茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2024年8月号

・読んだ本

逢坂剛「墓標なき街」(58)
MOZUシリーズ第6作。大杉さんの娘が警察官として登場。感慨深い。いよいよ次作で完結...!

米澤穂信「冬季限定ボンボンショコラ事件」(59)
冬の巻、ついに刊行!ということで春夏秋冬の四部作が完結した小市民シリーズ読みました。なるほど小鳩くんの小市民として生きるという原点が判明し、そのほろ苦さが思ってた以上に苦い未来になってて、これはまた小鳩くんにとっても辛い未来...とそのほろ苦さをかみしめました。きっと二人が京都で活躍する大学生編もあるのだと信じてる。よねぽんの京都、たのしみだなあ!

森見登美彦他「城崎にて 四篇」(60)
城崎を楽しんだ四氏がたのしそうでなによりです^^

雨穴「変な家2」(61)
夜中に読むとやっぱり怖い。11のエピソードが収斂されていくのは見事でした。

村木美涼「冷蔵庫のように孤独に」(62)
初読み作家さん。アガサ・クリスティー賞受賞作家ということで手に取ったはずなんだけど、途中までミステリだってことを忘れてました。確かに死体も事件も謎も出てくるんだけど、それはあんまり重要ではないという空気感に、期待していたミステリではなかったなという感想。写真に映し出された殺人事件が凄惨で悲惨なものであるのに一行の文章でしか描かれていないことがショック。

柚木麻子「あいにくあんたのためじゃない」(63)
帯にまきめさんのお言葉にビックリする。印象的なのは商店街マダムショップの編。女性がお店をやっているというだけでその土地の何かを守っているという説得力。と、ほのかなホラーみ。佳き日常の謎

逢坂剛「百舌落とし」(64)
33年にわたるシリーズがいよいよ完結!!33年ですってよ、完結してから一気読みできたのしあわせ。大杉さん死す。概念と化した百舌。

原田ひ香「定食屋「雑」」(65)

塩田武士「存在のすべてを」(66)
読み応えありました。二児同時誘拐事件の顛末。誘拐後3年に戻ってきた少年。持たされていた抜けた乳歯の入った手作りのいれもの。守るための秘密。秘密を共有する大人たちとそれを追う警察と記者。

米澤穂信春期限定いちごタルト事件」(再)(67)
四部作完結ということで一作目を再読。20年前ですって。ガラケーにはjpeg画像が送ることが出来ないトリック(?)が出てきたりと時代を感じるミステリとなっております。

櫛木理宇「死蝋の匣」(68)
児童ポルノAVというおぞましさ。父親の不在。自分で選んだ家族という言葉に胸をつかれた。わたしが父親になって家族を守るという言葉の歪さ。人間ではないものに育てられた人間ではない生き物。しかしシリーズものとは知らなかったです!きっと彼が家裁調査官をやめたエピソードとか出てくるんだろうな、あと果子ちゃんの職業が出てこなかったの何かの伏線かとおもたのにそうではなかったのきっと前作を読めばわかるんでしょ(読みます

 

・NET FLIXで見たもの

ドラマ「地面師たち」
話題のドラマが見たくて初ネトフリ課金。一気見したので楽しかったです。ハードル上げすぎたのはあるかなーとはおもいつつ、あの爆発でハリソンが生き延びるのは無理があるだろーーとちょっと手放しに称賛できない。そういう無理があるだろー的なポイントは途中に何度も出てくるんだけど、それは力技でねじ伏せていくのが痛快でもあったんだけど、最後にカタルシスがなかったのがざんねん。

ドラマ「御手洗家、炎上する」
中川大志くん出演ドラマ。まさかの真犯人とは。っていうか、母親からだいじにしてもらえてない真二くんかわいそうすぎてかわいそうすぎない???母親は希一の犯行だと思い込んで彼をかばい、彼の罪を背負おうとするのに、真二のことは都合のいい息子としかおもってなくてその扱いの差と雑さになきました。誰か彼のことを救って。ミッチーのクズ父親っぷりもクズすぎて、そのクズさが一番ダメだった。皐月さんはさ、彼のどこをすきになったの?顔?顔なの????

