葉村さんシリーズの最新作読んだよー。
これはなかなかなイヤミス・・・!
さらさらと流し読み(もったいない)したわたしにはひっかるエンディングばかりで、さらりと描かれた緑川操とその愛人(恋人?)が女であることとか(「青い影」)国分寺の空き家の庭を掘り返す男が誰であるのかとか(「副島さんは言っている」)最後の「白川さんのカフェの住所、ちゃんとお伝えしましたっけ」の唐突さであるとか(「血の凶作」)に悶々とする。
いつもおもうけど洋モノ()に疎いのでこの世界観がちゃんと理解できていないんだろうなーっていうもどかしさ。もういまさらいいんだけど。わたしは和モノで育ちました。純粋国産培養です。
葉村さんが四十肩とか言うておる・・・!って巻末の解説でも言われてるんだけど、あー、わかるわかるー、もうほんとに首とか肩とか腰とかガタがくるんだよねーーって同世代なのでわかるとしか言いようがなくて、ハードボイルドの女探偵が四十肩というそのギャップですよね、たぶん。