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・読んだ本 村田沙耶香「世界99」上・下(52)(53)いやー、すごいものを読んだな。という満足感。ラロロリン人とピョコルンという生き物が存在する世界を生きる人間だった人の物語。ピョコルンのビジュアルがどうしても想像できないまま、人間の性欲を一手…
・読んだ本 早見和真「問題。」(42)主人公が小学六年生だという事実をしょっちゅう失念してしまった。中学受験をする小六女子とはこんなにも大人なのか...塾終わりに子供たちだけでパンケーキ食べに行くとか都会のしょうがくせいこわい...お小遣いはどれだ…
・読んだ本 白井智之「ぼくは化け物きみは怪物」(31)ミステリランキング本を読もうキャンペーン。これは良きミステリ...!しかし難解なミステリ。解説のほしいものがある。「モーティリアンの手首」は理解することを諦めた\(^o^)/ 島本理生「天使は見え…
・観た映画 「ANORA」アカデミー賞ノミネート作品を見るキャンペーン。作品賞受賞作。後半のガラッと映画のテイストが変わったあたりから断然おもしろくなった。イゴールがよかった。ボンクラ息子のボンクラっぷりのスケールがデカすぎた。話の通じないボン…
・読んだ本 楠谷 佑「案山子の村の殺人」(14)ミステリランキング本を読もうキャンペーン。ラノベ調が読みやすくはあるんだけどなかなか文章が入ってこなくて苦戦した。キャラ設定が苦手なのかな。アニメの絵面が浮かんでくる。しかし読者への挑戦状は高ま…
年始からたくさん(※自分比)本を読んだしたくさん(※自分比)映画を観た! 12月は京都検定があったので、じっくり本が読めなかったので、今年も受験するならちょっと対策を立てなければならないなと反省。だって2級の合格率、恐ろしく低かったんでしょ...?…
・読んだ本 彬子女王「京都ものがたりの道」(86)京都検定に向けて京都に関する本をいくつか読んだうちの一冊。噂の彬子女王のエッセイ、とても読みやすく、とても心に響いて、何度もべそべそ泣きながら読みました。皇族ならではの「日常」というものも興味…
・読んだ本 東野圭吾「クスノキの女神」(80)わたしにはもう東野圭吾の東野圭吾らしさというものがわからないんだけど、そういうんじゃないんだよっておもいながらおんおん泣かされました。人を生かす物語が書きたいと言われてた前作からのこれはちょっと反…
・読んだ本 伊勢谷武「アマテラスの暗号」(上)(下)(74)(75)日猶同祖論ぜんぜん知らなかったのでたいへん興味深かったです。義経がチンギスハンになったっていう説みたいな感じ??しかし登場人物覚えるの難しくてなかなか物語の世界に入っていけなか…
・観た映画 「愛に乱暴」これに原作があるんですか、え、吉田修一????というのが感想でした。見ていた不倫キラキラ女子のアカウントがまさかの自分の昔のアカウントだとわかった時には戦慄しました。そして何度も同じ轍を踏む小泉孝太郎の頼りなくてもど…
・読んだ本 逢坂剛「墓標なき街」(58)MOZUシリーズ第6作。大杉さんの娘が警察官として登場。感慨深い。いよいよ次作で完結...! 米澤穂信「冬季限定ボンボンショコラ事件」(59)冬の巻、ついに刊行!ということで春夏秋冬の四部作が完結した小市民シリー…
・読んだ本 逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」(49)ドラマの原作読みました。なんと1986年の作品。昭和だ。でもそんなにそこまで時代を感じなかったかな。こないだドラマ再見して物語の記憶が新しいので、キャスティングがばっちりハマっててすごいというのが感想なん…
・観た映画 「告白 コンフェッション」予想外にホラーだったので何度かビビったんだけどその割には冗長だった気がする(上映時間の割に時間を気にしてしまった)奈緒ちゃんのセリフが一言も音声になってなかったの贅沢だな。片方が片足を怪我してて、片方が…
・読んだ本 三浦しをん「しんがりで寝ています」(35) 江戸川乱歩「悪霊」未完の原典を履修しました。なるほど、ここからのアレとはさすがの芦辺拓先生...!とさらに畏敬の念が深まる。原典だいじ。犯人が誰かということが分かっても、トリックに納得がいか…
・Huluで見たもの ドラマ「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」「Season2〜幻の翼〜」「劇場版MOZU」ヒロミチャァァンンンンンン!!!!!!っていう感想しか覚えてないMOZUをコンプリート。宏美ちゃん怖かったょ...そうすけの足、ほっそ!長谷川博己まるで覚えてなかったん…