ドラマ「忍びの家」
めちゃくちゃドラマ「錦糸町パラダイス」の面子じゃないか!!彼らの相関図をくだしあ。っていうかいまっちがこういう活躍をするとは想像もしてなくて、ドラマ錦糸町からその活躍ぶりに目を見張ってる派なんだけど、ねえ、どういうことなのか彼らの相関図がほしいです。シリアスなかっくんかっこよ。

映画「シティーハンター
評判のよかった鈴木亮平くん主演ネトフリ映画見ました。かつて僚の夢女だったわたしにとって香の存在はなんていうか「かわいそうな友人の妹」でしかなく、ふたりの間に恋だとか愛だとかはイチミリも存在しないんですよ、っていうか、この事情もわからないくせにどういうことなのわたしにも教えてちゃんと説明してってキャンキャン言いながら彼を窮地に追い込むような女子が心底嫌いなんですよ(「忍びの家」の吉岡里帆ちゃんもそう)わたしは物わかりのいい女なので彼のことを煩わせたり人質になって困らせたりなんてしないんだから...っ(にぎりこぶし)という感想でもうしわけないんだけど、令和のナウな世相がふんだんに盛り込まれてはいたけどどうしてもいにしえの空気感は否めず、エンディングのゲワイが流れてきたところで一番泣いたなというのが正直なところです。

映画「パレード」
横浜流星くん出演ネトフリ映画。南海トラフの真っただ中にいるので、あ、震災の映画なんだ、ってちょっと身構えてしまったんだけど、半分以上は震災の話ではなかったのでなんとかなりました。わたしが横浜流星くんに心を奪われるきっかけとなったのは「ヴィレッジ」で、それも藤井道人監督作品だったな。次の主演映画「正体」もたのしみ♡(主演は誰だってついったでプロモーションされてた時もすぐにあの後ろ姿は横浜流星くんだってわかったので。ドヤさ。)あやのごのカメオ出演とかわたしは存じ上げない河村プロデューサーとの関係なんかも、知ればもっと映画が深くなるような仕掛けがあって、これは藤井監督ファンのための映画なのかもしれない。若ヤクザな横浜流星くんカッコよかったのでまたヤクザ役が見たいです。あやのごと横浜流星くんの並びが見たいです!え、「新聞記者」を見ればいいの?了解です。

ドラマ「新聞記者」
森友学園の事件を改めて振り返りたくなった。何が事実で何がフィクションなのかを見極めないとだめだなと感じたので。期待した横浜流星くんとあやのごの並びはほんの少しだったのであまり満たされてない。

映画「カラオケ行こ!」
あやのごのファンみたいになってるけどわたしべべべべつにすきとかじゃないから...っていうかわたしは田中圭ちゃんのファンで味方なので。公開時にヤクザのグルーミングを危惧する声を聞いて敬遠してしまったんだけど、そういうのをすっかり忘れてしまうくらいにおもしろくてゲラゲラ笑いました。三代目米津玄師でしばらく思い出しわらいができる。出てくる中学生たちがみんな愛おしい存在だった。和田くんよかった。女子ズの一足先におとなになってる感じも嫌味がなくよかった。紅を鎮魂歌として歌う聡実くんの、少年ではなくなってしまった瞬間の、その姿を目の当たりにできたことの奇跡に感動した。紅に嫉妬。

映画「花腐し」
あやのごのファンみたいになってるけd(以下略)あやのごがカラオケうたってる場面があるやつと聞いて「カラオケ行こ!」の余韻で観るもんじゃなかった。セックスシーンてんこ盛りで胸焼けしたし、過去を振り返って後悔しかない中年男どもの腐った感じと映画を作ってる人たちの内輪ノリというものが外側から見るとあんまりおもしろくなかったです。

映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」
世の中にはしらない映画がいっぱいあるなあという感想。っていうかCoccoちゃんが映画に出てるなんてぜんぜん知らんかった!!わたしに岩井俊二はむずかしすぎる。

ドラマ「MIU404」
あやのごの解像度が高まった時点でみるMIUはリアルタイムで見てた時とはまた違った趣があってよかったです。映画の予習にもなったし。これだけ見たのにあやのごにときめかないの、かえってすごくない??めちゃくちゃいい役者だなあって何度もしみじみおもうのに。恋ではないの。伊吹はめっちゃすきちゅちゅちゅ。

ドラマ「アンナチュラル」
特に思い入れのなかったドラマという記憶なのに記録を掘ってみたらふつうに中堂さんに狂ってたのでたのしんでたみたい。解像度高まったので映画たのしみ☆

