茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2018年月組「BADDY」

やあ、また会ったね。

 

NHKBSプレミアムでオンエアされたものを録画視聴しました。昨日星組さんのサンファン/キラルのライビュを観た勢いでならいけるような気がした。わたしの中に東京公演というものは存在していなくて、すべては大劇場で完結したからそれから後のことは完全なる蛇足でしかなくて、スカステの東宝映像もカフェブレ映像もいまだに見てないし、この先も見られる気がしない。大劇場千秋楽前に買ったBDもあれから一度も再生してないし、わたしの中では3/25で完全に終了しました。あの日が命日です。ええ拗らせまくってるのは自覚してます。しょうがないじゃない。

冒頭のピースフルな風景で泣き、クールさんとホットさんの登場で泣き、ふたりの銀橋渡りで泣き、中詰めのカオスパラダイスでのあのホットさんとクールさんでとうとう一時停止です。だめです。何度も静止画にし、何度もコマ送りにし、BDにはかすかにしか映っていなかったふたりの姿に号泣しました。だめです。わたしの愛してやまない風景が、あのころ何度もこの目に焼き付けたあの風景が、こうやって映像でまた目の前に現れるなんて。まだ今年の話なんだよね。まだ今年の春の話なんだよね。あれからまだ半年とちょっと。もう何年もたってるような気がしてたけど、でも実はそんなにたってなくて、時間の経過があんまりにもゆっくりなことにびっくりする。今もわたしのPCの背景はあの舞台写真だし、PC立ち上げるたびにホットさんの満開の笑顔を見て泣いてる。その風景が、こうやって。ことばがでてこないよ。わたしの中ではきっと永遠。そして銅鑼で泣く。あの場面はまさに至高。極上の黒燕尾。わたしのすきなひとの最高を見せてもらえた。だいすきなひととの別れを願ったのはわたし。甘んじて受け入れるしかない。ついつい欲が出て、黒燕尾のふたりが手を交差させる場面が映ってやしないかと凝視したけど、やっぱりあれはあの春の日の夢のような景色だったのだと。あの宇宙一うつくしい風景は、あの日々をともにすごした人たちだけの贅沢な思い出なのだと。夢でもいい。幻でもいい。ちゃんとおもいでのなかにその風景はあるから。わたしだってこんな感情知りたくなかったって、怒りのラインダンスに心がふるえるのは。