茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

「ストロベリーナイト」インビジブルレイン

ずっとレコ様の中で温めていたものを、*1ようやく、視聴しました。

ほら、みんなもう、こいすけのことなんて忘れちゃってるじゃない?わたしがまだ見てないこいすけの作品があるってことは、なんとなくわたしの中で最後の救いのようなもので、それがあるからまだ終わりじゃない、みたいなきもちがありました。あの時思ったのは、今こそわたしはこれを見るべきなんじゃないかなってことでした。

2013年公開映画。わ、もう4年も前の映画なんだ。連ドラ最終回で映画化が発表されるといういつもの最悪のパターンで、たぶんリモコンを投げつけたはず。連ドラの映画化まじ滅びろ。加えてわたしはこの原作作家さんと相性が悪く、どうにもこうにも印象の悪い作品でありました。ただ唯一は、こいすけの存在。それもまたただの無駄遣いであったと当時のログは語ってるんだけど、うん、そうだね、若いっていうキャラクタでは丸山くんとかぶってるし、特にこの映画においては姫川班の菊田を除く三人は完全なるモブでした。もったいない。こいすけがもったいない。

それでも、今、こういう状況で、まだ見たことのないこいすけの姿というのは、あの、ちょっと、グッときました。ただ、そこにいてくれるだけでいい。役がどうとか、そんなのどうでもいい。ノリという役を全うしてるその姿を、見られただけでよかった。くるしかった。

作品としてはもう、菊田ぁ・・・!っていうのがすべてでしたね。菊田という役をここまでふくらませたのすごい。テールランプのついたバンを、雨の中佇んで睨みつける菊田の姿が哀しかった。でもそれに応えない姫川の潔さも、よかった。

事件は、そもそもの始まりの親父がksすぎていくら冤罪だって言われても、いやいやいやいやいや、おまいのやってきたことは万死に値するし、そのことでたくさんの人たちの運命が狂わされたことを思うと諸悪の根源でしかないし、何一つ同情の余地なんてない。でもその他人に狂わされた運命を、なんとか克服しようとするひとたちのもがく姿は感動的だった。姫川ですら。

組織を守るために事実を隠蔽するという図はいつもパターンですが、刑事部長の言った「(前略)陳腐な正義を語ろうとなさってるんじゃないでしょうね。それは正義ではなく、あなたたちの仕事です」というセリフが刺さりました。

たくさんの人がこいすけのことを忘れてしまっても、わたしは待ってる。待ってるんだよ。

*1:ブルレイドライブが故障してしまって今や虫の息のレコ様・・・しばらくはDVD生活です。