茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

月組大劇場「舞音/GOLDEN JAZZ」

見てきましたー。

PUCKの時と同じスケジュールでの観劇でしたが、なんとその時と同じようにまたしてもみりお様とご一緒とあいなりましたwもしやとは思ってましたがやっぱりー!ってなりましたねwwwほかにもキキちゃんやちなっちゃんなど花組さんがたくさんいらしてて、特にタンバリンで有名な天真さんもいらっしゃったことで非常に盛り上がりました!あいにくわたしの視界に誰も入ってこなかったのであちらこちらで何が行われていたのかまるでわからず、ほんまにそんなことがあったんか!!とひとさまのレポで知る始末。おかしい。一年ぶりのみりお様でした。

 

「舞音」

・支配人は後半になってからでないと出てこられないということで前半はリラックスして観られました。ロックオンしないで舞台を見るとこんなに視界が広いんだな、って「A-EN」を観た時に感じて感動したのと同じ感覚。サイゴンの港では街行く人々を眺めていたのですが、一人様子がおかしい子がいて、どうやら屋台でなにやら食べてるんですけどものすっごいリス顔(両方のほっぺたをパンパンに膨らませてた)で誰だとオペラ構えたら案の定このちゃんでwおまいか!!!!ってゲラゲラ笑いました(心の中で)

・二回ある「La Perle」の場面ではひびきちゃんをオペラでガン見。下級生の娘役ちゃん(清華蘭ちゃんだと教えていただいた)(まだ研4のうら若き娘やくちゃんをたぶらかすひびきちゃんとか)(その設定だけでもう)とダンスしたり談笑したりで楽しそう!月組っぽい!!(ひびきちゃんはわたしの中で月組の象徴なのである)二回目のクリスマスのシーンでは壇上でずっとダンス踊っててまさにひびきちゃんオンステージ!しびれる!!やさしい笑顔なんだけど見てると笑っちゃうからほんとにひびきちゃんは存在自体が罠。

・ベッドシーンktkr!聞いてた通りただの18禁だった。美弥さまがひどかった。床の上転がってくんずほぐれつとかそんなのあかんやつだった。これはまさに生の舞台ならではだと実感したシーンだった。わたし、好きな人のラブシーンだめな人なんだけど、まさきさんのラブシーンは全然平気で今まで胸を痛めたこととかなかったんだけど今回のあのベッドシーンはなんだろ胸が痛むっていうのとはちょっと違うんだけど、あの、正視できませんでした・・・!なんだろう、気恥ずかしい?っていうのがしっくりくるのかな。ふうううううん、まさきさんたらそうなんだぁーーー。みたいな。ハイ、ときめきました。今までにないラブシーンでした、ありがとうございます、堪能させていただきました、ごちそうさまです(合掌

・お祭りの場面で海軍士官さんたちキターーーーー!!ゆりぴょんの笑顔が眩しすぎた。なつこさんと顔を見合わせてあははうふふってするのちょうかわいかった。そしてランタンとっても綺麗だった。タカニュのスカナビトークで言うてましたがまさきさんがベトナム土産に組子全員にランタンをあげたと聞いて\(^o^)/

・さて支配人の登場です。下手花道に登場だなんて聞いてなかった\(^o^)/ビックリした\(^o^)/ぎゃーーー支配人かっこいいいいいいいいい!!!!!!

・ここからずっと支配人のターン。まさかここまで出ずっぱりとは。花道からちょっと出てきてはすぐにハケる、とかも多かったんだけど、とにかくずっと舞台にいるっていう印象。特に印象的なのが、最後シャルルとマノンが逃げるときに「早く、最後の舟が出る」って出てくるところで、おお、ここも支配人なんだ。と。

・たまきさんとの並びといいなにかとヴィトーさんと比べたくなりがちですが、ヴィトーさんよりもずっと表情豊で、そして大人だった。今回お芝居でもショーでもずっと見てて大人だなぁ大人だなぁって思ってたんですけど、支配人はものすごく大人でした。若い革命家たちを束ねるその立場からしてもそうだし、一番覚えてるのが、武器の略奪に成功したカオたちをよくやったと労った後に、危険だから今夜はここ(店)にいなさいっていうセリフで、その「いなさい」って言葉にクラクラしました。支配人の年齢設定っていくつくらいなのかな。40代くらいでもおかしくなさそうで。ほんとに素敵だった。

