茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

月組バウホール「Bandito」

生まれて初めてバウホールに行ってきましたー!

バウホールってここにあったのね!えっ、楽屋はどこ!?あ、ここか!うっわ、せっま!!!ちっか!!!!と、また新鮮な観劇体験となりました。とし子センパイありがとうございます。

お稽古場映像も見たしナウオンも見たしレポもガンガン見たし、初日映像だけは見られなかったけど予習は万端、バッチコーイ!と挑んだ公演でした。今回は、絶対にとし子センパイにロックオンするんだ・・・と拳を握りしめて挑み、そして概ね達成されたのですが、おかげで見られてないものがいろいろありそうで(あたりまえ)一公演入魂の道をこれからも邁進していきたいと思うのですが、いっぺんにいろんなものを見られるように精進したいとおもいます(むり

なんせ、とし子センパイのヴィトーさんがさいっこうに素敵だった!いや、とし子センパイが素敵だったの!!冒頭からコート着てのダンスを魅せてくれてギャーって(心の中で)叫んで、ヴィトーさんとしての登場にその第一声に(心の中で)ギャーって叫び、斜に構えて人を小馬鹿にしてるようなそのキャラクタに思う存分ゴロンゴロンと(頭の中で)萌え転がりました。ニヤニヤしすぎてほっぺたの筋肉が痛いわ・・・。お稽古場の映像から悶えてましたが、あの突き刺さるような冷たい眼差しがもうたまらんかったです。とがった視線につきさされたい、蔑まされたい、いっそ踏んで・・・(とし子センパイに対してドM発揮してしまう><)ナウオンでも言われてましたが、ほんとうにただその場にいるだけ、っていう場面が多くて、そこで虚空を見るヴィトーさんが、何かの拍子に表情を動かすのが見逃せなくて、オペラを離せなかったです。彼はいったい何に感情を動かされているのか。それは、自分がアメリカでやってしまったことに絡んでの事柄なんだけれど、裏切る、っていうフレーズにとても敏感で、今も抱える屈託をジュリアーノに投影してしまって彼のことが許せない自分というものに葛藤してるようでもありました。同族嫌悪とでもいうのかな。ジュリアーノに対して吐き捨てた「クズ」というセリフに身悶えしました(ドM気質発揮)わたしもクズって言われたい、なんだ死にたいのか、おまいを楽にさせてやる義理などないわ!!!って蹴飛ばされたい(ヴィトーさんは蹴飛ばしてません)「裏切り者を見つけてどうするのだ」っていうヴィトーさんは少し目がうるんでました。捨ててしまった感情が、つい表に出てしまう瞬間というのがあって、それから目が離せません。ヴィトーさんが見てる世界はきっとモノクロで何もかもがつまらなくてくだらなくて、死んで楽になりたいっておもってたのは彼も同じだったんじゃないかな。ジュリアーノは最後に晴れやかな表情をして終わりますが、ヴィトーさんはどうなったんだろう。あのままシチリアで過去のことを悔やみながら生きるんだろうか、誇り高き番犬として生きるんだろうか、恋をしたり誰かを愛したりするんだろうか。それともアメリカに戻れるんだろうか。彼にも穏やかに笑える日がくればいいと願っています。

ナイフでの立ち回りはそれはそれはさすがのとし子センパイで、お稽古場映像で見たとおりの俊敏さで、かっこよくってかっこよくってかっこよくって、ほんとうにかっこよくって、あっという間のシーンが目に焼き付いて離れません。感情のままに勢いのままにつっかかっていくジュリアーノとは対照的に、やれやれといった風情でナイフを体の一部分のように操るヴィトーさんかっこよかったです。

あとはもちろんフィナーレのショーですよね!!!!!!!ひゃーーーーーかっこいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!あそこにチケ代全部!ってくらいにかっこよかった。フリも素敵だったし、あれもう一回見たいよぅ><お芝居では笑顔を封印してたとし子センパイが全開の笑顔でさ;;焦らされた分その笑顔がしみじみ沁みました。男役従えての群舞も圧巻だったけど、娘役ちゃんたちを周りにはべらせて、一人ずつと絡んで踊る様子がもうこの世の天下って感じで感極まって泣きそうでした。

そして圧巻と言えば、たまきさんとわかばちゃんのデュエットダンスのリフトですよ!片手でわかばちゃんをぐるぐるぐるぐるぐる(エンドレス)と一体何回まわしてるんですか!?ってくらいにぐるぐると、最初はおおおーって拍手がわくんだけど、おおおー?おお??あれ、まだまわる?っていう戸惑いの混じった拍手でしたよねwいやもうまじすごいもん見せてもらいました、ええもん見たー!同期コンビすばらしい。さらに同期コンビといえばあーさとまゆぽんなんだけど、たまきさんとそれぞれ絡むのが同期なのかーって思うと感慨深く、特にまゆぽんの活躍ぶりは目覚ましくて素晴らしかったです。

あとはやっぱり蓮くんがわたしの視線を奪いがちで、客席の通路でお芝居してくれた時は近くだったからよく見れたんだけど、ビジュアルがやっぱり好みすぎる。

るうさんもまんちゃんもからんちゃんもちゅーちゃんもさち花ちゃんも月組の上級生たちが頼もしく楽しく、幕が下りてしまうのが寂しかったです。そしてバウ公演って毎回カテコがあるんですか!?拍手が鳴りやまなくて、ああ、いいお芝居だったなーってじんわり感動してたら、幕が上がってたまきさんが挨拶してくだすってびっくりしました!初めてのバウ公演、とっても楽しくてしあわせでした。