茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

京都モダン建築祭に行ってきました。

初日に行ってきましたー。

一日でどうやって周ろうかなーって計画立てようと思った時からうすうすわかってたんですけど、こんなの一日で周るの無理ゲーすぎないですか???お前は何を言っているんだ。見たいものがいっぱいあるのに圧倒的に時間が足りなさすぎる。誰か攻略法を...と手を伸ばすもそこには虚空が広がるだけであった。

というわけでとりあえず「絶対に行きたいところ」を選んで、あとは臨機応変に行ける範囲で行ける感じで(あまりにも適当すぎる)周ることにしました。

京都駅に着いてバスセンターにてパスポートと地下鉄・バス一日券を購入。缶バッジもらいました。ハッピー。

・大雲院 祇園
しょぱなから建築祭のパスポート公開範囲ではないんですが、建築祭と提携していてパスポート提示で入場料が割引になります。ハッピー。一日券を持ってるので市バスの観光特急(500円)に乗って祇園へ。これだけで元が取れたような気がしてお得。前に高台寺に行った時に見つけた建物で、これはなんぞ...!と衝撃を受けたのが祇園閣。

そもそもは個人(ホテルオークラの大倉氏)による別荘地で、七月にしか見られない祇園祭りの山鉾を年中見られるようにしたいというお金持ちの発想がすごい。そのあとに寺町四条にあった織田信長・信忠の菩提を弔うために建立した大雲院が移転してきて現在のかたちに。楼閣からの写真撮影が禁止だということで有名wですが、なんと!今回は!写真撮影が!解禁です!!!!とのお言葉に湧き上がる。まさにこれぞ絶景かな絶景かなの今南禅寺の光景。

 

境内にはほかに秀頼が寄進した北野天満宮の鐘楼とその中には八坂神社からの鐘があり、情報量が多すぎて混乱する。神仏習合からの神仏分離の結果だそう。墓地には織田父子の墓碑のほかに石川五右衛門の墓碑もありました。

設計者の伊東忠太(豊国廟や平安神宮も設計)が妖怪好きとのことでしのばされてる妖怪。かわいい(伊東忠太

 

・元立誠小学校(THE GARDEN HOTEL 京都高瀬川by HULIC)
町中にある小学校がホテルに活用されてるのはいいなあとおもうけど、なんでもホテルになってしまうんだなあというおもいと、京都はコンビニよりホテルの数が多いっていうのもむべなるかな諸行無常。児童がお作法を学んだという和室を見学しました。

 

 

カトリック河原町教会

 

 

こんなところに教会があったなんてぜんぜん知らなかったー。

 

・旧日本生命京都三条ビル(TSUGU 京都三条 by THE SHARE HOTELS)
辰野金吾作。今は特徴的な尖塔を有する建物の一部が残るのみ。この尖塔は空洞だそう。今はホテル()として活用されてる4階に上がらせてもらって間近で見た尖塔。

 

 

・旧村西家住宅(らくたび町家)
いわゆるうなぎの寝床と言われるいにしえの京町家とは違って、洋風化が進む近代住宅というのがおもしろいです。洋風の応接間や二階の書斎など、京町家も段階を経てるんだなとわかるのが興味深い。混雑してる時間帯だったのでなかなか写真撮れなかったのざんねん。

 

救世軍京都小隊会館
ヴォーリズ設計の教会。19世紀のイギリスのお城を模したような外観。


・旧開智小学校(京都市学校歴史博物館
地元の人たちが協力しあってこどもたちを育てるんだという気風。京都で発達した小学校という仕組みがよくわかる。んだけど、いかんせん時間がない!もっとじっくり見たかった!階段のタイルが素敵。講堂のもの(左)と、博物館のもの(右)。

 

 

京都国際会館
地下鉄で北の地へ。

建物がデカいーー!ビバ建築ーー!!って感じでめちゃくちゃ盛り上がりました。

若き建築家による設計。斜めの線を取り入れた台形と逆台形が印象的な建物のエネルギを感じる。パワー\(^o^)/

威風堂々としたメインホール。カッコいい。

 

入ってすぐの天井の意匠に目を奪われ、Room Dでの曲面は追加された空間ならでは。

 

貴賓室と剣持勇デザインの六角形のソファ。おしゃん。

時間に追われたのざんねんだったし、ちゃんとした解説も聞きたいのでいつかツアーにも参加したい。リベンジしたい。

 

京都工芸繊維大学(和楽庵、3号館、門衛所)
地下鉄国際会館駅から松ヶ崎駅へ。京都にある三つの国立大学のうちの一つ(残りは京都大学京都教育大学)にある和楽庵へ。

武田五一設計の南禅寺界隈にあった別荘を移築したもの。何度か改装を経てオリジナルが失われていたものを、オリジナルに忠実に再現しようという試みが随所にみられるらしい。寺院の意匠を採用した蟇股や、中国の意匠を取り入れ寿の文字をあしらった透かし彫りなどが残っていたり、詩仙堂三十六歌仙を模した意匠など、和洋中の文化が融合しているのがおもしろい。オリジナルが損傷している箇所は3Dプリンターで再現されていたりするのも工芸繊維大学ならではの試み。だそう。興味深い。

 

日本キリスト教団京北教会

地下鉄で北山駅へ。北山も懐かしの青春であるので行きたかったところのひとつ。駅前のINOBUNに涙ぐむ。町の教会をみせていただけることに感謝。また植物園なども攻略したい。

京都コンサートホール

建築ーーーー!というパワーに咽び泣く。好き勝手に客席に座り、好き勝手に舞台に上がって建物を楽しむ我ら。
平安京時代の制度にのっとった北の方角に沿って建てられたホールと、実際の北の方角に沿って建てられた建物との差は7度だそうで、そのズレがわかるホワイエの画像がこちら。

モンロー曲線を好んだという磯崎新デザインの椅子たち。

京都という地にあるべきコンサートホールの姿もまた興味深いです。

 

以上ですお疲れ様でした!!ほんとうに食事を摂る暇がありませんでした。京北教会の見学を終えてから、18時スタートのコンサートホールまでの間に北山駅前のロイホに行ったのがこの日唯一の食事です。街道沿いのロイホで~と歌いたくなる大人。青春~~~~。

めちゃくちゃ疲れたけどめちゃくちゃ楽しかったです!七条界隈ぜんぜん回れなかったし、市役所も島津製作所も行きたかった。急遽決行の弾丸だったので、次回はもうちょっとじっくりゆっくり有識者の解説なども得て、建物を満喫したいなあとおもいます。また来年!!