茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

真保裕一「レオナルドの扉」(18)

真保さんの歴史冒険小説。

 

レオナルドの扉

レオナルドの扉

 

え、これ真保さん?真保さんだよね?って何度か作者を確認しましたよねw

なるほどあとがきで書かれてるようにアニメっぽい。すこぶる。なんなら絵面まで浮かんでくるくらいに。ジブリでもいける。かもしれない。

それにしては主人公たちが年齢(16歳)の割に幼い感じがしたけれども。

あとヒロインが弱い。敵と思われた女キャラ(20歳)が実は本命だったってあたりも少々手ぬるい気がする。

なんにせよすべてがご都合主義というにはアレだけれどもうまくいきすぎてファンタジーすぎるのが子供だましだなーって思ったんだけど、そういうものとして書かれたのならば納得します。

なんでもダビンチノートに書いてあるって言うたらいいと思ってるだろー。

軽妙な文章に騙されそうになるけど運が悪いというだけでは済まされないバレル大佐が気の毒です。

すっかり悪者のナポレオンも、こないだ恋するナポレオン(というタイトルではない)を見たばかりなので脳内ではちえたむがセリフをしゃべってくれて楽しかったです。