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茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

月組大劇場「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」

三が日に大劇場行ってきましたー。

おめでたいお正月におめでたいトップお披露目公演とおめでたい雰囲気がたくさんで、いつもとは少し違ったきもちでわたしも見られた、の、かな・・・?

「グランドホテル」

話の筋は映画と概ね同じだったので混乱しなかったです。しかしジミーズの役がよくわからなかった。ドクターの存在も、伯爵夫人とジゴロの関係も、地階の労働者たちが何をガッシャンガッシャンさせてるのか、あとラファエラが彼女をただ尊敬や思慕ではなく愛していたというのも舞台を見るだけではわからなかった。お芝居の間は盆も回らずセリも上下せずただ平面の板の上で椅子とソファが移動することによって空間がつくられていく様子は斬新でおもしろかった。真ん中でお芝居をする人たちの周りで、ただソファに座っている人たちはなにを意味しているんだろう。傍観者ということだろうか。

さて、運転手さんですが、なんていうか、ビジュアルが強烈な印象を残しすぎてあんまり言葉が出てこないんですけど、最初の登場では蟹股で柄の悪さを表していて、煙草をふかす仕草や、「あっし」という一人称や、今まで聞いたことのないセリフ回しに(「~さいよ」っていうセリフの「よ」はきっと「ヨ」だとおもうの)、あまり品のよくない、たぶん姿勢も悪くてヤニ臭くて歯も汚くてだからこそ男爵は近寄られることを嫌がってたんだろうなっていう説得力があって、「ボス」の使い走りでしかない小物感があったんだけど、アンサンブルとして歩いたり踊ったりする姿はやっぱりカッコよくて、カッコよくしかなくて、最初にわたしの中で作られたイメージと違うなぁってその違和感にゾワゾワしました。あと、男爵の部屋で赤いソファに寝そべって胸元をだらしなく寛げていたのはちょっと体育館裏に呼び出し案件ですね。しかし襟元ちゃんと閉じて正装()してる運転手さんのビジュアルほんとにさいこうだった。上手の柱のところの椅子に座ってただ煙草をふかしてるだけの舞台をずっと見てられるとおもった。

目でずっと追ってたのは伯爵夫人とジゴロ。ほんとうにただみんなの合間を縫うように踊っていただけで、初演では最後の男爵とグルーシンスカヤのダンスを夫人とジゴロが踊っていたようで、それが変更されたということは大きく意味が違ってくるんじゃないかな。ふたりはきっと何かの象徴だったとおもうんだけど、それがよくわからなかった。最初のピンクのドレスには度肝を抜かれたんだけど、お衣装替えしたあとの喪服のような黒いドレスは素敵だった。なぜ花(百合?)を持っていたのか。あれも何かの象徴だったのか。何を葬送していたのか。アンサンブルが踊る間、ずっとふたりは下手の奥に座ってただ静かにたたずんでいたのだけれど、ちょうど回転扉の向こう側にいて、ちゃんと見えなかったのがよけいに想像をたくましくするしかなく、ジゴロが踊るみんなを舐めるように見ていたのはわかったのでそれだけでひじょうに滾りました。よいジゴロだった。

それ以外にはなかなか目がいかなくて、一回ですべてを把握しようなんて無理ゲーすぎたよ・・・伯爵夫人とジゴロの隣に座ってたドアボーイズのはるきゅんが、隣のさちぴーをナンパしてたのはおもしろかったですwはるきゅんの果敢な挑戦に胸熱でした。

・ちゃぴこさんが39歳と39ヵ月の役をやられてたのすごかった。すごかった。わたしも29歳29ヵ月の人と恋に堕ちたい。

 

「カルーセル輪舞曲」

・たてがみにひっくりかえる。なんかちょっと前髪がくるくるしててまさに不良のリーゼント状態・・・それでも見慣れてくる不思議。としゆりの銀橋わたりに界隈が感動の涙につつまれました。なにもおそれはしないことばはいらないただ目と目を見かわしてわらいあえるだけでいいって歌いながら銀橋の上ですれ違うふたりにむねがいっぱいに。ありがとう稲葉先生!

・ニューヨークのひびゆり並びが眼福でしたありがとうございます。

・汽車のラインダンスのはるきゅんがかわいい。

・メキシコのテキーラの黒スーツがゲロカッコいい。みやさまの後にピンスピあてられてるの見て客席でしんだ。ほんとにお衣装も振りもとし子センパイもぜんぶカッコいいからみんな見て。いろんな表情でころしにかかってくるとし子センパイがおそろしいから。黒スーツに赤いショールが黒髪に赤い口紅のとし子センパイと重なるから。

・さてブラジルです。稲葉先生が二匹目のどじょうをねらってきましたねと斜めからしか見られなかったんですけどなんせみつるさんが引き連れてる面子がひびきちゃんもっきゅんぽんちゃんというのがもう(言葉にならない)みつるさんが月組子ちゃんたちに与えた影響というものを想像してはもんどりうってるのですが見えないものが見えちゃうとかいうびょうきじゃないですたぶん。

・白スーツカッコいい。

・銀橋でとしゆり並んでサンバ踊ってるのむちゃむちゃ可愛くて5倍速くらいで動いてるように見えるとし子センパイの隣でシャカリキなゆりぴょんめっかわだし暗転してから暗がりのなかを駆けてく背中がさいこうにかわいかったのでぜんまいで動くサンバとしゆり人形ください・・・

・全ツの時くらいからおもってるんだけどぽんちゃんの高音はとし子センパイに似てるよね。

・インド洋の場面でソロ歌うとし子センパイのお姿に感無量。大劇場でソロで歌うとし子センパイが見たいってファンの悲願だったとおもうんだけど、それが叶っちゃってもうあとは余生かな??ってすこしとまどってる。

・「手を取り合いこの海を越えてゆこう」っていう歌詞がきっとたまきさんへのエール。

・ロケットのゼロ番にはるきゅんがいた。よね?

・黒燕尾サイコー!ひゃっはーーー!!!!というテンション。素晴らしきかな黒燕尾。素晴らしきかなタカラヅカ!!ひたすらとし子センパイをロックオンしてたので映像でフォーメーションとか確認しようとおもうけど、ほんとにカッコよくって素敵でこれをずっと見ていたいって時間がとまればいいのにってそうおもった。

・そして大階段をひとりで降りてこられるお姿にまたもや感無量。稲葉先生の階段降りは一人降りで人数がすくないからきっと無理だろうなぁって覚悟してたからよけいに。今まで悪口言っててごめんなさい。稲葉先生ありがとうありがとうありがとう!!もちろんまるっと受け入れられるわけじゃないけど、でもそういうのもちゃんと受けとめて咀嚼してそれからありがとうって言えるようになりたいです。

一公演入魂のこのわたくしがなんと次回の観劇も予定しているのでちょっとまた初めての経験を積んでしまうわうふふふふってなってます。たのしみたのしみ。