茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

加納朋子「我ら荒野の七重奏」(2)

帯には何にも書いてなかったんですけど「七人の敵がいる」の続編ですね。読みながら、このミセスブルドーザーむっちゃ知ってる・・・ってなった。真琴つばさの昼ドラもチラッと見たっけ。 

我ら荒野の七重奏

我ら荒野の七重奏

 

空気読まずに正論ぶちかますワーキングマザーがPTA行事とどう向かい合うか、っていう話だとおもうんですよ。「笑って泣ける部活エンターティンメント」って書いてあるけど。確かに部活は部活だけど桐島みたいなやつではぜんぜんないし、中学校で部活をする子の母親の物語。ええ、身に覚えがありすぎて。

わたしの場合は少年野球で部活動ではなかったんだけど、それでも足掛け7年、ずっと保護者会とはつきあってきたしそれなりに頑張ってきたという自負はあります(ただいま人生の春休み謳歌中)協力しない人がいるとほんとにたいへんだよね、わかるよ東京さん。真面目な人が損をするのがPTA活動だとおもってる。でも、こどもに関わることだからけっしてやって損はないしそれは人生のいい経験だっておもってる。こどもにまつわる出来事で親が関わらずに勝手に進行するなんてことはないし、お客さんきぶんでいるのはぜったいに間違いだし、そういう人とは見てる風景が違うんだなーっておもうようにしてるけど、まぁ腹が立つことはあるよね。何を自分に許して何を許さないか、その線引きだけちゃんとしておけば、そうすればしんどいことは乗り切れると信じてる。だって永遠に続くわけじゃないもの。こどもが学校を卒業してしまえばおしまい。たった数年をがんばることくらい、どうってことない。って思ってないとほんとやってらんないよね。山田さんと友達になりたいかって聞かれるとちょっとびみょうだけど、でも悪い人じゃないと思うしちゃんと説明すればわかってくれる人だとおもうからなかよくはしたいです(小物