茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

映画「鈴木先生」

今年最後に鈴木先生を見ましたよ。

もはやなつかしい。

長谷川博己といえば鈴木先生だし、土屋太鳳ちゃんといえば鈴木先生なんだけれども。

土屋太鳳ちゃんのまだ垢ぬける前の健やかで透明感あふれるうつくしさを愛でることができるのは「鈴木先生」だけ!と全力でおすすめしたいです。当時17歳。まだ世間に見つかる前の土屋太鳳ちゃんだよね。

年のことを言えばそりゃ風ぽんが30歳手前で中学生の制服を着こなしちゃうところが大問題ですよね。いちおう寸足らずにしてあってその細かさに唸る。

今回もいろいろ刺さる言葉が多かったんだけど、序盤に出てきた窪田正孝くんが鈴木先生に厭らしく、先生は優等生ばっかり気にかけてたから俺らみたいな不良のことはどうでもよかったんだよねって言うんだけど、ちげーよ、いわゆる手間のかかる子はみんなが手をかけてくれるけど、「いい子」っていうのはとかく放っておかれて大人の目をかけてもらえないまま大人になっていっちゃって、その「いい子」であることに縛られて身動きできなくなったりするんだよ、だから「いい子」こそ大人が目をかけてあげるべきだし手間をかけてあげるべきなんだよぉ。「いい子」だからって放っておいていいわけない。見えてこないところまでちゃんと考えてあげてほしい。だからこそ余計に手間がかかるしかけてほしいって思うよ・・・そうじゃろ?上手にむしゃくしゃできる子は、いいんだよ。上手にむしゃくしゃできない子たちにこそ、大人が救いの手を差し伸べてほしいし、そういう場所を奪わないでほしいとおもう。わたしも「いい子」側の人間だったからきっとどの先生にも印象が残ってないだろうなって思うし、うちのバカ息子は逆にとっても手のかかる子でいろんな人に迷惑をかけて生きてるけど、それでも大人になった時に、立派になったなぁ!って褒めてもらえるのはこういうバカ息子なんだよ(って朝井リョウくんも言うてた)バカ息子がバカなりに頑張ってるのはわかるけど、それでもズルいよなぁーって親だけどおもうし、たくさんの大人が気にかけてくれてるってそれだけでじゅうぶんしあわせなことだろうにいったいなにが!不満なのだと!!このばかものめ!!!(おちついて

年末の映像納めは田中圭ちゃんのおっさんドラマでするはずだったのに関西ではオンエアないとかでゆうべはさんざん暴れたんですけど、ネットがあることによって見られないドラマの情報が入ってくることは不幸でしかないよね・・・と愚痴ってみたり。知らなければこうやって暴れることもなかっただろうに。ラテ欄に書いてあることと、見てるテレビの映像がすべてだったら。でも知ってしまったからにはしかたない。わたしはそれを見なくてはならないのです。年始のお楽しみにとっておきますね>多謝。