茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2024年9月号

・観た映画 「愛に乱暴」これに原作があるんですか、え、吉田修一????というのが感想でした。見ていた不倫キラキラ女子のアカウントがまさかの自分の昔のアカウントだとわかった時には戦慄しました。そして何度も同じ轍を踏む小泉孝太郎の頼りなくてもど…

2024年8月号

・読んだ本 逢坂剛「墓標なき街」(58)MOZUシリーズ第6作。大杉さんの娘が警察官として登場。感慨深い。いよいよ次作で完結...! 米澤穂信「冬季限定ボンボンショコラ事件」(59)冬の巻、ついに刊行!ということで春夏秋冬の四部作が完結した小市民シリー…

2024年7月号

・読んだ本 逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」(49)ドラマの原作読みました。なんと1986年の作品。昭和だ。でもそんなにそこまで時代を感じなかったかな。こないだドラマ再見して物語の記憶が新しいので、キャスティングがばっちりハマっててすごいというのが感想なん…

2024年6月号

・観た映画 「告白 コンフェッション」予想外にホラーだったので何度かビビったんだけどその割には冗長だった気がする(上映時間の割に時間を気にしてしまった)奈緒ちゃんのセリフが一言も音声になってなかったの贅沢だな。片方が片足を怪我してて、片方が…

「Medicine メディスン」(兵庫県立芸術文化センター)

田中圭ちゃん主演舞台を観てきました。 彼と出会って15年(わたしの正史では「子育てプレイ」が出会い)ようやく動いてる彼を見ることが出来ました。長かった...実に長かった。すきになった役者の舞台はわりと軽率に見に行ってたとおもうんだけど、なぜ彼だ…

今年買った夏服。

近年服のミニマル化に努めてきたし、去年着てた春夏服を今年も着ようと思ってたんだけど、毎日どうにもしっくりこないし心が躍らないし服にときめかないしなんせ飽きた。うすうす思ってたんだけどわたしはどうやら服に飽きっぽい。何年も同じ服を着るとかた…

2024年5月号

・読んだ本 三浦しをん「しんがりで寝ています」(35) 江戸川乱歩「悪霊」未完の原典を履修しました。なるほど、ここからのアレとはさすがの芦辺拓先生...!とさらに畏敬の念が深まる。原典だいじ。犯人が誰かということが分かっても、トリックに納得がいか…

「ベルサイユのばら50~半世紀の軌跡~」(梅田芸術劇場)

龍真咲さんのオスカルが観たくて大阪千秋楽に行ってきました! 一部がトーク&ソング&ダイジェスト、二部がフィナーレというざっくりとした情報だけで参加しました。わたしはいわゆる第二世代で、第一世代のことはほぼほぼ存じ上げず。第二世代のみなさまが…

2024年4月号

・Huluで見たもの ドラマ「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」「Season2〜幻の翼〜」「劇場版MOZU」ヒロミチャァァンンンンンン!!!!!!っていう感想しか覚えてないMOZUをコンプリート。宏美ちゃん怖かったょ...そうすけの足、ほっそ!長谷川博己まるで覚えてなかったん…

京都旅vol.4

今回は娘とふたり旅でした。 Day1:金閣寺・立命館大学・龍安寺・仁和寺・SECOND HOUSE・京都大学 京都駅で市バス・地下鉄一日券を買い、地下鉄に乗って四条烏丸へ。ホテルに荷物を預けてから小川珈琲の堺町錦店でモーニング。わかりやすい看板が出てないの…

「20世紀号に乗って」オリックス劇場

今年はエンタメをいっぱい摂取するぞ~~って年始に思い立って、いろいろとチケット業務を頑張った中に増田さんの主演ミュージカルもあったのでした。*1いろいろあってマチソワしました(多謝)増田さんの舞台は初めてだったんだけど、めちゃくちゃミュージ…

2024年3月号

・読んだ本 岡本好貴「帆船軍艦の殺人」(23)本ミス13位、文春17位。第三十三回鮎川哲也賞受賞作。カタカナの割にサクサク読めたのでちょっと自信持っちゃう。強制的に徴兵された水兵がそこまで過酷ではなさそうな環境だったのがサク読みの原因と思われる。…

2024年2月号

・読んだ本 町田そのこ「夜明けのはざま」(9)家族葬を営む葬儀場が舞台となる連作短編集。ひとの死が扱われているのでどうしても泣くしかない。わたしの涙腺を舐めないでほしい。凝り固まった家父長制度に囚われた価値観や、ジェンター間の埋まらない価値…

「罪と悪」

石田卓也くん出演映画を観ました。 久しぶりにスクリーンでみる彼の姿に感無量。高良健吾・大東駿介という同世代の役者たちとの並びはある種の感慨を持って多くの人に迎えられたとおもう。これが初監督作品だという齊藤監督がうらやましい。立派な名刺代わり…

2024年1月号

・観た映画 「PERFECT DAYS」今年の映画初め。これはプロの犯行によるルーティン動画だ、というのが第一印象で、ゆーちゅーぶで見るようなわざとらしさが少なくていつまでも見てられる映像だった。ところどころに引っかかるような違和感があって、姪や妹との…

