茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2019年7月・8月号

・読んだ本

月村了衛一刀流無想剣 斬」(17)

村田沙耶香「殺人出産」(18)

こないだ読んだショートショートのアンソロジで面白かった作家さん。なかなかにブラックでちょっとメンタルにくる感じが重いです。巻末のくだんのショートショートみたいにあっさりとしてるほうが好みかな。

誉田哲也「インデックス」(19)

ドラマがとてもよかったので、未読の原作を読んでみました。誉田さんのこと昔ほどは嫌いじゃないみたい。よかった。玲子にイラっとしないようになったのは二階堂ふみちゃんのおかげだよね。

月村了衛「機忍兵零牙」(20)

月村さんが究極の百合だというのでめちゃくちゃ前のめりで読んだのですがとんだ肩透かしでした。未成年の百合に心動かされないわたしのせいなんだけど、わたしにとってはやっぱり「機龍警察」が至高の百合です。

三浦しをん「ロマンス小説の七日間」(21)

加納朋子「いつかの岸辺に跳ねていく」(22)

伊坂幸太郎「シーソーモンスター」(23)

本多孝好「dele3」(24)

ドラマの続編がとても楽しみ。ミツメはどこか真賀田四季を彷彿させた。人智の及ばない存在。世界。とすれば圭司は犀川先生か。じゃあ祐太郎が萌絵?(いやまさか

 

高校野球

我が家の夏は7月中に終わってしまったんだけど、今年はテレビで存分に甲子園を楽しみました。決勝戦は、天邪鬼の極みなので去年も大阪桐蔭を応援したし、今年は履正社を応援した。清水くんとは中学時代毎年地獄の夏合宿をした仲だし、来田くんに試合で対戦してホームランを打たれたのもいい思い出だし、タピオカくんのチームにも一年生の時にこてんぱんにやられて今思うとほんとにいろんなところで活躍してる選手たちと中学生の時に対戦したり交流したりできたのはよい経験だったなーって思う。そしてさらに飛躍していってほしい。一区切りついて、これからどうやって高校野球と向き合っていくのかは未知数だけど、いつだって高校野球はそこにあって、いつだって球児たちは一生懸命で、わたしたち大人はつまらないことに振り回されずにその頑張りをただ応援していきたいなって思ってる。みんなお疲れ様でした。でもまだ終わりじゃないよ。この「終わり」の次があることを、十代だったころのわたしは想像もできなくて、終わりの向こう側の未来に絶望しか見えなかったけど、でも今はそうじゃないってわかるから、だからこれは終わりじゃなくて始まりなんだよって少しは穏やかに見守ることができる。それでもまだ少し前の夏を思い出しては涙にくれているけれど。素敵な思い出をありがとう。このきらきらとした思い出を胸に、わたしもこれからを生きていこうと思うよ。

 

・別冊カドカワ「総力特集欅坂46 20190807」

f:id:cha_pi:20190828222103p:plain

金髪のゆりなちゃん根本が黒いままの金髪というイメージそのままにどこか歪で、容易に人を寄せ付けず、カメラを見る視線も尖っていて、そのぎこちなさから目が離せなくていつまでも見ていたいゆりなちゃんでした。そしてどこかもんちゃんに似てるね。一番印象的だったのはイルカさんのインタビュー記事の中の、欅ちゃんは世の「深い闇」を表現する巫女の役割を担っているのではないかという言葉。それは欅ちゃんが大人たちに無理やり担わされたのではなく、むしろ欅ちゃんたちがakmt氏に時代の闇を拾わせてるのだという言葉にハッとさせられた。欅ちゃんは巫女。そりゃ消耗も大きいはずだ。

・GQ JAPAN2019年10月号

f:id:cha_pi:20190828221553j:plainf:id:cha_pi:20190828221622j:plain

初めて買った雑誌です。ゆりなちゃんのおかげで広がる世界。フォトジェニックだなーって惚れ惚れするんだけど、オフショットのリアル18歳がとてもかわいい。このギャップよ。髪を短くしてからはメンズしか買わなくなったという言葉がせつない。髪を伸ばして爪を伸ばしてかわいいおようふくを着ていたゆりなちゃんを知っているから。 

f:id:cha_pi:20190828222133j:plain

・NYLON JAPAN2019年10月号

f:id:cha_pi:20190831213937j:plain

GQのほうはまだわかりやすいファッションだったんだけどこっちのほうはもうわたしの理解を超えていてw出てくる人たちが宇宙人みたいだったwwwインタビューの中では相変わらず夢も目標もなくてただ目の前のことをこなすだけの日々を一生懸命に生きてる様子に泣きたくなる。

 

・輝け甲子園の星2019年9月号

f:id:cha_pi:20190831214752j:plain

奥川くんありきの今年の夏だったことは否めなくてそういう大人が書いたシナリオが見えちゃうのが自分も大人なんだなーって思い知らされてつまんない。お衣装のボタンを数える系の人間なので()誰の名前が出てきて誰の名前が出てこないとかそういうのの裏をよもうとしてしまうほんとに大人はつまらないですね。