茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2021年7月号

・読んだ本

誉田哲也「オムニバス」(53)

酒村ゆっけ、「無職、ときどきハイボール」(54)
おっはモーニン。最近ハマってるゆーちゅーばーさんの著書読みましたー。可愛い女の子が一人で家とか街で飲んだくれてるのすごく楽しそうでついついわたしもペッパーランチとか初めてのお店での一人飲みにチャレンジしちゃった(ついつい?)わたしに強靭な肝臓があればもっと酒ライフを楽しめるのになーってめちゃくちゃ薄めたハイボールを飲み干す日々。それはそれとして飲んだくれてる女子のゆーちゅーばーが多いことを知って、酒飲みの立場が危うくなってると危惧するわたしとしては心強いばかりなんだけど、一人でお酒を飲んでる映像を切り売りすることで金銭を得ているという事実になんだかなーともんやりもしたり、この需要はどういう意味があるんだろうって考えてしまう。みんなわたしみたいに免罪符がほしいんだろうか。

町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(55)
2021年本屋大賞受賞作。こんなふうに傍にいてくれる親友の存在がファンタジーだなーっておもってしまうんだけど、サバイバーたちがこの先しあわせに生きられますように。

中村文則「カード師」(56)

下村敦史「白医」(57)
希死念慮があるので70歳くらいで健康なうちにしにたいなーっておもってるんだけど、それは今わりと健康的に生きていけてるからで、いざ死が身近に迫れば怖くなるのかな。痛かったり苦しかったりするのはほんとに嫌なので、痛くないように苦しくないようにひとさまに迷惑をかけないようにしにたいと強くおもう。

道尾秀介「雷神」(58)

芹沢央「神の悪手」(59)

西條奈加「心淋し川」(60)
164回直木賞受賞作。全体を通してどこかほろ苦い印象が残ったの、たぶん「冬虫夏草」に出てくるあのうすら寒い母親の狂気が元凶だとおもうんだけど、それでも出てくる男たちがろくでなしで、女たちはいつも苦労をしているねとめでたしめでたしトントンとならないあたりがイヤミスっぽい。

 

・観た映画

ゴジラVSコング」
田中圭ちゃんの吹替版を観ましたー。出番が2分くらいしかなくてわらったけど自分のことをパパって言う田中圭ちゃん(ではない)に胸が痛くなった...恋はつらい...すき...っていうか地下空洞ってなに????は?メカゴジラ????????っていうトンデモ具合にわらうしかなかったです。ハリウッドゴジラはやることが派手できもちがいいですなー。そっか前作の最後に出てたギドラの生首がここにつながるわけね。っていうかおぐりっしゅが渡辺謙の息子だって説明あった???っていうかおぐりっしゅの役はこれでいいの?ほんとに...?ってじゃっかんしんぱいした。素手のコングに対して水陸両用の上に飛び道具まで持ってるゴジラくんとかそもそもスペックに差がありすぎでは???とコングに同情したよね。にわかなのでコングとゴジラくんの因縁というか確執もよくわかんないし。あの地下にあった斧的なやつってゴジラくんの背びれなの???それを放棄したからだからゴジラくん納得して海に帰っていったの?破壊神って言われてるけど人間さまが余計なことせんかったらゴジラくんかて暴れたりせんのよなって人間の愚かしさにため息しか出ない。あとハリウッドゴジラはいつもゴジラくんが歩く核兵器だってことをなかったことにしてるのが解せぬ。線量のこととかどうおもってるん??これが日本人との温度差なんだなーって感じる。シンゴジのときでも核でやっつけちゃえばという諸外国の圧をなんとかして回避するところがドラマティックだったし緊張感にヒリヒリした。あの時の高橋一生くんの「(核は)そりゃ選択肢としてはありだろうが選ぶなよ」というセリフがシンゴジで一番好きなセリフです。地下空洞ってなに???

「唐人街探偵 東京MISSION」
実質ハイローだと聞いて観たくなったやつ観ましたー。中国映画に日本人がキャスティングされてるやつ。シリーズ3作目が日本で公開されたやつ。だいじょうぶ中国映画に日本人がキャスティングされてるやつ「マンハント」で見たから免疫はあるのまかせて。ド派手なお衣装で登場する妻夫木くんにだって驚かないわ、そして出迎える人たちみんな敵という中で流れる三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEさんの「Welcome to TOKYO」でさいこうにぶち上りましたハラショーーーー!!!!ここにきて流れるウエルカムトキオーがさいこうすんばらしかった。なるほどハイロー。色とりどりの人たちが入り乱れる画面はこの上なく景気がよくてその景気のよさが清々しかったです。コナンの世界のハイローと言われてるのもむべなるかなのアガサ博士発明アイテムである翻訳イヤホン(アガサ博士発明アイテムではない)によってみんながバラバラの言語をしゃべっても話が通じる世界が広がってたの大発明すぎた。 探偵ランキングとか少年漫画っぽい設定もコナンみがあったよね。

 

・ドラマ「酒癖50」

みんなだいきらいosm氏のドラマという時点で、ああ、そうだよなって諦観するしかないのがしんどい。という偏見と先入観がありまくりなのでどうしても客観的には見られなかったんだけど、まあわたしはファンだし、当事者だし??と開き直ってます。「今回の人生一番の失敗でたくさんのものを失った代わりに、お酒が大嫌いになれましたね」って言わせたのは醜悪以外のなにものでもなかった。すくなくともわたしはこういういじられ方をすることが「おいしい」ことだとはおもわないし、そういう役をあえて引き受けたこいすけのことは勇気があるなとはおもうけど、でも肯定はできない。ファンにとっては自虐ネタってイチミリもおもしろくないから。わたしはファンだから。でもそれもまたこいすけの覚悟なのだとおもうから、そういう覚悟を持ってこれからも役者でいようとおもってくれてることには感謝する。こいすけのお芝居が見られるのかとおもうととってもわくわくするし楽しみでしかないからどうかこの先も道を過たず進んでほしい。

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