龍真咲さんのオスカルが観たくて大阪千秋楽に行ってきました!
一部がトーク&ソング&ダイジェスト、二部がフィナーレというざっくりとした情報だけで参加しました。わたしはいわゆる第二世代で、第一世代のことはほぼほぼ存じ上げず。第二世代のみなさまが登場される段では、懐かしいお姿のオンパレードに、オペラが曇ってしょうがなかったです。日向さんシメさんマリコさんという並びが往時の星組を思い起こさせ、変わらず舞台に立たれるお姿に何度も涙が。いやもう情緒の乱高下にフラフラっすよ...っていうかみなさま(おもに先述のうちのおふたり)(小声)現役の時よりもお上手ではないですか!?(なにがとか言うな)なにこれ逆思い出補正??あとはかなめさんのうわさに聞く今もかわらぬ妖怪...じゃなかった妖精ぶりにもくらくらしました。え、これってTMP音楽祭とかじゃないですよね?ウタコさんとなつめさんはどちらにいらっしゃる?(とかおもてたら二部の終盤のオマージュの場面でのなつめさんに号泣っすわ)(まじで情緒が息をしていない)ところでベルばら公演時のおもしろ(とは言うてない)エピソードをいくつかうかがって、アンドレ銃殺時の橋のセリが故障で上がらなかったせいで段差が出来なくて客席から笑いが起き(それで奮起するシメさんオスカルとマリコさんアンドレ)柵に閉じ込められた牛みたいだと言われたマリコさんのせいで、その後のバスティーユの場面では完全に笑ってはいけないベルばら50になってました。あと牢獄のマリーのもとへやってくるメルシー伯爵が出トチって2分遅れくらいで牢獄の奥から登場したと聞いては、その後の(略)でしたよ!!!!しかしながらベルばらはどの場面を切り出されてもすぐに入り込めてしまうほどにすべての名シーンは分かっているのでさすが古典。笑ったり泣いたり情緒の反復横跳びが過酷でした。髪を梳く髪を梳く白羽マリーを見ては笑いを堪え、未紗メルシー伯がふつうにあたりまえに登場するだけで笑いを堪え、その後の断頭台に消えていく白羽マリーに涙する。いやほんとヘロヘロっすわ...
さてまさきさんです。21世紀のベルばらは映像でしか見たことなかったのでまさかまさきさんの麗しのオスカルさまを目の当たりにすることが出来るなんて夢のようでした。卒業されてからしばらくたつのに違和感のない現役っぷりにまるで夢を見てるみたいでフワフワしてました。お化粧忘れたからかつてお化粧を教えてあげたれんこんちゃんに教えてもらおうとか言われてたようですけどそのエピソードだけでわたしはもう(嗚咽)フル出演メンバーの中のるみこさんはーちゃんの並び、これは実質月組公演。アンドレ役の緒月さんはおやつもくれる仲とは知っているので(インスタ情報)ほほえましくニヤニヤしました。今宵一夜の場面でもさきほどノルさんが言われてたじゃないですか、ここ(脇腹)が攣るのよって。笑ってはいけないベルばら続行中。バスティーユに白旗が...!という声を聞きながらフランス、ばん、ざい...と息絶えるまさきさんを見て脳裏によぎるのはやっぱり手刀でつり橋の鎖を切ったというロナンの姿ですよね。さすが宝塚110年ベルばら50年の歴史ですよ!!
そしてなんというても愛ちゃんさんです!足、なっが!足、なっが!!バラタンの愛ちゃんさんが優勝してたぶっちぎりで。カッコいい...ってうわごとのように呟きながらもでももうこの世に愛月ひかるというタカラジェンヌは存在しないのよ...罪...と客席に埋もれましたアーメン。愛ちゃんさん凪さまという並びとかもタカスペみがあってホクホクしました。愛ちゃんさんとか七海さんとかゆっこちあんとかおっきい(物理)ジェンヌちゃんすきなんだよね...
カテコでトップさまたちがずらりと並ぶ時、下手はしっこに立たれるまさきさんの下級生みがたまらんかったですね。パーの手をヒラヒラとお手振りされるのが懐かしくて。客席には雪組さんでオスカルをやられる朝美さんが来られてたそうで、まさきさんとあーさの邂逅もこれまた胸熱。この日のトップさまたちは一番上級生が日向薫さまで最下がまさきさんという、わたしの20世紀のすきと21世紀のすきが同じ舞台に立たれてて、今もむかしも、そしてこれからも、何度でも何度でもファンとしてもどってくることのできる夢の世界でありつづけてほしいとせつに願います。雪組さんのチケットください。