茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「THIS IS US 36歳、これから」

えええええええええええええええええええええええええええなんだこれええええええええええええええ嘘だろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!ってわたしも叫びました。最終回とは。Season2があるのは知ってたけどでもまさかここまで「つづく」だとはおもってなくて。全編通して父親が亡くなったことがタブーとなっていて誰も触れなくて、ケイトの抱えるトラウマがそれに関わってるようだなっていうのがほんのりわかって、だからその「死」の真相が明らかになるのがクライマックスだとおもってました。なのに。なのに!!!!!

やさしい人たちばかりが出てくるので、そのやさしさに時々目が眩みながら、眩しさに目を細めながら素直に泣いてました。白人と黒人。父親と母親。大人と子供。いろんな対比が提示される中で、それでもみんながやさしさを持ち続けていたのが素敵だった。

調子のいいイケメン長男と、母親へのコンプレックスを隠さない太った長女と、そして白人の中で暮らす拾われた子である黒人の次男。自由奔放な母親と、子煩悩で家庭的な父親。そして現れた次男の実の父親は余命いくばくもなく、そしてゲイだった。歌手だった母親は再婚して、子どもたちとはギクシャクしていた。そのわけとは。父親はどこに。亡くなった?なぜ?アメリカでは珍しく火葬にしたというのもそうだし、その遺灰をケイトが持っているというのも気になる点。次シーズンに期待。

高橋一生くんが初めて海外ドラマの吹き替えをすると聞いて視聴を始めたわけだけど、やっぱりお芝居と吹き替えってぜんぜん違うんだね、難しいね、ってわたしもおもったよ。高橋一生くんの引き算のお芝居が、ケヴィンのキャラとまるで合ってなかった。お調子者でみんなにちやほやされることをあたりまえだと思ってるご長男様で初恋の彼女と結婚するのにすぐに浮気して離婚してそして10年以上も経ってからやっぱり愛してるって会いに行けちゃうそんな人。でも彼も悪い人じゃない。ちゃんと謝ることができるし、相手を思いやることだってできる。ただちょっと弱いところがあって、すぐに誰かに頼ってしまう。みんながそれを許すから。愛される人なんだよね。しょうがない人なのに。高橋一生くんはもっとコメディとかやってみたらいいんじゃないかなっておもったけど、でもシンゴジの安田もわりとテンションは高かったし、だってほら、怪奇大家族の清四があるじゃないの。ふざけた役だってできるはずなのに。いったい何がケヴィンに嵌らなかったんだろう。

わたしが36歳の時って何してたっけって思い出してみたら、ちょうどトリエちゃんの6thアニバの頃でしたね。そっか。楽しく現場に入ってましたっけ。一番盛り上がってたころ。たぶん。にっしーさん東京ドーム、おめでとう。すごいね、ほんとにすごいね。