茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

雫井脩介「ビター・ブラッド」(29)

 

ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)

ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)

 

ドラマのほうはちゃんと見ていないので比較はできないんだけど、でも数回見た感想としては、これ雫井さんに謝ったほうがいいんじゃないの???でした。

設定だけを借りたまるで別物。ドラマがどんなオチをつけるのかはわからないけれども、父子の確執がこんな展開になるなんて。泣いた。泣きました。まさかこんな終わり方をするなんて><彼の妻は、彼達の母親は、今どこで何を思っているんだろう。

それを軽い雰囲気に見せて信じて待つ彼らの姿に、涙が止まりませんでした。

ジェントル、めっっっさ、ええ人やんけええええええええええ!!!!!

これは宛書かとおもうくらいに渡部さんが脳内で大活躍でした、ええ、主にジャケットプレイのあたりですけれども。あとは、クーガーね、クーガーwwwさっぱりわからなくてググりましたよ!!!コメディの色は強めだけれども、でもそれだけじゃない、さすが雫井さんでした。すごくおもっしょかったです。

あと言うておかなければならないのは、ドラマでの忽那汐里ちゃんのキャラなんて小説には出てこなかった、ってことです。ええ、若い女の子なんていなくたってお話は十分におもしろいんです。完全なる蛇足。