2023年12月号

・読んだ本 五十嵐律人「法廷遊戯」(再)(89)映画を観たので再読。いろいろと改変された部分もわかってたのしかった。そうか、馨は便利屋に顔を見られたこともちゃんとわかってたのか。彼は死にたがってたのか。映画で無辜ゲームが開催されるのが洞窟なの…

2023年11月号

・読んだ本 市川憂人「ヴァンプドッグは叫ばない」(82)狂犬病の症状と吸血鬼。 夕木春央「十戒」(83)オチにたどりつくまでの過程がひたすらに退屈で、トリックとかもうどうでもいいわってきもちになってしまうの前作とおなじだった。会話文がひたすら退…

2023年10月号

・読んだ本 池井戸潤「ハヤブサ消防団」(72)いやなんでほんまにこのままドラマにせんかったんという素晴らしい原作でした。概ねテレビのキャストが脳内で自動でしゃべってくれるのでたすかったんだけど、省吾!省吾おまえ若者だしぜんぜん信者でも内通者で…

京都旅vol.3

京都の世界遺産をめぐる旅もいよいよ三回目。 Day1:二条城、高山寺 京都駅から地下鉄に乗って二条城前駅へ。ホテルに荷物を預けてから喫茶チロルでモーニング。 このぶ厚い玉子焼きのサンドイッチ、京都発祥ってほんま??ハーフサイズにしたけどおなかいっ…

2023年9月号

・読んだ本 万城目学「八月の御所グラウンド」(61) 米澤穂信「不燃物」(62)血も涙もない(not湯川先生)葛警部はうっかりすると時々脳内にキムタクを降臨させるので困ったけど、上司としては慕われてないけど有能、っていうキャラクタおもしろかったです…

2023年夏に着た服

長い夏だったねーー。 服だけミニマリストめざすわたしの夏服のミニマル化がはかどった気がする。家でも職場でもエアコンで寒かったので、今年の夏は五分袖以上の長さの服をよく着ました。週日はほぼ4枚のトップスを着回し、週末だけ気まぐれに半袖を着てた…

万城目学「八月の御所グラウンド」(61)

まきめさんのホルモー以来16年ぶりの京都を舞台にした青春物語です、待ってました!去年からちょうどわたしの中で京都回帰が始まって*1、出てくる地名にいちいち思い出がよみがえって来てしょうがなかったです。軟式野球サークルのマネージャーという青春を…

2023年8月号

・読んだ本 垣根涼介「極楽征夷大将軍」(51)第169回直木賞受賞作品。読了するのにめちゃくちゃ苦労した...室町幕府の祖、足利尊氏が実はわりとボンクラ(と見せかけての昼行燈とおもわせてやっぱりボンクラ)という設定はおもしろくて、クソミソに貶される…

「兎、波を走る」NODA・MAP第26回公演(新歌舞伎座)

露伴先生にとても心を動かされたので勢いで舞台のチケット取りました。舞プロさんが告知してくれた高橋一生くん先行枠で取ったチケットは前から5列目のセンターブロックで、舞台が近くてお芝居を間近で見られたのほんとうにうれしかったです。ただ、舞台が近…

2023年7月号

・読んだ本 柚木麻子「オール・ノット」(45)おもしろかった。この国の貧困に憤る。勤勉さは怒りの発露。まさにそう。これだけ真面目に生きて、これだけ真面目に勉強し、これだけ真面目に働いているのに、それでもわが生活楽にならざり。じっと手を見るだけ…

2023年6月号

・U-NEXTで見たドラマ・映画 「騙し絵の牙」 「怪獣倶楽部」17歳怪獣のエリート役の横浜流星くんがかわいくてメロメロになった。あの髪型が似合っててかわいいなんて横浜流星くんしか無理じゃない?なにあのまつ毛のバサバサ具合。喋ってることが早口のおた…

2023年月組バウ公演「月の燈影」

礼華はるくんのバウ初主演作品を配信で見ましたー。 はるきゅん初主演おめでとうー!!!!!!!!!! 開演のアナウンスでもう胸が詰まって嗚咽が漏れました。まさかあのはるきゅん(脳内をかけめぐるいろんなはるきゅんの姿たち)がバウで初主演だなんて…

2023年春に着た服

ミニマル化をめざして着た服を記録するやつサボってたらすっかり忘れてしまって、反省しながらやっぱり記録はしておこうとおもいます。 トップス9枚 (上段左から) ・七分袖プルオーバー(one'sterrace)去年買ったやつ。暑いんだか寒いんだかびみょうな季…

2023年5月号

・読んだ本 佐藤正午「月の満ち欠け」(33)映画の原作読みましたー。映画はちょっと屈託があって見られなかったので(脱参観日を画策してた頃)読了後だと、なるほどあの役を彼がーーーー(頭抱え)ってなって見たくなったのでまた見ますそのうちたぶんきっ…

「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

完全にアウェーな参観日だったんだけど楽しめました! 冒頭から露伴先生がめんどくさそうな漫画家でヘブンズドアという特殊能力を持った異能の人間であることが滑らかに説明されて、その手厚さにおおおーと感嘆しているところへ蠱惑的な「黒い絵」が登場し、…