茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

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2024年3月号

・読んだ本 岡本好貴「帆船軍艦の殺人」(23)本ミス13位、文春17位。第三十三回鮎川哲也賞受賞作。カタカナの割にサクサク読めたのでちょっと自信持っちゃう。強制的に徴兵された水兵がそこまで過酷ではなさそうな環境だったのがサク読みの原因と思われる。…

2024年2月号

・読んだ本 町田そのこ「夜明けのはざま」(9)家族葬を営む葬儀場が舞台となる連作短編集。ひとの死が扱われているのでどうしても泣くしかない。わたしの涙腺を舐めないでほしい。凝り固まった家父長制度に囚われた価値観や、ジェンター間の埋まらない価値…

2024年1月号

・観た映画 「PERFECT DAYS」今年の映画初め。これはプロの犯行によるルーティン動画だ、というのが第一印象で、ゆーちゅーぶで見るようなわざとらしさが少なくていつまでも見てられる映像だった。ところどころに引っかかるような違和感があって、姪や妹との…

2023年12月号

・読んだ本 五十嵐律人「法廷遊戯」(再)(89)映画を観たので再読。いろいろと改変された部分もわかってたのしかった。そうか、馨は便利屋に顔を見られたこともちゃんとわかってたのか。彼は死にたがってたのか。映画で無辜ゲームが開催されるのが洞窟なの…

2023年11月号

・読んだ本 市川憂人「ヴァンプドッグは叫ばない」(82)狂犬病の症状と吸血鬼。 夕木春央「十戒」(83)オチにたどりつくまでの過程がひたすらに退屈で、トリックとかもうどうでもいいわってきもちになってしまうの前作とおなじだった。会話文がひたすら退…

2023年10月号

・読んだ本 池井戸潤「ハヤブサ消防団」(72)いやなんでほんまにこのままドラマにせんかったんという素晴らしい原作でした。概ねテレビのキャストが脳内で自動でしゃべってくれるのでたすかったんだけど、省吾!省吾おまえ若者だしぜんぜん信者でも内通者で…

2023年9月号

・読んだ本 万城目学「八月の御所グラウンド」(61) 米澤穂信「不燃物」(62)血も涙もない(not湯川先生)葛警部はうっかりすると時々脳内にキムタクを降臨させるので困ったけど、上司としては慕われてないけど有能、っていうキャラクタおもしろかったです…

万城目学「八月の御所グラウンド」(61)

まきめさんのホルモー以来16年ぶりの京都を舞台にした青春物語です、待ってました!去年からちょうどわたしの中で京都回帰が始まって*1、出てくる地名にいちいち思い出がよみがえって来てしょうがなかったです。軟式野球サークルのマネージャーという青春を…

2023年8月号

・読んだ本 垣根涼介「極楽征夷大将軍」(51)第169回直木賞受賞作品。読了するのにめちゃくちゃ苦労した...室町幕府の祖、足利尊氏が実はわりとボンクラ(と見せかけての昼行燈とおもわせてやっぱりボンクラ)という設定はおもしろくて、クソミソに貶される…

2023年7月号

・読んだ本 柚木麻子「オール・ノット」(45)おもしろかった。この国の貧困に憤る。勤勉さは怒りの発露。まさにそう。これだけ真面目に生きて、これだけ真面目に勉強し、これだけ真面目に働いているのに、それでもわが生活楽にならざり。じっと手を見るだけ…

2023年6月号

・U-NEXTで見たドラマ・映画 「騙し絵の牙」 「怪獣倶楽部」17歳怪獣のエリート役の横浜流星くんがかわいくてメロメロになった。あの髪型が似合っててかわいいなんて横浜流星くんしか無理じゃない?なにあのまつ毛のバサバサ具合。喋ってることが早口のおた…

2023年5月号

・読んだ本 佐藤正午「月の満ち欠け」(33)映画の原作読みましたー。映画はちょっと屈託があって見られなかったので(脱参観日を画策してた頃)読了後だと、なるほどあの役を彼がーーーー(頭抱え)ってなって見たくなったのでまた見ますそのうちたぶんきっ…

2023年4月号

・読んだ本 小川哲「君のクイズ」(25)ミステリランキング本を読もうキャンペーン。文春と本ミスにランクインしたやつ読みました。「地図と拳」とは全く違う作風で、とても興味深いミステリだった。クイズのお作法たのしい。最後にYouTube開設とオンライン…

2023年3月号

・観た映画 「 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」アカデミー賞界隈で話題だというので観たんだけど、わたしはゲラゲラ笑った派です。あのトロフィーが出てきた時点でこのフォルムぜったい下ネタなやつとおもたら案の定でお腹抱えて笑い…

2023年2月号

・読んだ本 小川哲「地図と拳」(10)第168回直木賞受賞作品。見事な鈍器っぷりに読書意欲をかきたてられました。つわものどもは夢のあとというラストシーンではその草深き廃墟にたたずむ二人を想って感慨深かったです。鈍器を制覇したという心地よさ。新し…

