茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2023年3月号

・観た映画

「 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
アカデミー賞界隈で話題だというので観たんだけど、わたしはゲラゲラ笑った派です。あのトロフィーが出てきた時点でこのフォルムぜったい下ネタなやつとおもたら案の定でお腹抱えて笑いましたwww*1まああれがもう一人分出てきたのは過剰かなとはおもったし、モザイクシーンがなげええともおもったけどさ、あと手がソーセージになった世界線なに???手がwソーwセーwジwwwwwなるほど「キャロル」って言われてたのあそこの場面か!いやもう肌に合ったとしかいいようがないんだけど、ところでメガバースってなに?パラレルワールドとどう違うの?一緒なの?どうなの???メガバースわからんすぎて途中で負けそうになったけどなんとか乗り切ることが出来てよかったです。岩になったところとかもさいこうによかったな。岩。岩なんで落ちたの岩。壮大なスケールの親子喧嘩と家族再生の物語だとおもうんだけど、親子ではない世界線もあるわけだからこれは魂と魂の物語なんですよね、二人はソウルメイト♡みたいな。そのふたりが親子である世界で生きていこうとするのは感動的だったよ。

「RRR」
見損ねてたやつをアカデミー賞発表の前に見られたのうれしー。ナートゥをご存じな状態で経験したアカデミー賞発表楽しかったのでやっぱり賞に絡んだ作品は見ておかないとミーハーの名が廃るなと思った。*2インド映画初めてなのでどれもこれも新鮮だったしなるほどそのダイナミックさに圧倒されたし歌舞伎だっていわれてる顔芸にもげらげら笑ったし、見得張ることでめちゃくちゃわかりやすくなっててこの上なく物語がわかりやすかったの桃太郎だって言われてるのもわかるwwwアクションがハイローだからラージャマウリ監督にハイローの次回作撮ってもらえばいいなじゃいかって言われてるのもおもしろすぎてwインド映画なハイロー見てみたいです。ナートゥは明らかに中詰めだからタカラヅカとの親和性も高いとか言われててわたし映画は見てないけど「オーム・シャンティ・オーム」とかせやんな!って合点しかいかない。おかげでサビのフレーズが頭から離れない呪いにかかってる。わたしヒゲだめなんだよねとか言うてる場合ではないヒゲのひとたちが不死身の体で*3いつまでもライフポイントがなくならないのバグ以外のなにものでもないだろーってずっと叫んでたこころのなかで。

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「シン・仮面ライダー

 

・テレビで見た映画

忍びの国
鈴木亮平くん出演映画見ました。最初からずっと戸惑いがすごくてなかなか世界観を掴めなかったんだけど、ああ、そういうことねって分かってからはなんとか観られた。いやー、わかるんだけどさー...みたいな。やりたいこととか言いたいことはわかるんだけど、どうにもこうにもしっくりこないというか、違う違うそうじゃないっていうもどかしさが拭えなくて、そのまま終わってしまった。鈴木亮平くんが終始浮いてた。なんなら5メートルくらい浮いてた。伊勢谷友介は浮いてなかったので、お芝居の種類が違ったんだろうな、という感想。なんとももったいない。鈴木亮平くん、コミカルなお芝居が苦手なのかな。*4っていうかコミカルなお芝居に合わせた芝居が合わないのかな。地下牢とかめちゃくちゃキレイでそのあたりの嘘っぽさが気になってしょうがなかったです。出てくる建物ぜんぶ新築なの???何気に伊賀をディスってるのはおもしろかったです(どちらかといえば甲賀寄りなので

 

・読んだ本

アミの会「ここだけのお金の使いかた」(19)
(仮)のとれたアミの会アンソロジ。FIREを目指すライフスタイルというのも今のトレンドだし、廃課金兵とかいうワードもそうだよね。お金にまつわる話がこないだやってたドラマ「三千円の使い方」を思い浮かべるなとおもたら原作は原田ひ香さんで、ふぁいや太郎の作者さんだったのめちゃくちゃ腑に落ちた。働かずにお金を増やすという思考が苦手なんだけど、トレンドから置いてかれてるなとはちょびっと不安になることもある。

長沢樹「クラックアウト」(20)
初読み作家さん。世界に入り込むのに最後まで苦労した。

アンソロジ「東大に名探偵はいない」(21)
市川憂人・伊与原新・新川帆立・辻堂ゆめ・結城真一郎・浅野皓生
そうか、東大卒のミステリ作家さんたちが名を馳せるようになったのか~~と感慨深かったです。言われてみればミステリはもとより京大卒の作家に馴染みが深かったのでなんとなく斯界の西高東低を感じてたんだけど、並んだ名前を見るとちょっと情勢が変わってきたのかなって。新川帆立のウンコの話がほんとにひどくてw6人の熱量の高低差もおもしろかったです。

辻堂ゆめ「答えは市役所3階に 〜2020心の相談室〜」(22)
その東大卒の辻堂センセイの新作読みましたー。ほっこり癒し系かとおもいきや、ブラックな謎解きがされるエンディングに毎回唸らされました。痛快。コロナのせいでたいせつなものを失ったひとたちが気の毒だし、わたしは特に何も失っていないことにちょっと申し訳なくなる。失った人たちが挽回できる世の中でありますように。

