・観た映画
「木挽町のあだ討ち」
原作既読。記憶がないので無問題。なるほどそういうことだったのかー、って途中で思い出した。すごくよかったのは野村周平くんのお殿様。ちょっと痩せたのかな、物理的に怖くなくて(重要)すごく上品で(重要)月代も似合ってて愛嬌があってまさにミスターチャーミング。周りを見通せる賢君であったのに忠臣をしなせてしまったのは惜しかった。でもそれもつまらない武士の世界においては致し方のなかったことなのだとわかる。芸達者たちの中ではほたる姐さんの高橋和也が印象的だった。シリアスなだけでなく笑える場面も多くて、特に後半の舞台で活躍する渡辺謙というのがどうしても可笑しくてゲラゲラ声出してわらってしまったw昔取った杵柄とか言われてたの、まあ映画「国宝」に出てたしなって(違)新作歌舞伎でもやってたの知らなかった、染五郎の菊之助めちゃくちゃ滾るな。
・読んだ本
山口未桜「白魔の檻-They were gone-」(24)
本ミス7位。「禁忌の子」に連なる第二弾。というか城崎響介のシリーズですね。霧と硫化水素ガスに閉ざされたクローズサークルという設定。巻頭の見取り図と全患者の名前の数にのけぞる。
増田俊也「警察官の心臓」(25)
このミス11位。本部と所轄の刑事の軋轢が新鮮だったけど、こんなに分かり合えてないまま捜査が進んでいくのが引っかかるし、主人公の恋愛模様がどうにも納得いかなくて、つきあってる恋人なのにメールの返信も来なくて電話も通じなくて同じ捜査本部にいるはずなのに顔を合わせて会話することもなくて、何やら問題が起こっているのに会って解決しなくて、いやいやいや、どないなってんねんってめちゃくちゃノイズでした。その恋愛パート必要だった??同僚男性とホテルに行った疑惑とか本人と会って話せばいいのにそれをせずに同僚男性と乱闘騒ぎを起こすとか正気の沙汰ではなくて、まじ理解に苦しんだ。わたしよりも上の世代の高学歴な女性たちが経済的な自立を目指すその覚悟がくるしかったです。
森バジル「探偵小石は恋しない」(26)
文春8位、このミス12位、本ミス10位。冒頭に出てきた照屋と春風の二人が誰であるのかというのがキモだとはわかっていたので注意深く読んでたけど、まったくもってぜんぜんわかんなくてめちゃくちゃ楽しめました!年の差カップルと「俺の嫁」案件はともかく、双子の兄妹の事実婚夫婦はちゃんとビックリした。27歳のギャルメイクに違和感はあるものの、春風から照屋への矢印もちょっとは見えてたし。恋の矢印が見えるという設定はズルいなあとはおもうけど、恋愛にうんざりしてる、恋愛なんてどうでもいいって心の底から思ってる彼女が最後に恋を自覚するのはちょっとメロいwミステリ好きと少女漫画好きの攻防もたのしかったし、出てくるミステリのタイトルも知らない仲ではないのでたのしかったです。
東川篤哉 「じゃあ、これは殺人ってことで」(27)
烏賊川市シリーズ10作目らしいです!何作かは読んでるんだけど記憶にないです。烏賊川市はどこか蝦蟇倉市を彷彿させるし、作風が西澤さんぽいなあとおもって櫃洗市をおもいだすし、若竹さんの葉村晶シリーズはなんて町だったっけ、あれ、葉崎市シリーズは別か、とかいろんなことをおもいながら読了。こてこてのギャグ描写に徐々に慣れていくのが怖いし、あまつさえツボに入ってわらってしまうのほんとうに恐ろしい。幼稚な大人に対して「中二の二学期」とか言うのほんとにさあ(何度もおもいだしわらいしてる
宮島未奈「成瀬は都を駆け抜ける」(28)
