茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「相棒15」#16

野間口くんとあっちゃんがゲスト共演すると聞いてたのしみにたのしみにしてたやつ見ましたー。

まさかの開始5分であっちゃん退場?ただの死体役??うそだろ・・・???またわたし出る出る詐欺に遭ったの????と愕然としましたが。

が。

特殊な役であるというサジェスチョンがあっちゃんから与えられていたからよけいにああ「死ぬ役」という特殊さなんだなと素直に納得したんですよ。

でも。

ぜんぜんちがった。

そんな特殊さじゃなかった。

特殊であることをみんなに笑われて絶望して死のうとしてでもできなくて、なのに同じような仕打ちをまた受けて。わたしがあっちゃんの代わりに今からそいつをこれからそいつを殴りに行こうかーーー!!!!ってレベルで胸が痛くてかなしくてそして怒りにふるえた。野間口くん、やっちゃっていいよ。そいつらぜんぶまとめてみなごろしにしていいよ。わたしがゆるす。無間地獄に堕ちろ。

いつだって右京さんは正しいんだけど、それが「相棒」という作品で、警察官であるあっちゃんが殺したいって言葉を吐くのは間違ってるんだろうけど、それでも見てる人たちがみんな野間口くんにようやったった、とおもったとおもうの。

美しい女性の顔を切り刻むという野間口くんにその顔を切り刻まれることによって、美しい女性として扱われたことによって、あっちゃんがすこしでも救われたのならいいなっておもうけど、もちろん死ななくちゃいけないような人生なんてないし、あっちゃんの人生がそんなふうに終わってしまうなんてあってはいけなし、どうして人はじぶんたちと違う人間のことを簡単に笑いものにして貶めるんだろう。恥知らず。人の恋心をわらいものにして踏みにじるやつはみんな野間口くんに切り刻まれればいい。わたしはそろそろ役名で話をしようね。

北さんが前回登場したやつをちゃんと見てるはずなんだけど全然記憶にないのはいつも通りなのでしかたないです。偶然居合わせた殺人の現場で、北さんがその殺人を引き受けちゃうっていうのは覚えてる。

相棒にゲストで出られるのは一回きりのチャンスだと思ってたので、こうやって二度目があるということは役者冥利につきるんじゃないかな。高橋一生くんがやった安斉と違って北さんはまだ死んでないからまだチャンスはあるよね。

久々にテレビであっちゃん見られてよかった。野間口くんとのお芝居は、すきな役者とすきな役者という以上のものを見せてもらえた気がします。よかった。テレビサイズの役者さんじゃないのはわかってるけど、でもたまにでいいからこうやってテレビでお芝居見せてもらえたらとってもうれしい。