茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

連続ドラマW「夢を与える」(全4話)

あっちゃんがドラマに出ると聞いてとてもとても楽しみにしていたやつを視聴しましたー。>多謝

一話終わった時点で出番が5秒くらいと聞いた時に嫌な予感はしたんですけれども、予感もくそもあるもんかって感じで、4話まとめて10秒くらいでしたかね!割と真面目にちゃんと見てたのに初見時はどこに出てたか本気でわからなくて、慌てて二巡目の旅に出ましたからね!CM制作班のひとりでしたー。二話目にも同じように微かに出てて、三話目にはなんと!アップが映るという快挙を成し遂げ!!四話では出番がありませんでしたー。

酷い出る出る詐欺であった。

なんだろう、なんのお付き合いだったんだろう。監督のこと好きなのかな。

ドラマは、そんな視点で見てることを忘れさせてくれるくらいによいドラマでした。その点は救い。

主演の小松菜奈ちゃんは初めて見る女優さんですが、映り方によって見え方が違ってくるおもしろい女優さんですね。しかし小松菜とは。超絶美人ってわけじゃないのにとんでもなく綺麗に見える時があるから目が離せない系。水原希子ちゃんとか二階堂ふみちゃんとか小雪とかと同じイメージ。菊地凛子さんはお年のわりに貫禄がありすぎて年齢知ってびっくりする系。エキセントリックな役よりもこういう役の方がすきです。あと夏帆ちゃんがちょっと大人になりすぎててショックでした・・・彼女の行動が理解できなくてもやもやします。

なかなかに行間を読め的な場面が多くて、それでも理解は及ぶ範囲だからその余白の大きさが渋いなぁって思ったんですけど、たとえば幹子が夕子を芸能界に入れたかった心境だとか、東京でいったいなにがあったのかだとか、夫婦の馴れ初めとか、多摩に対するいじめであるとか、あの流出動画を撮影した彼のことであったりとか、詳しく言わないことで残る余韻があったので唸りました。目が離せなかった。

最近のドラマは、映像ほとんど見なくても音を聞くだけでなんとなく把握できてしまうので画面見ずにほかのことしてしまうことがあるんだけど、それはわたしだけの責任じゃないよなぁとこのドラマ見て思いました。よいドラマは、目が離せないものなんだよね。セリフのひとつひとつを書き留めておきたくなる。

今回は最後の、カメラの前で語る夕子の言葉が、まさに「茶の間」なわたしにとっては刺さる言葉で、わたしがテレビを通して得たと思ってるものは、見てる側がスイッチひとつ押すだけで全部消えてしまうものなんだと言われてドキッとしました。

わたしはいろんなものをテレビを通して消費しているけれど、それは確かにわたしの中を素通りしていくことが多くて、残らないものが多いのだろうけれど、たくさんの通り過ぎていくものの中で、何か引っかかるものは絶対にあると思うから、それらがわたしの中に溜まってそしてわたしの感情だとか思考だとかのもとになってるのだと思う。

消えることを恐れる気持ちはわかるけど、その恐ろしさはやっぱり茶の間にいるわたしにとっては切実なものではなくて、たとえば誰かが芸能界からいなくなってしまって二度とわたしの目の前に現れないようなことがあっても、それでもわたしはわたしの毎日を生きていくし、テレビの中の人たちに振り回されるのはおかしいから、だからテレビの中の人たちもどうかそんなに怯えないでほしい。テレビじゃないところの世界も、大事にしてほしい。