ほんまにこれで完結なんですか、まだ大学入ったばっかりやないですか、まだまだ成瀬の200歳までぜんぜんやれるんとちゃいますか!!!って号泣しながら読んだけど、これまでの登場人物が全員集合して琵琶湖疎水の入り口で成瀬と島崎のゼゼカラの二人を迎えての大団円というのは最終回にふさわしかったのかなって無理やり納得しました。京大に入ってからの成瀬の充実っぷりがほんとうに楽しくて、こんなん永遠に成瀬の物語が出来てまうやんっておもったけど、いつかは終わってしまうものなら、こうやって終わるのも潔くていいのかもしれないな...西武百貨店で始まった物語の、あの時の後悔が昇華されたのもよかった。西浦くんに幸あれ。わたし的にアツい琵琶湖疎水でエンディングだったのもアカンかった。琵琶湖はみんなのものです。やっぱり疎水船に乗るしか。しかしこんなにもりみー色がつよいとは思いもせず。もりみーよく知らないんだよねー()あと母校の名前が出てくるのもうれしいサービス(ではない)だったし、サークル仲間と桃鉄っていうのはわたしも四半世紀前にやったし、なにこれいつの時代の京都???と変わらない京都の大学生の生態にずっとフワフワしてました。また違った京都本が世に出た。ところで西浦くんの大学はどこだろ。京産かな。
西尾潤「愚か者の身分」(29)
映画の原作読みました。連作短編集の体裁で、映画には出てこなかったひとたちの話を知ることによってあの世界への理解が深まった気がする。やっぱりマモルのことを抱きしめたくなる。生きて。
住田祐「白鷺立つ」(30)
第174回直木賞候補作。難しそうな題材なのにおもしろくてグイグイ読み進めてしまった。憎み合う子弟の在りようがどうなるのかとおもってたら、憎まれっ子が師の再起を考えていたことに感動したし、恃照が再び千日回峰行に挑むと言い出した時には泣いてしまった。同じ境遇であるからこそ相反する愛憎も含めての同志だったのだとおもう。よかった。存在しない者として生かされることへの抵抗。にしては過酷すぎる。比叡山で今もなおその修行が続いていると知って、山深き寺のその強さに瞠目する。そりゃ強いはずだわ。満行者は御所に上がれると知ると、もしかしたら彼らは親に会いたくて修行を選んだのではないかとまた泣いた。やんごとない身であることを声高にできない状況に忸怩たる思いを抱きつつ、屈託を抱えたまま生き不動明王となるべく荒行に挑むその裏にあるのが実は親への思慕であったとしたらとてもせつなくてかなしい。
・テレビで見た映画
「劇場版ドクターX FINAL」
いやあ田中圭ちゃんがクレジットされてるのは知ってたけどシリーズ初期で退場しちゃったし、完結編のオールスターズの一人してちょろっと出るのかなくらいにおもて完全スルーしてたんですけど、まさかのクレジット二番目とかビツクリ仰天ですよまじでまじで。しかも地上波初登場で見逃し配信なしの一夜限りのスペシャル放送とかそれ彼のせいじゃないですよね...?ってソワソワしてしまった。っていうか地上波で彼の姿を見ていいの??ってキョドたし、なんかすみませんねえってわたしが謝りたくなったし、ぜんぜん話が入ってこなかったです。長いことやってると中の人たちだってそりゃいろいろあるよね...(遠い目)とりあえずちゃんと完結してよかったです。この作品ではわりと彼がないがしろにされてたように感じたので、まさか完結編でこんなに重宝されてるとはおもわず、いやはや改めてビックリ。
・Netflix で見たもの
映画「BAD LANDS バッド・ランズ」
すげーーーわたし生粋の関西人なのにぜんっぜんセリフ聞き取れなくてずっと混乱してた!安藤サクラと山田涼介の関西弁に違和感がなさすぎて驚嘆した。すげーーー。まじでずっと物語を追いかけるのに必死でつかれた。舞台背景とかはわかるんだけど、人物相関が難しかったーー。めちゃくちゃ集中して見たつかれた。山田涼介の顔のキレイさがきっと役者としての彼にとってマイナスとなることもあるんだろうなと、それでもなんとかプラスにして、武器にして、役者としてその武器を活かしてほしいとおもった。じゅんぴー出てきたときはわろたwww
「ゴールド・ボーイ」
おもしろかったー!朝陽役の羽村仁成くんが出色でした。冴えない中二かと思いきやサイコパスな中二。銀メダルの大人と金メダルの中二の戦いという様相に振り回されたのもきもちよかった。沖縄の方言は出てこなかったけど、空に戦闘機が飛んでるのが映ってたり、お墓の風習などを見て沖縄だ、とおもう。アリバイ作りに日記を偽装するのは東野圭吾「悪意」を思い出す。黒木華ちゃんが中二の息子のいる母親役というのにもビックリした!