・クオンには何も信じることができなくて野心だけは有り余っててそれでも結局その信じることができなかったことが弱みとなって破滅していくのが、支配人の強い信念と相まって切なかったです。信じる者がある人は強い。

・いつだって大人で冷静で見える笑顔だって嘘でしかないってわかるような人なのに、るみこさんを前にした時だけ感情があふれるように表情豊かになるのが。るみこさんを助けた途端に泣き出しそうな表情になったりするのが。そんなにるみこさんが大事なのですかと嫉妬するレベル(役名で言え

・彼にとってるみこさんがリミッターだった。

・終盤は警官とか兵士の礼華はるくんを探すのにひっしでした。だいたいいちばんおっきいのがはるくん。しかしながら後ろを向いてたり暗がりにいたりして難易度高かったです・・・おかげでハノイの民衆にいる士官ズを見つけること忘れてた・・・ショック・・・

・支配人さんが。(言葉にならない)(察して

・水の精霊ほんとに美しかった。最後の場面のまいまいさんとくれあちゃんのふたりの佇まいが静謐すぎて。神々しかった。

・シャルルはマノンを失って、自分の来し方と行く末をどう思ってどう生きていくんだろう。流れに流されて自分というものを持てなかったシャルルの自我の芽生えによる悲劇だったんじゃないかな。

 

「GOLDEN JAZZ」

・そうなんだよ、ここのビッグママズにすーさんが入ってないということ。Mirageの場面で歌い、Rhythmの場面でダンサーに混じってるってほんとにすごい。うちの副組長まじすごい。

・ショーが!ショーが!!ショーが楽しい!!!!一年ぶりのショー、って言葉に愕然としましたがまさにその通りで、クリタカ以来のショーに昂ぶりを抑えきれませんでした。どこを見ても月組子ちゃんで(アタリマエ)月組だぁ!ってすごい感動しました。

・月型のフロートの上で振り付け講座さながらに踊って見せる三人が愛しい。ありがとう。なんかもうこの世のすべての森羅万象に感謝の気持ちをささげたくなる。月組尊い。ありがとう月組

・「Rainy Orchestra」

大太鼓抱えてる礼華はるくんがかわいい!小走りになってるのもオモチャの兵隊さんみたいでほんとにかわいいし、アレ軽そうだけどおもたいのかな。えらいね。力持ちだね。とんだ孫だわ。そしてひびきちゃん。ジョーとの並びからして濃厚なのにしょっちゅう顔見合わせてたりするもんだから!もう!!(逆ギレ)でもあの場面のピックアップは挙動不審になるレベルでドキドキしました。え、退団者じゃないよね????

・「Mirage」

としあさの並びにやっぱりこの二人は似てるわと思いました。今回は黒髪同士だしなおさらに。しかしながらあーさと並ぶととし子センパイの大人っぷりがさらに倍増されるようであーさの隣にいるときの効果が抜群で唸りました。若い子に囲まれると顕著で、一朝一夕では出せない男役が炸裂してるのが素晴らしく、これはやはり年季のなせるわざなのだと。この時のお衣装さばきもかっこよかった!最初の暗転時のからんちゃんがるみこさんに仕掛けていくところ見逃さなかったわたしえらい!そのあとに現れるとし子センパイがあーさの腰を抱いてる(語弊)もちゃんと見られた!

