?ほんとに?どこが?なんで?好きなの???って肩がくがくして問い詰めたくなりました。疑心暗鬼になっちゃって一緒にいるのもつらいならいっそ離れてしまえばいいのにそうもせず、いわれもない仕打ちを受けるマグリットがほんとに可哀想で、正義の味方であるはずのパーシーをどうしても好きになれなかったんですけど、これっていいんですかね。何か間違ってる気がする。ひょうきんな風に振る舞ってそれを隠れ蓑にしてるけど、でもそれよりももっと大事なものがきみにあるだろう!!!!!!!!ショーヴランじゃなくても、どうしてあんな男を好きになったんだ、って言いたくなるよね・・・二人のラブストーリーにもっと説得力がほしかったです。物語の終盤、わたしあなたのことなんにもわかってなかったわごめんなさいってマルグリットが謝りますけど、謝らなあかんのはおまいのほうだろおおおおおおお!!!!!!!!疑って悪かった、って言わなあかんやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!ってぷんすこしてたらちゃんと謝ってたのでゆるしてあげます。夫婦の会話は家でやれええええええええええええええええええええええええ!!ですよねわかりますショーヴラン、なんだよ結局夫婦喧嘩は犬も喰わねえってやつっすか!けっ、やってらんねええよなあああ!!!(超やさぐれ)痴話喧嘩に盛大に巻き込まれたショーヴランさん超絶不憫ですやっぱり怒っていいとおもうよ。

あと、どうしても触れなければいけないのが、アルマンとの役替わりですよね、神はどうしてこのような仕打ちをわたしの愛する人に与えたもうたのか。でも伝わってくるのは誰が従容として運命を受け入れてやるもんかっていう強いきもちで、ただその強さを尊敬するしかないんだけど、どれだけアッカンベーしてもついでにお尻ペンペンしてもそれでもヤレヤレって顔されながらも運命に愛される人なんだとおもう。好き。この時期があったから今のまさきさんがいる。だからわたしもどんな時のまさきさんからも目を背けることなくちゃんと見つめていようとおもう。

今より4歳若いまさきさんは、顔の輪郭もちょっと丸いような感じがして顎のラインが福々しいのがかわいいです^^黒髪まさきさんのビジュアル最強説。笑顔もほとんど見られず、射るような眼差しがせいいっぱいの強がりのように見えてただの残虐な革命家じゃないと思わせるのです。今は見られない悪役二番手なまさきさん見られて楽しかったです(強がりじゃない・・・)そしてお歌にちょっと引っかかったのですが、もしやこれが噂のまさきさんが喉をいためた公演なのでは・・・?と思い至りました。収録は4/23だったのですが、初日前にはすでに声が出ない状態だったでしょうか?初日は4/16だったので、まだ万全じゃなかったのかな?急いでPB取り出してきて小池先生との対談とかインタブーとか読んで、当時のまさきさんの心境を(勝手に)慮って泣きました。さぞ悔しい思いをされたであろう。その悔しさは時を経た今でもわたしの胸につきささる。プロダクションノートも見ました。まとってるオーラが怖い。これは近寄れない。一人で台本とか譜面とか見てる姿は凛としつつもとんがってて、よくもまあみりお様はこんなこわいひとの懐に飛び込めましたね・・・って尊敬の念がふつふつと。しかしながら時折上級生の方たちと楽しそうにフリの確認などされてる姿もあって、まさきさん・・・(万感のおもい)ってなる。歌稽古もまた違ってきて見えます。すでに違和感があるような、むつかしい表情をされてて、思い通りにならないことにいら立ってるように見えます。これは近寄れない(二回目)。パレードの歌稽古の時には前を見据えて、一人譜面も見ずに眉間にしわを寄せながら立たれる姿が痛々しくも神々しく、ああ、ほんとに大きな試練を乗り越えられましたね、って神のごとく抱きしめてあげたくなりました。

みりお様はいつだってどこだって麗しい。

まだ男役だったちゃぴが子役で抜擢されてて、おおお、ってなりました。激動の月組の歴史のこれもまた一ページ。

フィナーレのまさきさんはお芝居ではついぞ見せなかった笑顔を惜しげもなく見せてくだすっててああこれに飢えていたのだわと感涙。

何の屈託もなく、星組さんバージョンも見てみたい。