茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

ゆりなちゃん出演映画観てきましたー。

いやもう事前情報なんにも知らずに観たんだけどちょっと待って、ねえ、堤真一とのあのエレベーターでの不穏なやりとりに嫌な予感しかしなかったんだけどまさかそんなあからさまに性的関係が描かれるなんておもいもしなくて木端微塵になりましたねえそんなことってある?????????自由にならない下半身を撫でまわす堤真一にちょっと待ってわたしアレだからって言ってでもだいじょぶ血は好きだから*1とか言う堤真一と悩まし気な表情を見せるゆりなちゃんのシーンで見事に魂が抜けました。あまつさえ真実が明らかになってヒナコを煽る堤真一のおまえとのセックスはさいこうだったなぁっていうニヤニヤ感がたまらなく不快で、わたしもヒナコと同様に鳥肌が立ちました。ねえ、聞いてないんだけど!!!!!!!!!Wikipedia先生によるとヒナコのキャラクタは「(堤真一の)(役名d)性欲発散役を務めさせられている」ってあって、なんだよそれ...しわしわの体を見せつける堤真一にうっすら殺意を覚えてしまったことをここに詫びたい。しかし反省はしていない。いつのまにかゆりなちゃんが女優としてわたしの知らないところまでたどり着いていて、すっかりおいてけぼりのわたしはそのまばゆい姿を眇めながらめそめそとしておりました。うっ、うぅっ、ゆりなちゃん...っ*2お出かけに色付きリップを塗るおとめなヒナコとってもかわいかった。ヒナコはかわいくて強い子。彼女がどうやってこれからを生きていくのかと考えた時に鈴木(アラフォー)と一緒に生きていくのかとおもうともなんでそんなオッサンしかヒナコの周りにはおらんのやってやけ酒あおりたくなったよね、どうかヒナコの未来に幸あれ。

ワンを観たときにはイチミリも笑えなかったあれこれがどれもこれもおもしろくてゲラゲラと声に出して笑ったんだけどこれはわたしに免疫がついたせいなのかな。くるぞくるぞとわかっているお約束の場面で果たして想定していたものが来た時のキターーーーーーーーーーー!!という爽快感たるや。見事にハマってめちゃくちゃ笑いました。やっぱり映画は映画館で観なくちゃねってことかな。木村文乃ちゃんのキュートさもよかった。ほんのり若作りして無理してるところがいいよね。小柄な印象なのに実はそうでもなくて(164cm)意外だった。わたしが木村文乃ちゃんと和解*3したのっていつだったかなって過去ログあさってみたら、伊藤くんのときにはそうだったみたいなのでよかった。

人を殺してはいけないという制約があるはずなのに銃はバンバン撃ちまくるし、今回は特にあんなデカイ建物の足場を崩して敵を地上にたたきつけまくってるの絶対何人かは生きてないでしょ...っておもうんだけどそういうのは野暮なんだよね、たぶんボスもそういうのはあんまり気にしてなさそう。というのがエンドクレジット後の映像の感想です。団地でのドンパチっていうとどうしてもザワを思い浮かべてしまうんだけど、ふじおちゃんのアクションも見事なのでみんな見てほしい。

あっ、そういえば今回あんまり関西感がなくて、なるほどロケもオール関西じゃないみたいだし*4、そもそもゆりなちゃんかて関西弁ちゃうやん????っておもたんやけどもしかしてヒナコは関西人ではない??ツーだけを見ると関西が舞台である意味はなにひとつなかったなー。

・井脇くんがクラクションを鳴らした理由。

堤真一安藤政信に撃たれるように仕向けた理由。

・命の童貞。

*1:宇佐見りんの「かか」の冒頭、湯船に浮かぶ経血を赤い金魚と描いてたのを思い出した。

*2:原作ではどうやらもっとしっかりとそういうシーンがあるのかなえぐえぐ。そうかあれでもわたしに配慮されたあれではあったんだ...そうか...かたじけない...

*3:梅ちゃん先生」(ヒント:こいすけ)での禍根。というか逆恨み。すまんです。

*4:これみよがしなたこ焼のシーンのあのたこ焼屋さんが東京ロケだなんてそんなことあってええん!?!?