茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2001年花組バウ公演「マノン」

次回月組大劇場公演「舞音」と原作を同じくするあさこさん版の「マノン」を見ましたー。

あさこさんのバウ初主演作品、当時研10。

相手役が彩乃かなみさんで、さらに園加さんの姿まであってこれはいったい何組なのかと。

二番手をはってる研5の蘭とむさんだったり、壮さんだったり未涼さんの姿があったりしてこれはいったい何組なのかと(二回目

真倫さんが花組らしさの名残(って言うな)なのかな。とんだカオス。

とし子センパイがおとめの「演じてみたい役」にこの作品のロドリゴを挙げてらして(直近三年のおとめにはそう書いてある)(それ以前のものは手元にないので確認できない)気になってはいたんだけれども、その作品を月組で上演するとか発表になった当時はわりと衝撃を受けたのですが、今は落ち着いてます。なんでも時間が解決してくれる。見たところ役が少なそうなので、配役出たらまたオラオラ言いそうな気配はしますが、バウ公演と大劇場公演ではいろいろ違ってくるだろうし、舞台設定も違ってるし、この作品にはいなかったような役がたくさん出てくるといい・・・なぁ・・・うん、あまり期待せずにハードルは低く低く設定して、楽しみに待ちたいと思います。先行画像もポスター画像もまさきさんがちょうイケメてて金髪に白軍服さいきょうすぎたのでできればとし子センパイもそっち側でお願いしたいですよろしこ。ちゃぴが本妻の貫禄と迫力を見せつけてくれたので、まさちゃぴ至上主義ではないわたしもトップコンビの恋愛模様に今から胸を高まらせております。

しかしそれにしてもロドリゴの生活力のなさと、お金がないからギャンブルで稼ごう☆っていう発想がダメ男すぎて、これは結婚してはいけない男の典型や・・・って頭を抱えたんですけど、とし子センパイはどこを見てロドリゴをやってみたいと言われてるんだろう、お伺いしたい。お金がないからお金持ちの人に囲ってもらって、それで二人で楽しく暮らそう☆っていうマノンもたいがいだけど、ほんとにこれは出会ってはいけない二人が出会ってしまった悲劇以外のなにものでもないですよね・・・若さって怖い。

そもそも冒頭、マノンは何から逃げていたのかよくわからなくて混乱したし、最後はどうして国外追放になったのかよくわからなくて、あの女囚人たちはどうしてそんなにひどい目に遭わされているのかって気になったし、あさこさんのお友達だった壮さんはいつの間に修道士になったのか不思議だし、お金持ちのボンボンからお金を搾取してやろうって思って近づいたはずの蘭とむさんが思惑が外れてしまってあんまりいい思いできないうちに結局二人の恋愛に巻き込まれて命を落としてしまうことになったとかキャラブレにもほどがあるのでは!!っていろいろおかしかったけど、恋に目が眩んで周りが見えなくなったまさちゃぴが逃避行の末に死んじゃうっていうオチがわかったのでよしとします。お金が関係してるのと最後に心中しちゃうのって「恋の大和路」パターンだよね、って見ながら思ってました。