ドラマ「恋愛バトルロワイアル
見上愛ちゃんと宮世琉弥くんというクセツヨ顔面コンビの恋愛学園もの。そこに絡む水島林太郎くんという今をときめく若手俳優たちの競演たのしかったです。禁止したところでやる子はやるんだから意味がないような気もするけど、それをきっかけに性教育が進めばいいとおもう。ただダメだって頭ごなしに禁止するのではなく、なぜ禁止なのか、その禁を破った先に何が起こるのか、望まぬ妊娠出産、傷つくのは多くが女生徒であることを考えれば、校長先生の考えも間違いではないとおもう。結局は男女交際禁止の校則は、生徒たちの投票による多数決で存続が決定するのが皮肉。そして禁止される恋愛は異性間に限られ、そのことで同性と恋愛をしている生徒たちは傷つく様子が盛り込まれてるのがナウだなあ。ところで宮世琉弥くんのキスシーンはなかなかにエロティックでよかったです。

 

・「2024 ME:ICONIC Hi-SUMMER」
招待でME:Iのコンサートに行ってきました。初めてのセントレア、初めてのガールズグループコンサート、楽しかった!カルチャーショックを受けつつ、おたくたちのエネルギに圧倒され、いろんなものを浴びて帰ってきました。ファンコンサートと銘打たれてたせいか、会場のモニタにおたくが映し出されることが多くて、おたくの姿は映さなくていい派としてはこれがファンサービスになるのだとカルチャーショックを受けたし、あと、これは新しいグループならではのまだ成熟していないおたくたちの集団という無秩序さを感じたし、その分フレッシュでまぶしかったです。パワフルなおたくたちまぶしかった。圧倒的に女子のおたくが多くて、そうなのか、と意外だったし、かわいい女の子に血管切れそうになってる女の子の姿は微笑ましくもそのエネルギにぶん殴られました。いやあ、元気だなあ。同行者があやねちゃんのおたくだったのでついつい贔屓目に見てたんだけど最後のあいさつで「信じてくれてありがとう」って言葉を聞いた時には、ほんのりとしかわかんないくせにああもうこんなことをこの子に言わせるなんてってめちゃくちゃ胸がつまってくるしかったです。みんなにはいつだって笑顔でしあわせにいてほしいです。

 

2024年7月号

・読んだ本

逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」(49)
ドラマの原作読みました。なんと1986年の作品。昭和だ。でもそんなにそこまで時代を感じなかったかな。こないだドラマ再見して物語の記憶が新しいので、キャスティングがばっちりハマっててすごいというのが感想なんだけど、ドラマファンなのでゆるしてほしい。美脚そうすけのキャスティングが出色すぎる。不死身の宏美ちゃんやっぱりこわぃょ。映像がすきなドラマだったなあ、いいドラマだった。

千早茜「グリフィスの傷」(50)
さまざまな傷を描いた短編集。どの傷も痛くて跡が残る。刺青をいれたおっちゃんと美少女のエピソードがギリギリのところでセーフだったのが伝わってきて印象的だった。よき余韻。

川上未映子「黄色い家」(51)
このお金はきっと奪われてしまうんだろうなって何回か思ってそのたびにその通りになったのがしんどかった。弱みを見せるとカモにされてしまうから気を付けた方がいい、という彼のアドバイスに背筋が伸びた。相談する相手もちゃんと選ばなくてはいけない。信じたら裏切られる。よくそんな世界で生き延びてきたね、と大人になった彼女の姿を見てホッとしたけど、でも果たしてそれでよかったのか。

万城目学「六月のぶりぶりぎっちょう」(52)
本能寺の因縁は解消されたということでよろしいか...わたしにとって「八月」がよすぎたのでちょっと今作はそこまで満たされなかったんだけど、まきめさんの描く京都の世界はまだまだたのしみにしてるのでどうぞ今後ともよしなに。

