茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「るろうに剣心 最終章 The Final」

高橋一生くんが最終章に出ると聞いて観に行ってきましたー。

原作は大まかな設定は知ってるけど、物語の流れはぜんぜんわかってなくて、あと映画の情報もなにも入れずに観に行ったんだけど、ねえ、ちょっと待って、剣心って結婚してたの!?!?!?え、待って、ねえ、14年だか15年前に結婚してたって言ったよね?え、剣心てば今、いくつなの?結婚したのってハタチくらい?じゃあ今、35歳くらいなの???え、嘘、結婚したのって数えで16歳なの?巴のほうがみっつも年上なの??なにそれ聞いてないんだけどーー!!!(Wikipedia読んだ)そもそも人斬りってなんぞ...?逆刃刀という偽善。それはそうかもしれないけど、それでも彼はずっと長い間もう絶対に人を斬らないことを自分に課してきて、いろんなトラブルに見舞われながらも人を斬ることなく解決してきた。恐るべし超人的強さ。剣心は負けないという安心感。それは水戸黄門の印籠と同じくらいの信頼度。次々と現れる少年漫画的な敵キャラ(少年漫画です)の少年漫画的な過剰さ(少年漫画です)に時々フフってなるんだけど、まあ少年漫画だしねっておもいながら彼の葛藤と活躍を楽しみました。縁、そのメガネなんなん。なんの意味があるん。近視なん?乱視なん?光に弱いん??お???とかおもったけど少年漫画なので問題はないです。縁のシスコンが酷いとは何度もおもった。姉を殺されて、ここまで壮大な復讐計画を実行するのってよっぽどよっぽどなのでは???そんなに?ねえ、そんなに?????極めつけはあの薫が軟禁されてた部屋に飾ってあった姉の肖像画です(号泣)なにあれこわい...っていうか薫はあの絵にいの一番に気付くべきだったのでは?っていうか気付くでしょ?なんで?あんなふうに意味深に盛り上がるBGMでババーーンってあの絵が登場するの?ホラーじゃん!!怖くて泣いた。なにあの風車。ねえ、みんな何歳の設定なの...あの時の縁はいったいいくつなの...いくつの子が風車を握りしめて寝落ちするのよ....怖いよぅ。もう年齢設定が気になってしょうがなかった終盤でありましたが、そんなことよりもさあ、ねえ、高橋一生くんいつになったら出てくるん!?!?っていやな予感しかしなくてまじで1秒も出てこないままエンドクレジットが流れ出した時のわたしのきもちわかる????なんだこれ。いやいやいやいやいや。ちょっと待って。は?っていうか、なんか元嫁のお墓に一緒のお墓参りしていいふいんきになって、ハッピーエンド風になってましたけど(不覚にも剣心が薫に手を差し出して、その手を薫が握った時にはちょっぴりときめいた)え、これなにが次に続くの??いまさらだけど、Finalの次がBeginningってどういうこと?高橋一生くんは次のBeginningに出る?あ、そう。ふーん。それならそうと早くいってほしかった。いや、どこかで言うてくれてたのかもしれんけど、そんなん知らんし(逆ギレ)っていうかまじでなにがどう次に続くのかさっぱりわかんないけど、このわかんないまま次を迎えようと思います!!

あと感想。

・序盤に出てきた二つの鎌みたいなやつふりまわす鬼畜が鈴木たかぴでくんに似てるなーっておもたんだけど、柳俊太郎くんだった。なるほど。種類は一緒だ^^

・蒼紫さまーーー!!

赤べこが...俺たちの赤べこが...赤べこソングがうっすら脳内をかけめぐる。

・タバコ咥えてる斎藤さん見るたびに咲ちゃんのことおもい浮かべちゃう。同時に凪さまのガトリング砲ソング。っていうかクレジットのトメが江口洋介だったのビックリしたんだけど。

神木きゅんまで登場していよいよオールスター出揃いましたあああああ!!!って盛り上がったのに高橋一生くんぜんぜん出てこなくて盛り上がり損ねた。

・あのオリエンタルな縁のアジトの中庭にあった八角形の四阿みたいなやつ、ああ、これ絶対燃えるか壊れるかするんだろうなあ、そのために作られたセットかあとかおもってたらほんとに崩れたのでおもしろかったです。

・まっけんの筋肉嫌いじゃない。まっけんかっこよかったよまっけん。

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原作との違いが興味深かったです。やっぱり映画を見ただけでは、剣心の人生における薫の存在意義がよく理解できなくて、こうやって敵に弱点扱いされる女ってまじでさー、って眉間にしわ寄せてタバコふかせたくなるよね。守るべき己の弱点でしかないキャラクタに愛着をもてないのわたしのせいじゃない。

佐藤健×高橋一生×大友啓史監督って映画「億男」なのかー。へーーー。