茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

湊かなえ「豆の上で眠る」(36)

 

豆の上で眠る

豆の上で眠る

 

最後の風呂敷のたたみ方があまりエレガントでなくてうーーーんって唸ったらやっぱり連載物だったんですね、ミステリは特に連載物よりも書下ろしのほうが好きです^^

新生児取り換えの動機はいいとしてもその内容がお粗末すぎたし、だいたいがそのカラクリ自体がぼんやりとはあるけれども途中でわかっちゃったーって言えちゃうくらいで、その秘密を両親以外には内緒にし続けたことにも納得がいかないし、だからこその結末だとはおもうんだけれども誰も幸せになれない選択をしてしまった両親(特に母親)に対して嫌悪感しかなく、その常軌を逸した行動による最大の被害者である彼女が不憫でしょうがないです。彼女はもっと親に対して、自分勝手な人たちに対して怒ってもいいとおもうよ。

それとは別に、自宅からそう離れていないところに長期間監禁されていたという事件は衝撃で、それは確かに一件一件不躾であっても近所のすべての家の中を見て回りたくなるなーと親としておもいました。