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茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

2012年星組バウ公演「天使のはしご」

とよこさんのバウ主演公演見ましたー。

この公演の次の本公演で退団されたんですね。ほんとうにこの公演を機に退団を決められたのか、それともずっともっと前から決めてらして、餞だったのか。一幕終わりで名前を編み込んだ歌をうたってらしたり、まるでサヨナラなのかと思うような歌詞のお歌があったり。もしや、と思わせるにはじゅうぶんなものがあちこちに散りばめてられていたような気がします。

とてもハッピーなラブストーリーにきゅんきゅんしました。とよこさんかっこいい。理解してもらえなくて誤解されて大っ嫌い!ってところから始まった彼の恋が長い時間を経てしっかり彼女に伝わって報われたことに感動しました。

自由に恋愛して結婚するなんてできなかった時代であっただろうに、家のためとかお金のためじゃなくて大好きな人と結婚したいっていうメッセージを前面に出してきて、そしてそれが不自然ではなくコミカルなお芝居をところどころにはさみつつ展開していくのがとっても面白かった。騒がしいだけの家族と姉妹かと思い、そのせいで恋が壊れたんじゃないかと苦々しく思ったのに、ともみんが改心するきっかけとなった末娘に対して、彼女は中流階級だとか末娘だとかいうことにまったく僻んでなくてとても素直なんだっていうセリフで泣きました。とてもいい家族だった。みんな幸せになれた。音花ゆりちゃんと天寿さんの結婚もしあわせなものだったらいいな。

とよこさんは、ほんとうにビジュアルが素晴らしくて、どこまでも上品なのが素敵で、確かに頭身はそんなだけれどもそれを補って余りあるものがありました。もちろんそれは相手役の音波みのりちゃんのおかげでもあって、横に立つことによって真ん中の人を素敵に見せられることのできる娘役さんだなっておもいました。少し白羽ゆりちゃんに面影が似てる気がする。

二番手ともみんと三番手美弥ちゃんと二番手娘役だった華雅りりかちゃんがこの公演を最後にそれぞれ雪月花に組替え。英真さんはこれが専科に異動になってから最初の公演。いろんな節目の作品だったのですね。

モブの中にはポコちゃんもいて、役名はなかったけれども士官姿は凛々しくてかっこよかった。ゆっこちゃんには役名がついてたんだね。フィナーレのともみんセンターの五人口にはポコちゃんも入ってた。長らく星組を支えてきたのであろう人の真ん中に泣きました。

五人姉妹には妃海風ちゃんと綺咲愛里ちゃんもいてなんだかとっても星組らしい風景だった。みんなに愛されて自由に気ままにふるまうあーちゃんかわいかった。汐月しゅうくん懐かしいね。そして天寿さんの奮闘。

二番手(目)のまま退団されていく方というのは今までにも何人もいらしたしきっとこれからもいらっしゃるんだろうし今のわたしの贔屓組の状況を鑑みるにまるで他人事とはおもえないんですけれども、ファンの人たちの想いがどうかちゃんと昇華できるようなおわりかたであるといいなとおもいます。ああ、それは他人事ではなかったかな。宝塚を好きな人たちがずっと宝塚を好きでいられますようにと願わずにはいられないです。