茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

2016年月組ドラマシティ公演龍真咲コンサート「Voice」

ゆりぴょんが全ての動機でした。

リバルとスーパーモデルちゃんが見たくて。

もうずっとリバルに囚われてる。黒髪ゆりぴょんのオールバックがほんとにカッコよくて今年のわたしのハートを奪ったナンバーワンはゆりぴょんだとおもってる。これは恋に堕ちるしかない。眇める表情も片方のくちびるだけを上げて笑うのもどれもこれも胸をしめつけられてくるしい。いつものロイヤルスマイルとは全然ちがう表情で笑うのがズルい。肩をゆするフリも手首をかえすフリもどれもこれも素敵で何度でも繰り返して見てしまう。この映像がずっと見たかったんだ。開いた口もきっと計算ずく。全ツ組の「激情」を彷彿させる世界観に、今ここにはいない人たちを思い出さずにはいられない。まさきさんの歌声は灼熱の風が正面から吹いてくるようだし、滴る汗と熱を確かに感じる。リバルというのはスペイン語でライバルという意味だと知ってさらに心が揺さぶられた。ライバルたち。ゆりぴょんにとってのとし子センパイ。みやさまにとってのかちゃぴー。まさきさんにとっては恐らく、ちゃぴ。対となる人たちとことごとく離された振り分けだったのだと。魂を削り合うことでしか分かり合えないことがある。もっと別の場所でなにげない場面でもし出会えていたら、どうだっただろう。手と手を取り合えていたかな。歌詞の全部が突き刺さる。そしてゆりぴょんの歌う「音楽や絵画にあるようにすぎてゆく日々ひとつひとつに、ささやかな題名をつけて見送ってあげたい」という場面がまさきさんを送る言葉として鮮やかに浮かび上がるのがもう強烈な印象でした。だめだ。ギターが刻むのは踊り子のステップというその踊り子はきっとカルメンカルメンの銀の髪飾りを、わたしは見たから。

そしてまさに対照的なゆりぴょんが見られるスーパーモデルちゃんの鴨さん。これはほとうに衝撃でした。まさにディープインパクト。鴨さんから目が離せなくて、鴨さんの一挙手一投足に釘付けになった。どうしてこんなに心を乱されるのだろうってずっと考えてるからだいぶ罪深い。一番の衝撃はその露わになった肩でした。肩の骨と筋肉。イメージとしてはもっとふわふわしたバディの持ち主なのだと思い込んでいたわたしに張り手をかます勢いで横っ飛びに飛びました。やられた。あんなの見せられたら恋に堕ちるしかない。堕ちた。ゆりぴょんが脱いだらこんなにすごいなんて知らなかった。クールビューティー炸裂してて媚びれなくてやけくそ気味に客席にキスを投げるところとかたまらなく切なくて倒れました。四人の中では一番背も高くて鬘のせいもあって大きくて、だからか少し猫背ぎみなのも胸を掻き毟られて。わたし、こんなに美しいひとたちの中に仄見えるコンプレックスというものに無性に惹かれてしまうんですけど、この鴨さんはコンプレックスと屈託の塊すぎて、だからこそ目が離せなかったんだとおもう。おじさん鳥とかいじられてたからこそなおさらに。声も低くてぶりっ子できなくてそれでもせいいっぱい跳ねさせた歌声に胸がいたくなる。すきだー。たぶん違和感の塊なのが原因なのだとおもう。いつまでも囚われていたっていいかなっておもってる。

鴨さんでさらに衝撃だったのはお稽古場の映像ですよね・・・タカニュで映像が流れた時にも鴨さんのレオタードスカート姿には衝撃が走りましたが、改めて見るとほんとに破壊力パねえし、無防備な姿に目眩がしました。あかん。これはあかんやつや。夜中にうんうん魘されるやつです。未だにわたしの心をつかんだまま離さないゆりぴょん恐るべし。というのが感想です。Voiceさいこー。ほんとに楽しかったすばらしかったしあわせだった。