茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2024年3月号

・読んだ本

岡本好貴「帆船軍艦の殺人」(23)
本ミス13位、文春17位。第三十三回鮎川哲也賞受賞作。カタカナの割にサクサク読めたのでちょっと自信持っちゃう。強制的に徴兵された水兵がそこまで過酷ではなさそうな環境だったのがサク読みの原因と思われる。暴力が蔓延っているであろう戦場のわりには呑気だしみんなだいたいいい人だしそこまでの絶望感はない。最後も合法的に解放されて家族に再会できたのなんか平和だよねってビックリした。ミステリについては特に感想はないです。

一穂ミチ「ツミデミック」(24)

万城目学プリンセス・トヨトミ」(再)(25)
読み返したくなって一気に再読。寝不足です。映画も再見したい。

綾辻行人十角館の殺人」(再)(26)
再読だとおもうんだけどなにも覚えてなくて(記録も記憶もない)懐かしい新本格の夜明けぜよ~~っておもいながらもはや古典の域だなってニヤニヤしながら読みました。あなたのミステリはどこから?わたしは新本格から(たぶん)10代のころの読書の記録がないのが悔やまれる。最初に読んだ東野圭吾はなんだったっけ。そういうの、覚えておきたかったなあ。Huluでドラマ化されるのたのしみにしてる。

宮内悠介「国歌を作った男」(27)
宮内さんというひとに詳しくなったきもちになれる。

今村昌弘「でぃすぺる」(28)
夜中に読んだので怖かったですしっかりホラー。よいジュブナイルだった。

 

・観た映画

「アーガイル」
ゲラゲラ笑えると聞いて観に行ってきましたー。いやー声に出して笑っちゃったよwww途中までは、あれ?そんなにかな??って不安になったし、列車内で殺し屋がわんさか押し寄せてくるとかブレット・トレインの既視感もすごいし、終盤のカラースモークばんばんたいてる中でのダンス戦闘シーンもニヤニヤする程度だったんだけど、重油リンクでのスケート戦闘シーンがさいこうにダメでしたwwwwwwwwやー、あれだけで鑑賞後感がサイコー!ってなったからすごい。楽しかった!主人公のスパイ小説家がとってもチャーミングだった。

「変な家」
体調が万全じゃなかったのか(帰宅後3時間寝た)眠気に抗いきれなかったの無念...動画は未視聴だけど原作既読。視力にも問題があったのか(花粉症。今年は目がやられててなかなかに状況がおもわしくないです)画面がずっと暗かったんだけどわたしのせいですかね。想像以上にビビらせてくるホラーっぷりに何度かひゃってなったりもしたんだけど、やっぱり最後まで集中できなかったのざんねんむねん。川栄が前髪ぱっつんじゃないの別人すぎたし、あと、画面がくらいので役者の判別がなかなかできなくて、エンドクレジットで流れてくる名前に、うそやん...ってなりました。

 

・見たドラマ

「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」
ゆーちゅぶ番組を視聴しているかいばしらくんが出演すると聞いて、張り切って探しましたー。たのしかった\(^o^)/かいばしらくん漫談するゆーちゅーばーという認識だったんだけど役者として頑張るゾって言われてからCMとかで見かけたりして、おお、頑張ってるナーってたのしくみてますがんばれ。

 

・Huluで見たやつ

映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」
ガリレオシリーズ映画の韓国版見ました。なるほど湯川先生が出てこないやつ。主人公の人が前原滉くんに見えてしょうがなかったけど世の中的にはひょっこりはんなんか。母娘設定を叔母姪設定に変えたのなぜ。湯川先生の存在意義というものをつきつけられる韓国版だったなあ。湯川先生がいなくても成立する世界。いや、ほんとに成立してた?

映画「ゴールデンスランバー
そして今度は井坂原作映画の韓国版見ました。主人公の子みたことある!「ベイビーブローカー」のひとだ!!(スッキリ)なぜという謎へのひとつの回答の提示。謎はすっきりするけどその分余韻はなくて、これは作った人の解釈版なんだなという納得だけ残る。

映画「ある男」
原作既読。原作の感想文読み返したら、窪田正孝くんと安藤サクラちゃんがどうやって恋に落ちたかわかるのかなって言うてて、なるほど恋に落ちる様子は分かったんだけど、そもそも彼が彼女に声を掛けるって行動がキャラブレしすぎでは??やさしい人なんだろうな。ともだちになってくださいってなかなかのセリフだぜ???坂元愛登くんがとてもよかった。最近ご縁があるね。息子が死に、父親が死に、そして旦那が死ぬ。ちょっと出てくる死が過剰だなあっていう感想。太賀にセリフがなくてわらったんだけど(わらうな)彼の兄との確執はちょっとわかりにくかったし、彼がそこまでして逃げようとしたことに説得力がなかった。っていうかそんな簡単に戸籍をロンダリングしようとするの怖い。この人生は手放したくない、と切実におもうほどの想いが彼からは伝わってこなかった。さて、妻の不倫を知った彼はどうするのか。

ドラマ「十角館の殺人
原作既読派としては、あの叙述トリックをどう映像化するかが最大のみどころだったわけですが、はたして成功していたのか判断ができなくてちょっと未消化。原作未読派には驚きをもって迎えられたんだろうか。つまりはキャスティングがすべてなんだけど、だからこその配信ドラマだったのかなとか、しつれいなことをおもってみたり。ミステリはキャスティングで犯人の目星がついてしまうのが最大のネックなんだよね明智くん...

ドラマ「海に降る」
2015年の石田卓也くん出演作品で見逃していたものを視聴。WOWOWOドラマが配信で見られるのありがたい。わりと彼のテンプレな役だったなっていう感想。まんまるぷくぷくな有村架純ちゃんの不愛想な感じは新鮮だった。

ドラマ「アンフェア」「アンフェア the special コード・ブレーキング〜暗号解読」
いつか再見したいとおもってたやつやっと見ました。安藤がまさかの!!っていう衝撃の事実しか覚えてなかったんだけど、え、ほんとうに安藤が?ほんとに??って途中なんども疑いながら見たのでじゅうぶん楽しめた。当時の安藤ショックのインパクトだけは覚えてる。映画版がHuluにないの許されない。

 

・テレビで見た映画

容疑者Xの献身
韓国版見て、日本版を再見したかったのでとてもいいタイミング(Huluになかった)ほんとに湯川先生の存在が異質なんだけど、でもまあ湯川先生のことはだいすきなので^^新本格の歴史においてもターニングポイントとなった作品でもあるし(「十角館の殺人」を機会に新本格の来し方について思いをはせてしまう)原作も再読しようかな。

 

無印良品週間で買ったもの

お祭りワッショーイ!ってことで張り切って行ってきましたー。復刻したぶどうクッキー3袋も買っちゃったてへぺろ。一個のカロリーが55だと書いてあることに気づいてしまって、え、55kcal!?10個食べたら550kcalじゃん!!ってショックを受けました。10個ぐらい余裕っしょ...ちょっとずつ食べよう。あとは消耗品と、ミーハーとしては外せない発酵美容液買いました。あと、ユニクロのみんなが持ってるというワイドタックパンツがほしくて試着したらまったく似合わなくて絶望してたところへ無印にも似たようなやつあるじゃーんって迂闊に試着したらこれがわりとしっくり来てしまったので衝動買いしました。お祭りなのでいいのです。裾上げしてもらったのをやっと取りに行ってきたので別撮りです。