安壇美緒「ラブカは静かに弓を持つ」(23)
本屋大賞ノミネート作品。初読み作家さん。タイトルからなんか弓が武器のちょっと古い時代の外国の話なのかと思い込んでわたしカタカナ苦手なんだよなぁ...と躊躇ってたらぜんぜん違ったので読み出しからめちゃくちゃ笑ったwwwごめんwwwふいんきもあるしスパイ要素もスリリングだし出てくるキャラクタも魅力的(まあ浅葉先生のあざとさは癪だけどすきだよねーー)だしで一気読みのおもしろさでした。もう一人のスパイのひともきっと傷ついただろうに、なんか彼の感情ばっかりが前面に出されて(まあ主人公ですし)彼女のことがちょっとかわいそうだった。主人公の彼は前田拳太郎くんがイメージかな。

米澤穂信「栞と嘘の季節」(24)
図書委員シリーズ第二弾。前回のやつだいぶ忘れてるので松倉くんの事情がわからず悶々とした。よねぽんの青春ミステリ、ほかのシリーズがこのみじゃないのでいよいよわたしのすきなよねぽんの青春ミステリがきたな!ってうれしい。「切り札」としての栞を持たざるを得なかった女子たちがかなしい。そのかなしみは具体的に描かれていなかったけど、そのぶんいろんなことを想像してしまって怖くなる。栞を手放せた瀬野さんのつよさに憧れる。前作では松倉くんは浅香航大くんかなって言ってたけど、さすがにちょっととうがたちすぎてるので(しつれい)うーん松村北斗くんとかどうかな。

 

・見たドラマ

「6秒間の軌跡」途中で出てきた母親がきもちわるくて無理だった。屈託を抱えまくって中年になってしまった息子に対して、また出会い直せばいいじゃないとか、ハァァァ!?っておらおら言うたのに星太郎さんめろめろにやられてて、くっそまじこの母親、魔性すぎるな...て敗北感を味わった。赤いマフラーを家の中でも健気に巻いてるのぜんぜんほほえましいとかじゃなくて不気味だったんだけどこれいい話なの?は?どこが??作りたいから作ったのって出したオムライスを、星太郎さんは今更母親面しやがってって毒づくんだけど、恋人のつもりで作ったのにとかぬけぬけと言い放つのまじでまじでまじでありえないんですけど!!!息子のことを恋人扱いする母親ってきもちわるくない!?!?ってめちゃくちゃキレ散らかしたのに、星太郎さんが同じように思ってくれなくて今も地団駄踏んでる。キーーーッ。なによあの女!!!!本田翼ちゃんよかった。ごめん。

「ブラッシュアップライフ」たのしかったしおもしろかったんだけど、地元に戻って女友達と死ぬまで仲良く生きるっていうのがどうにもこうにもわたしの世界と違いすぎて、えぇーーー..........ってなったので最後までノリ切れずにいたのがとても残念だった。っていうことを視聴後におもってしまうのなんでだろ??って不思議なんだけど、別に地元と幼馴染を第一にするひとがいたってべつにいいのに、なんでこんなにつっかかるようなきもちになっちゃうんだろって、たぶんうらやましい...の、か、なーぁ?(知らんがな

「リバーサルオーケストラ」はーーー朝陽さんめちゃくちゃかっこよくてかっこよくてかっこよかった!!正装する田中圭ちゃんがスーツ姿と同じくらいにだいこうぶつです、初めのほうの回では着てるジャケットがからだに合ってなくて、ちょ、うちの田中圭ちゃんにちゃんとしたお衣装用意して!?って鼻息荒くしてなにこれ予算的な問題...?ってしんぱいしたんだけどそれも回を追うごとに修正されたのでほんとによかったです。体に合ったジャケットを着てる田中圭ちゃんほんとにこのみだった。このツンデレめ。わりとあっさりーと流してしまいがちなドラマだったのがもったいないんだけど、クズでもなくぶりっ子でもない田中圭ちゃんのすっきりとした味わいがさっぱりと余韻を残さず翌日の目覚めもすっきりする感じです(あれ、悪口?

「夕暮れに、手をつなぐ」れんれんすきなのでなんでもいいです^^^^^

「警視庁アウトサイダー」途中で石田卓也くん出てきて地上波ドラマばんざーーい\(^o^)/って喜んだんだけど、全体的にもったいなかったですね...

「100万回言えばよかった」最終回の蛇足感がひどくてなんだこれは...と脱力感が半端なかったやつですなんだあれ。ちーちゃん(神野三鈴)が怖くて怖かったんだけど

「Get Ready!」鈴木亮平くんの使い方間違ってない??誰得なの???

「罠の戦争」

ダ・カーポしませんか?」

「大奥」

「大病院占拠」

「探偵ロマンス」

「ヒヤマケンタロウの妊娠」

「三千円の使い方」

 

・買ったもの

無印良品週間前に買ったテーパードパンツ;;キレイめパンツもほしいとおもって、お店で試着して衝動買いしました。いえーい。なお、まだ一回も着用していない。

 

*1:ぜんぜんどうでもいいけど人生で初めてペンライトを観た時にもこれは卑猥なやつでは...ってドキドキしたのはわたしの心が薄汚れているからではないはず。

*2:なんせ日本アカデミー賞の主な受賞作品をどれも見てなくて(外国作品含む)わたしが去年観た映画はいったいなんだったのかと遠い目になっちゃったよね。まあ参観日だからっていうのが原因だし、わたしのすきな役者さんたちがアカデミー賞と縁がないってことがわかってさらに遠い目になったわ...

*3:ラーマの人が木の折れた枝の先に背中を刺された時はぜったい、あ...しぬんだ...っておもったのにぜんぜんそんなことなくて見くびりすぎてた。

*4:変態仮面とか見てない。