茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

ビバ!タカラジェンヌ

とし子センパイのビバタカ聞きましたー!

まさきさんとのデュエットソングが流れるであろうことはわたしの中で既定の事実だったんですけれども、こうやって音源もらえるのほんとうにありがたいです;;ルサンク発売前の感想として取り急ぎ。

 

信長)わが手を取りて契り結んだ お前がなぜにわが道に立ちはだかる

長政)「兄上」あの日を忘れはしない あなたと誓ったともに立つと 憧れにも似たる 血潮騒ぐままに

信長)同じ道がおまえも見えていたのに なぜにわれと行くと言えずに どうして古き道戻るのだ

長政)わたしにはできない 古い軛の中

お市、兄上にお別れを申せ」

 

そう、やっぱりこの「あの日」「わが手を取りて契り結んだ」ふたりの愛の物語でしかなくて。なぜ。なぜ。なぜ。信長のいら立ちが伝わってきて、愛していたからこそ許せなかったのだという想いがほんとうに切ない。この世界における長政さまはどうして信長を裏切ったのかがよくわからなかったんだけど、それが「古き軛」なのですね。義理と人情を重んじる人だった。信長には理解できなかった家族を愛する感情を持った人だった。裏切りたくないものと裏切られないものの狭間で苦しんでいたのだとおもう。裏切りたくないのは信長で、裏切られない古き軛が朝倉だったと思うんだけど、その存在がこの物語の中には出てこなくてだからわかりにくかったのだと思う。

この信長に見えてしまった「道」というのも象徴的で、義元に対して自分はおまいよりも先の道が見えているのだと啖呵を切って、なんだとってるみこさんをいきり立たせるのだけれど、その「道」が見えてしまったばかりに前に進むしかなかった信長と、信長に見えていた「道」と同じものを唯一共有していたのがきっと長政だった。自分の気持ちを理解してくれる唯一の存在。それが長政。それなのにその「道」をともに見据えることができなかった。切ない。この短いデュエットソングだけで、これだけたくさんの物語をわたしたちに見せてくれてたんだなって。限られた時間の中でどれだけ表現できるかということを勝負にやっていたという言葉や、長政にはお市や信長と関わる短いけれども濃厚な人生があったけれどもそれを短い時間の中で全て出さなくちゃいけないという難しい偉業をやり遂げられたことに誇らしいきもちでいっぱいです。

るみこさんのお茶会レポでも言われてましたが、織田ンサーズの振りがやはり大変だったようで、それ以外のひとたちは割と時間に余裕があって、とし子センパイも長政ゆかりの地へ行かれたと。わずかな出番でこれほどまでに印象付けてきたとし子センパイの力量に相変わらずドヤ顔しかないのですが、長政さまというのは想いを寄せやすい人物であったと言われててそのこともとし子センパイの中で上手く組み立てられた要因であっただろうけど、やっぱりそれはとし子センパイの技量であり才能であり長い時間をかけて作り上げてこられた「宇月颯」という存在なのだと思う。

ぜんたいてきにふわふわしててやさしい声で長政さまの凛々しい舞台姿とは全然ちがって、たとえばお茶会とかトクスペとかの内輪でのトークとは少し違ってやっぱりよそゆきな話し方というのがカフェブレっぽかったんだけど、外の世界に向けて発信する言葉が柔らかくてドキドキしました。