茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

桐野夏生「ロンリネス」(26)

5年ぶりの続編読みましたー。

まあ5年前のことなんてだいたい忘れてますよね、過去ログから感想発掘してきたけど、今回の感想もだいたい同じです。

でも出てくる人たちがたいがい「ふつう」じゃなくて、じゃあ「ふつう」ってなんなのよ「ふつう」って!!!ってなるけど、離婚歴あること相手に黙って再婚するとか、今のステータスにしがみついて専業主婦であることにこだわって朝から子供にインスタントラーメン食べさせる生活とか、ママ友の旦那と恋愛するとかあまつさえ相手の家庭ぶち壊すとか、そのことに対してあまり悪いと思ってないこととか、そういうことはわたしにとって全部「ふつう」じゃないです。

「ふつう」ってなに・・・本当の恋を知らなかったとか言って不倫することを正当化するのとかわたしのなかの「ふつう」じゃなさすぎるんだけど、これに共感しまくってわかるわかるわかるぅもっと早く出会っていれば!!!とかおもう層があるってことなの???????本当の恋ってなに?????????

っていうかみんなそんな簡単にすぐ恋愛できちゃうのほんっとにすごいしそのバイタリティだけは尊敬する。それ以外はイチミリも敬えないけど。そんなエネルギがないわ・・・ハッ、これが枯れてるってことなの?そうなの??

っていうか本当の恋に出会ったけどこの恋を守るために会わないでおこうと決めたわたしえらい切ない哀しいっていうちょう自己愛めちゃめちゃきもちわるいし、ねえ、ほんとに世の中のひとたちはみんなこんな本当の恋をしてるものなの?教えてよ、本当の恋ってなーんなのか~~(マノン*1

*1:恋は二次元に限るって実感するわ。