・「Go to the Luxury Club」

やだもうかちゃゆりゆうきかわいい!!あれはお尻に釘付けになる!!マギーさんさいこうか!知ってる!!ぶっちゃけお芝居のほうではサヨナラだというのにあまり考慮されていないように思えたあきさやさんのショーでの姿はどれもこれも涙腺にくる。

・「High MOON」

中詰めキタ。至高。ほんとにかっこいい。恐らくものすごくハードであろう場面でこれでもかとカッコイイをエンドレスで繰り出してくるから見てるほうもすごく消耗するし何回も息止めた。命の危険。想像してたとおり、いやそれ以上にかっこよかった。マギーさんが階段の上で歌ってる時の段下のふたりが正解で合ってますか!!おかしな声が出て固まりましたよ・・・ほんとに想像以上お値段以上価値ある場面が多すぎた(泣いてる)黒髪の威力をこれでもかと思い知らされた気がします。黒髪だとチャラさがなくて本気の色気しかないじゃないですか。それがマズいんだとおもいます。あと、目線。腰とかダンスの動きはもう大前提としてあるから置いておいて、それ以上にものを言うのが目線の使い方でほんとにしぬかと思いました。表情の一つ一つに翻弄されまくりました。なんだろうダンスの動きの一つ一つに余裕が感じられるからこその技なんだとおもう。とし子センパイのハイスペックぶりが恐ろしくただ客席に埋もれるしかなかったです。中詰めバンザイ。

・ロケットははるくんに注目☆センターのギリギリの隣にいるから見つけやすく背の順素晴らしい!迫力満点の太ももでございました。

・「Rhythm」

あのお衣装どうにかならんかったのか・・・いやもう全力で踊るダンサーのみなさまの姿には圧倒されるしかなかったのですが、ほんとお衣装が・・・とし子センパイの側転に界隈が微妙にどよめいたことが面白かったですwww側転できるんだwwwなんでもできると思わせといて意外なことができなかったりするからほんとに侮れないというか一筋縄でいかないというかおもしろい人なんですけど!!中詰めからロケット間くらいしかお休みする間がないだろうにとその過酷な状況を成しえる姿にほぅ・・・っとため息。嘆息。

・「GOD SONG」

白いお衣装になんだろうこのさびしい感じは・・・!と動揺を隠せなかったです。来るべき時に備えよということなんでしょうか。まだ覚悟なんてできない。もうわたしには覚悟なんてできないんじゃないかって最近は諦めてる。悲しいこととかそういうの全部ちゃんと受け止めようとおもう。あきさやさんと星那氏がピックアップされてまさきさんの両隣で踊る場面で泣きました。手拍子じゃなくて大きな拍手を送りました。ほんとうにこれでサヨナラなんだなって実感がわいてきて。さびしい。さびしいです。いなくなっちゃうんだなって。お芝居では泣かなかったけど、ここでは泣きました。あきさやさん、ご卒業おめでとうございます。たくさんの楽しい思い出をありがとうございました。どうか未来に幸多かれと・・・!

・そしてフィナーレ。もうおしまいなのかとびっくりした。体感15分は嘘じゃなかった。黒スーツ姿も凛々しくてため息しか出ない。今まではどこか男役・宇月颯を見ても、ああ頑張ってるなかわいいねっていうふうにしか見られてなかったと思うんだけど、今回はかわいいと思ってた年下彼氏がいつの間にかすっかり大人の男に成長しててうっかりときめかされちゃったわ的な感じがあって、いつのまにそんな余裕を身につけたのだと!!!(バンバン

・くれあちゃんと組んで踊ってたのも憎らしい。同期め♡ってずっと思いながら見てた。ここの関係性もときめく。ひびきちゃんとはまた違うものが見える気がするから。

・階段降りは段上のふたりのアイコンタクトを見逃してしまって全力で凹んでたので何かを思い煩う暇もありませんでした><くっそ><まじショック><><次回の信長では階段降り復活するって信じてるから!! 

 

 

さて気になる次の振り分けですが。

たまきさんがめでたく正二番手となられて、次の月組のあるべき姿を想定するに、Banditoからの今回の舞音を見るにもしかしてもしかしたら頼られてるのやも、と覚悟をしてみたり。そこはわたし的には望むところではないのですが、それでも頑張られると言われるならばついていくしかないなと、ここでも覚悟を決めて見たりなど。でもわたしの覚悟ほど信用ならないものはないので、どうなるかは風のみぞ知る、ですね。望まれるのならば、それはとてもありがたいことであるなと今はなんとか己をなだめたいとおもいます。