2023年1月号

・読んだ本 阿津川辰海「録音された誘拐」(1)キャラたちをすきになれなかったのが敗因です...探偵は無口な方が好みなのです... 中山七里「越境刑事」(2)国名も出してフィクションとしないところに感服した。戦争や虐殺が行われてることを知っているのに…

2022年12月号

月村了衛「十三夜の焔」(100)鬼平は出てくるわ遠山の金さんはでてくるわで時代劇スキーにはなかなかおもしろかったです。吉宗の名前もチラリと出てたし。終盤明らかになるまで長谷川平蔵が悪の位置にいたのがもどかしかったんだけど、やっぱり長谷川さまは…

2022年11月号

市川憂人「灰かぶりの夕海」(95)まんまとミスリードに騙された!くやしい!!マスクが外せなくて医療現場が破綻してるご時世とかそんなのコロナの世界だとおもうじゃないですか...そんなまさか富士山が噴火してそして収束してない世界だなんて思いもしない…

2022年10月号

・読んだ本 坂上泉「渚の螢火」(89)「インビジブル」に通じる今は存在しない昭和の時代の警察機構の話で、「インビジブル」と同様に設定を理解するのに時間がかかったんだけど、チームがチームとして機能し始めたころからは一気読み。誰が警察内のスパイな…

2022年9月号

・観た映画 「ブレット・トレイン」ブラピの新作映画観ましたー。なんでR15なのかなとかおもたらわりと死ぬシーンがグロくて、あ、そっちのR指定ね...ってなったんだけど、理由がエロなのかグロなのか書いといてほしい...グロ苦手なので...トンチキニッポン…

2022年8月号

・読んだ本 辻真先「馬鹿みたいな話!」(76)「たかが殺人じゃないか」の続編と知らずに読みましたがまあ問題はなかったです。っていうか「たかが殺人じゃないか」の前にも一作あったとか全然知らなくてwシリーズ三部作の完結編という位置付けにのけぞりま…

2022年7月号

・読んだ本 伊坂幸太郎「マイクロスパイ・アンサンブル」(65)なんだか物足りないなーとおもたのはイベント企画ありきの作品だからかなっていうのは後付けですかね。 宇佐見りん「くるまの娘」(66)なかなかしんどい読書体験だったけど、終盤の父親のアル…

2022年6月号

・読んだ本 一穂ミチ「パラソルでパラシュート」(54)とてもよかった。あからさまな惚れた腫れたじゃない人間関係がすごくいい。*1それがいい。大阪のわたしにもわかる地名がバンバン出てくるのもうれしい。阪急茨木駅が個人的にツボです。ああ西宮北口もい…

2022年5月号

・読んだ本 西加奈子「夜が明ける」(45)もしかしたら初読み作家さん?2022年本屋大賞6位作品。父親の不在が浮かび上がってくる。すべては父親が悪いのでは??こどもは母親だけでは生まれないというのに。弱い人間でも、それを補い合って助け合ってなんと…

2022年4月号

・読んだ本 桃野雑派「老虎残夢」(32)第六十七回江戸川乱歩賞を受賞作にしてデビュー作。百合部分は好みではなかったけど(未成年の百合には心惹かれないので)閉ざされた山荘での密室殺人という設定で、足跡をつけることのない能力を持った人が出てくるの…

2022年3月号

・読んだ本 ピエール・シニアック「ウサギ料理は殺しの味」(18)よねぽんおすすめのフレンチミステリ読みました。なんせカタカナが苦手なので、軽く1ダースは越える重要な登場人物の名前になかなか馴染めなくて苦労した。フランス人の名前ムズカシイ...でも…

2022年2月号

・読んだ本 東野圭吾「透明な螺旋」(10)まあわたしレベルになると、捜査線上に出てきた「湯川学」の字面だけでヒャーー!ってなれるからね。年老いた母親の介護とか嘘やん...と思いながらもさらに出てくる湯川先生の実の母親という文字に、え、なんて、っ…

2022年1月号

・読んだ本 真保裕一「真・慶安太平記」(1)作家生活30年記念書き下ろし。歴史ミステリーというとよねぽんの「黒牢城」が記憶に新しいけど、いかんせん日本史に疎すぎてなにひとつピンとこないの真保さんにもうしわけない...慶安太平記という言葉すら寡聞…

2021年12月号

・読んだ本 今年はいっぱい本が読めましたー。久々の100冊越え。ミステリランキングも発表されて今年はよねぽんの「黒牢城」イヤーとなりましたね!直木賞の発表も楽しみです。 森博嗣「歌の終わりは海」(95)久しぶりにその世界を堪能しました。懐かしい。…

2021年11月号

・読んだ本 貫井徳郎「邯鄲の島遥かなり」上・中・下(89)(90)(91)昭和史は苦手なんだよなあと思いながら読んだけどさすがの貫井さんでしたとってもおもしろかった。雪の降る日にたくさんの人が死ぬというくだりが昭和11年2月26日という記述でハッとな…