「10DANCE」
電車の中で竹内涼真にキスする町田啓太、という映像だけは知っていた競技ダンス映画、いつその場面になるのかテカテカしながら見て、いよいよという時にはキターーーーーーーーーーーーー!!って全力でktkrできたの楽しかったです。ふたりの「天才ダンサー」っぷりのふんぷんたるエロスを堪能できたし、脱ぐたびにktkr!!!!ってなるのもたのしかったし、いつものふつうの黒髪サラリーマンのビジュアルとぜんぜん違ってすごく似合ってたし、カツオの加点があるとはいえ、竹内涼真くんの感情を抑えたセリフ回しにすきだーーー!!の気持ちがあふれました(喧嘩売ってんの?っていうやつとか)まっちーの紳士然としたビジュアルもハマり役だったのでは。しかし10ダンスやろうぜっていう話かとおもたら全然10ダンスの試合に出なくて肩透かし。10ダンスを目指すぞという物語だった。
「リバー、流れないでよ」
貴船に行かなくては。2分を繰り返すタイムループものと聞いて、いったいどういうオチが、とふあんにおもってたんだけど、ちゃんと記憶が維持・継続されるのは助かりますね。「MONDAYS」おもいだした。原因と解決方法がタイムマシーンだったのは安直だった気がするけどまあいいか、おもしろかったです。貴船に行こう。
「火喰鳥を喰う」
ホラーなの忘れて見たんだけど、そんなに怖くなくてだいじょうぶでしたよかった。舘様のうさんくささが十二分に発揮されてて、あと無駄に声がいいのもその胡乱さに拍車がかかってたのがよかったです。執着の強さで世界が決まるのこわい。舘様の執着がこわかった。
・見た冬ドラマ
「再会」
「東京P.D. 警視庁広報2係」
「テミスの不確かな法廷」
「マトリと狂犬」
なんだかんだで完走してしまった(しまった)デカい二人に挟まれる西畑大吾くんがよかったです。
「冬のなんかさ、春のなんかね」
杉咲花ちゃんの弟役で林裕太くんが出るのをたのしみに視聴しました。彼のお芝居だけでじゅうぶん元が取れた気がする。清新な雰囲気がドラマにとても合ってた。次もたのしみ。
「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」
佐野くん出演ドラマ。ドラマ「砂の塔」で実の母親役だった松嶋菜々子と何年振りかの共演とうことで「砂の塔」見てからわりとすぐのタイミングだったのでたのしかった。
「プロフェッショナル保険調査員・天音蓮」
「俺たちバッドバーバーズ」
中島歩のビジュアルに度肝を抜かれて草川拓弥くんのシュッとしてるのが数倍増しに見えた。月白さんはもうちょっとクールでよかったかもしれないし、もっと無敵な殺し屋軍団であってほしかった気もする。高良健吾一家の狂い方はこのみだったので、ちょっと馴染むのに時間がかかってしまったかもしれない。べビわるロスでさびしいので、また次の殺し屋の世界線を待ってる。
「リブート」
「嘘が嘘で嘘は嘘だ」
「ばけばけ」
久しぶりに朝ドラ完走しましたー。高石あかりちゃんかわいかった♡熊本編にあっちゃん出演の報に湧いたのに、いつのまにか自然消滅しててざんねんすぎた。
・MILESixTONES 横浜アリーナ
髙地担に連れてってもらいましたー。横アリ5Daysの最終公演。めちゃめちゃ楽しかったです!特効の炎がドッカンドッカンとデカい音でブチ上がるのも、デカい乗り物(マザー6)が登場したりするのも、景気がよくておめでたかったです。あとムビステを初めて生で見たかもしれない。アリーナ席がアリーナじゃない横アリも初めての会場だったし、なんせ久しぶりのスタエンコンサート(2011年のテゴマスまほうコンが最後)だったので隔世の感をかみしめつつ、堪能してまいりました。北斗がローラーファンサするのを目の当たりにしてゲラゲラ笑いながら、ちゃんとアイドルだ...!って感動しました。長めの髪を括ってるビジュアルもよくて、うっかり追ってたら、あ、ダンスもすきかもしれない。これはすきかもしれない。とヘラヘラ笑いながら、すきかも、っておもって見てました。ダンスがめちゃくちゃこのみでした。これはまずいですねえ^^^
生で聞くこの曲がとてもすてきで今も反芻してます。ミリしらで現場入ったけど、聞いたことのある曲が多くて、ちゃんと聞くととてもいい曲が多くて、これはいいコンサートだなあ。スタジアムツアーも発表されて、また知らない世界を知ることができたらいいなあ、またご縁がありますように。