・読んだ本 岡本好貴「帆船軍艦の殺人」(23)本ミス13位、文春17位。第三十三回鮎川哲也賞受賞作。カタカナの割にサクサク読めたのでちょっと自信持っちゃう。強制的に徴兵された水兵がそこまで過酷ではなさそうな環境だったのがサク読みの原因と思われる。…
・読んだ本 町田そのこ「夜明けのはざま」(9)家族葬を営む葬儀場が舞台となる連作短編集。ひとの死が扱われているのでどうしても泣くしかない。わたしの涙腺を舐めないでほしい。凝り固まった家父長制度に囚われた価値観や、ジェンター間の埋まらない価値…
・観た映画 「PERFECT DAYS」今年の映画初め。これはプロの犯行によるルーティン動画だ、というのが第一印象で、ゆーちゅーぶで見るようなわざとらしさが少なくていつまでも見てられる映像だった。ところどころに引っかかるような違和感があって、姪や妹との…
・読んだ本 五十嵐律人「法廷遊戯」(再)(89)映画を観たので再読。いろいろと改変された部分もわかってたのしかった。そうか、馨は便利屋に顔を見られたこともちゃんとわかってたのか。彼は死にたがってたのか。映画で無辜ゲームが開催されるのが洞窟なの…
・読んだ本 市川憂人「ヴァンプドッグは叫ばない」(82)狂犬病の症状と吸血鬼。 夕木春央「十戒」(83)オチにたどりつくまでの過程がひたすらに退屈で、トリックとかもうどうでもいいわってきもちになってしまうの前作とおなじだった。会話文がひたすら退…
・読んだ本 池井戸潤「ハヤブサ消防団」(72)いやなんでほんまにこのままドラマにせんかったんという素晴らしい原作でした。概ねテレビのキャストが脳内で自動でしゃべってくれるのでたすかったんだけど、省吾!省吾おまえ若者だしぜんぜん信者でも内通者で…
・読んだ本 万城目学「八月の御所グラウンド」(61) 米澤穂信「不燃物」(62)血も涙もない(not湯川先生)葛警部はうっかりすると時々脳内にキムタクを降臨させるので困ったけど、上司としては慕われてないけど有能、っていうキャラクタおもしろかったです…
まきめさんのホルモー以来16年ぶりの京都を舞台にした青春物語です、待ってました!去年からちょうどわたしの中で京都回帰が始まって*1、出てくる地名にいちいち思い出がよみがえって来てしょうがなかったです。軟式野球サークルのマネージャーという青春を…
・読んだ本 垣根涼介「極楽征夷大将軍」(51)第169回直木賞受賞作品。読了するのにめちゃくちゃ苦労した...室町幕府の祖、足利尊氏が実はわりとボンクラ(と見せかけての昼行燈とおもわせてやっぱりボンクラ)という設定はおもしろくて、クソミソに貶される…
・読んだ本 柚木麻子「オール・ノット」(45)おもしろかった。この国の貧困に憤る。勤勉さは怒りの発露。まさにそう。これだけ真面目に生きて、これだけ真面目に勉強し、これだけ真面目に働いているのに、それでもわが生活楽にならざり。じっと手を見るだけ…
・U-NEXTで見たドラマ・映画 「騙し絵の牙」 「怪獣倶楽部」17歳怪獣のエリート役の横浜流星くんがかわいくてメロメロになった。あの髪型が似合っててかわいいなんて横浜流星くんしか無理じゃない?なにあのまつ毛のバサバサ具合。喋ってることが早口のおた…
・読んだ本 佐藤正午「月の満ち欠け」(33)映画の原作読みましたー。映画はちょっと屈託があって見られなかったので(脱参観日を画策してた頃)読了後だと、なるほどあの役を彼がーーーー(頭抱え)ってなって見たくなったのでまた見ますそのうちたぶんきっ…
・読んだ本 小川哲「君のクイズ」(25)ミステリランキング本を読もうキャンペーン。文春と本ミスにランクインしたやつ読みました。「地図と拳」とは全く違う作風で、とても興味深いミステリだった。クイズのお作法たのしい。最後にYouTube開設とオンライン…
・観た映画 「 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」アカデミー賞界隈で話題だというので観たんだけど、わたしはゲラゲラ笑った派です。あのトロフィーが出てきた時点でこのフォルムぜったい下ネタなやつとおもたら案の定でお腹抱えて笑い…
・読んだ本 小川哲「地図と拳」(10)第168回直木賞受賞作品。見事な鈍器っぷりに読書意欲をかきたてられました。つわものどもは夢のあとというラストシーンではその草深き廃墟にたたずむ二人を想って感慨深かったです。鈍器を制覇したという心地よさ。新し…