茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

2004年月組「飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛Ⅱ」

研4のまさきさん~♡

彩輝直のトップお披露目公演にして娘1映美くららの退団公演で、この後娘1不在の時期につながる・・・ってなにこの既視感。

二番手特出期間ってなんなんです?霧矢さん不在で、雪から貴城けい、花からあさこさんが特出してきてて、ゆうひさんとの同期トリオで話題になった?その後あさこさんはエリザでエリザベート役ですって??事情がよくわからんのですけどカオスなことだけはなんとなくわかります・・・ゆうひさんが、同期二人と一緒だったこの公演は自分のできなさが浮き彫りになるばかりでほんとうにツラかった(ニュアンス)みたいに言われてるのを見ると酷な状況だったんだろうなとおもいますよね・・・なんかもう諸悪の根源はエリザなのではないかと思ってしまうくらいで、あさこさんのエリザベートとはいったいどんな意味があったのか、果てはかちゃのエリザベートとは、と月エリザに思いを馳せてしまいます。月組が不穏すぎる。各組のスタァたちの並びに特になんの感慨も覚えないのでわたしには意味がなかった。

大化の改新を、蘇我入鹿を主人公に据えることによって今まで持ってた先入観を覆す風景は新鮮でしたが、主人公が哀しい最期を迎えるお話がお披露目でええんやろか、とまた遠い目になりましたよね。

お芝居の方ではまさきさんは「俳優」という4人口の一人で割と出ずっぱりで、お衣装からして見つけやすく、判別もしやすくて見てて楽しかったのですが、ショーの方はちょっと厳しかったです。それでも8場の8人口に入ってたり、19場の4人口のコーラスに入ってたりとその片鱗はあるのですが、OPとEDでババーンと登場してテロップまで出るみりお様には足元にも及ばなくて畏れおおいですぅ、そういえばお芝居の方でもセリフはなかったけど主人公の子役をやってらしたわ・・・

ストーリー仕立てのショーはノバ・ボサ・ノバっぽくもあり、一日限りの命の妖精が人間と恋をするっていうのはPUCKをほうふつさせ、いろんな序列がくっきりと見えるパレードの階段降りはやっぱり感慨深く、あさこさんのもつ磁力にとても引き寄せられました。なるほどあさこさんという説得力。映美くららちゃんはキュートで可憐でとっても可愛い。わたしはトップコンビは揃ってクライマックスを迎えることが美しいと思ってる派なんだけど、先日も彩乃かなみさんのサヨナラショーを見て思ったのですが、娘1がトップスタァに見送られ、多くの男役スタァたちを手玉にとる(言い方)かのようにかしずかれ笑顔で去っていく姿もまた感動的だなぁと思いました。コンビ揃っての退団だとどうしてもトップさんがメインになってしまうだろうから、こんな風に娘役が一人で階段降りをして舞台の真ん中に立ち、銀橋を渡り、組子みんなを見返り、トップさんに抱きしめてもらう、っていう姿がとても感動的で、ああ、いい風景だなぁって涙が止まりませんでした。宝塚はどうしても男役がメインの世界で、娘役さんは軽んじられてしまいがちだけど、でも側にいる娘役さんによって如何様にも変われるのが男役というものだとおもうので、娘役の力というのは無下にはできないくらい大きいものだとおもう。宗旨替えをしてしまいそうなくらいよいサヨナラショーでした。