・読んだ本
東野圭吾「透明な螺旋」（10）
まあわたしレベルになると、捜査線上に出てきた「湯川学」の字面だけでヒャーー！ってなれるからね。年老いた母親の介護とか嘘やん...と思いながらもさらに出てくる湯川先生の実の母親という文字に、え、なんて、って声が出たわ。
伊坂幸太郎「ペッパーズ・ゴースト」（11）
ビートルズが出てくるとああ伊坂さんだなあっておもう派。
アンソロジ「猫はわかっている」（12）
村山由佳・有栖川有栖・阿部智里・長岡弘樹・カツセマサヒコ・嶋津輝・望月麻衣
学生アリスに魅かれて読みました。初読み作家嶋津さんの「猫とビデオテープ」がおもしろかったので、なにか読んでみようかな。
青柳碧人「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」（13）
朝井リョウ「正欲」（14）
Youtuberのことをどんな風に理解したらいいのかまだよくわかんなくて、わたしも作中の頭でっかち無理解男検事と同じで、学校行かない小学生Youtuber...？って眉をひそめてしまう。無知なままで無防備なままで全世界にそれらを開放してしまってほんとにいいの？？って不安が先立ってしまう。だから幼いYoutuberに群がる彼らを性的にみている人間たちの存在に、ほらな、っておもってしまうし、我が子の画像・映像をネットに上げてはいけないというわたしの常識のほうが正しいでしょっておもってしまう。怖くないの？？あと、「恋せぬふたり」でもあったけど、結婚したくないひとたちが結婚というシステムをうまく利用して擬態するのはもっとやればいいのになっておもう。もちろん、既存のシステムが破綻してるのは明らかなので、早く新しいシステムが構築されればいいなともおもってる。
今村翔吾「塞王の楯」（15）
おもしろかったー。直木賞受賞のエンタメ時代小説。琵琶湖の民なので出てくる地名がわかるのたのしかった。でも琵琶湖の民なのに甲賀衆は知ってても穴太衆も国友衆も知らなくてしょんぼりした...湖東の民なので...大津城の攻防も当然のことながら知らないしその知らないことがすごくもったいないなって。史実のネタバレを知らないので物語の行方にハラハラできたのはお得だったかな。でも国友の彼が、平和のために誰にも負けない銃器を作ると考えてるのは、それは戦争を終わらせるために原爆を落としたというのと同じ考えなので肯えなかった。みんなが銃を持てば争いは起こらなくなるという彼の理想が実現しなくてよかった。お城の話を知るたびに、こんなに頑張って作ったのに一瞬で燃やしたり壊したりするのもったいなさすぎるって気持ちしかない。「火天の城」を思い出した。今村さんが映画化にも色気を見せてらっしゃるのでロケとかたのしみだなーっておもってる。
誉田哲也「プラージュ」（16）
こないだ見たドラマがとてもよかったので原作読みました。なるほどいろいろとドラマでは変わってるところがあるなーと興味深かったんだけど、登場人物がどれもドラマのキャストと違和感がなくてすごかった。いや、すごかった。特に仲里依紗ちゃんの役なんて難しいのにすごい。いや、すごい。伸介さんもまた保護司なのかなっておもてたんだけどそうではない設定がわかってスッキリした。友樹さんがスガシカオなのまじでずるいなーーーって改めておもった。ずるいよね。星野源もずるいけどさ。まあ渋川清彦もズルイなー。っていうかゆりこと友樹さんのラブがドラマではなくなってたのでおもしろかったです。いいドラマだったなー。
吉田修一「ミス・サンシャイン」（17）
今のこのタイミングで読むと戦争・原爆というフレーズに心がつめたくなった。戦争反対。わたしがイメージしたのは浅丘ルリ子かな。
・観た映画
「ドライブ・マイ・カー」
ミーハーなのでアカデミー賞にノミネートされたと聞いて観てきましたー。しかしわたしにはハルキがわからない。彼のよさがわからない。読んだことないけど。それでも作中のセリフのあれこれに、ああこれがハルキ節と揶揄されるそれかとしたり顔で納得してみたりした。知らんけど。例えばドライバーの彼女が母親との過去を語る時、彼の妻が物語を紡ぐ時、それらは映像でわたしたちに見せられることはなくてなるほどそれは新鮮だった。過剰に説明したがる昨今の映像作品に触れてきた身としてはそのそっけなさは逆に心地よかった。でもまあ3時間は長いよね。どこかちぐはぐな物語だなとおもたら短編の原作をみっつつなげたようでなるほどなと納得した。それらに整合性を持たせたあたりの脚本のすばらしさというのはあるんだろうけどいかんせんわたしはハルキを知らないので。
・THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「Starlight」/THE FIRST TAKE
早くも第二弾が登場！次があるならゴリゴリのランペ曲のTFTアレンジが聞きたいな☆（強欲
・無印良品で買ったもの
この冬、ニットを4枚ネットで買ったんだけど見事に失敗して、やっぱり服は試着せなあかんな...とめちゃくちゃ反省した。似合う服に限りがあることをようやく認めた。かわいいだけではだめ。服はいっぱいあるのに着る服がないという状態に軽くめまいがして、そこから服のミニマル化を思いついた。ほしいとおもった服をシーズン初めに定価で買う、というルールを設定してすでに春服を3枚買いました。今は無印良品な気分。収納は間に合ってるしもともと物が少ない家ではあるのですべてをミニマル化する必要性は感じないんだけど、服だけはなんか...こう...すきな服が一枚しかない...という状態だったので、それならば少量のいわゆる一軍服だけですごせばエブリデイハッピーなんじゃない？？と気づいた。天才。ミニマリストさんたちによるとミニマリストの服は黒一択とのことですが、我が家はケモノ（しばいぬ）の毛が満ち溢れていて濃い色の服は漏れなく毛だらけになって差しさわりがあるのですよ...なのでグレーかベージュ寄りになるんだけど買った服が見事にベージュ女の化身すぎてちょっとわらったｗ右の七分袖トレーナーは無印じゃなくて、ワールド系の雑貨屋さんで買ったやつ。
無印良品の店舗が近くにオープンしたのでうれし気にお買い物してきた。買ってきたものとか食べ物を写真に撮る習慣がなさすぎて、ちゃんと記録になってないんだけど、ここに映ってるもの以外にも、洗濯ネットとかコーヒーフィルターとか竹箸とか買った。テンション上がってふだんなら買わないやつも買ってしまったのでちょっと反省してる。
洋服とかファブリックについたケモノ（しばいぬ）の毛の対策にいいと聞いて洋服ブラシを買ったんだけど、思った以上の効果はなくてしょんぼりした。ケモノの毛にはガムテ一択。あとミーハーなので噂のリップも買った。テクスチャが硬くてこってりしてるんだけどこってりしすぎかもしれない。花瓶としてつかうためにキッチンツールスタンド買った。マンゴーラッシーすでに開封済なの気にしにないで。ミーハーなのでルーロー飯も買った。そうそう、もちろんミーハーなのでキンパも買った。コーヒーはここのところKALDIで買ってるんだけど、ちょうど切らしてたので買ってみた。コーヒーは酸味が苦手っていうこだわりだけであとはよくわかんないのでｗなんでもおいしい。インスタントは飲まない。
・観たいもの
「夏の砂の上」
田中圭ちゃん主演舞台が関西にも来る！「チャイメリカ」見られなかったのちょっと悔やんでるので、いよいよいよいよ初めての田中圭ちゃんに会えるかもしれない。チケットください。