貫井徳郎「ひとつの祖国」(53)
第二次世界大戦後にドイツ同様日本が東西に分断され、かつ首都が大阪に置かれて西高東低の格差が生まれる設定に胸が躍ったんだけど、東日本の独立を謀るテロ集団に利用され取り込まれる主人公の青年があまりにもあっさりとその理不尽な状況を受け入れてしまうことに最後まで納得できなかったのがざんねん。わたしはずっと自衛隊の幼馴染のところに逃げたらええねんって手に汗握ってたのに、最後の方に対抗勢力に彼を奪われるくらいなら殺せと言われてイエッサーと即答するところで、ジーザスと天を仰ぎました。しかしながら彼の存在がそこまで重要なのかも最後まで疑問におもってしまったので、主義の違いからくる内ゲバと、そこからの逃走劇にはハラハラドキドキ楽しめたのに~~~という隔靴搔痒のくるしみ。大阪が首都になった日本では当然関西弁が共通語となるんだけど、出てくる関西弁が、ちゃうちゃうちゃう、ちゃうんや~~~~~という関西弁パトローラーとしては許容できないやつで雑音になってしまったのも。

逢坂剛「幻の翼」(54)
ドラマの原作読みましたパートツー。どうしても倉木警部が長谷川博己で脳内再生されてしまうの「アンチ・ヒーロー」のせい。あとドラマに出てきた東が出てこないせい。っていうか東はドラマオリジナルだったのか!ロボトミーという単語に昭和を感じる。あと脳は東野圭吾で育ったので...終盤のオチが前回と全く同じだったの悪い意味でわらったwww百舌兄弟がふたりとも退場してしまって次からはもう出てこないのかとおもうとさびしい。あと、ドラマでのいつでも沈着冷静な出来る公安刑事というイメージがすきだった明星さんが倉木警部に恋してメロメロになって冷静さを失っていくのを見るのはつらかったです。明星さんにはいつでもクールでいてほしかった...ぴえん。

逢坂剛「砕けた鍵」(55)
百舌シリーズではなく公安シリーズと銘打たれてることを否応なしに知らしめてくる続編。もちろん新谷兄弟は出てこない。前作最後で絶命したと思われた津城警視がいきてたことにびっくり。そしてまさかの倉木警視の退場に、倉木ぃぃぃぃぃぃ(CV:長谷川博己)と慟哭しました。っていうかいつになったら東は出てくるんですか。母と子を失った明星さんがますます暴走していく様を見てるしかない読者はつらかったです。そして大杉さんが己の恋心に気づくところではごめんよ、うそやんwwwって大笑いしてしまいました。

逢坂剛「よみがえる百舌」(56)
倉木さんがいなくなってしまったあとの百舌。せっかく甦った津城警視正がまたもや凶刃に斃れたのはショック。っていうか、この何度も繰り返される悲劇にもはや悲劇みを感じなくなってしまってるのこのシリーズの弱点だとおもう...あと美希は何度も襲われすぎだし何度も失神しすぎだし、いくら現場を離れた期間が長いからと言ってあんまりにもポンコツでは!?!?わたしなんて出てきた時から紋屋が怪しいってわかってたよ。っていうか前作の金貸し婦警さんかて出会った時から不審者だったってば。美希、もうちょっとしっかりして...そして大杉さんとハッピーエンドなのなんかちょっと合点がゆかねえええ。

逢坂剛「鵟の巣」(57)
政治権力に狙われる警察機構とそれを阻止しようとする監察官(と元警察官)という構図がまたもや繰り返される。倉木・津城の不在により、誰一人まっとうな監察官がいないんじゃないかと本気で心配する。現場を離れて久しい美希が尾行に気づかないとかかなしすぎたけど、前作までに感じてたポンコツっぷりがちょっとは改善されて、落ち着いた大人の女性警察官としての面目は保たれたんじゃないかなとホッとした。残間に対する含みが気になるところ。作中に携帯電話が登場して、やっと近代化された...!と感動。ハードボイルドな世界をあんなにソリッドでクールなドラマにしたのほんとにすごいな、って読み進めるたびにおもう。ハードボイルド小説としてはおもしろいし楽しんでるけど、わたしのすきなMOZUではないなってずっとおもってる。

 

 

・観た映画

「お母さんが一緒」
結婚していない長女次女と、結婚すると報告した三女とその婚約者たちのドタバタホームコメディ。...コメディ?いやいやいやいやいやぜんぜん笑えなかったから。母親の呪いが強すぎて、みんな逃げてとしか思えなかった。特に長女。ずっとお母さんに言われるがままに「いい子」をやってきたのに、差し出したプレゼントよりも孫の顔が見たいわと言われてブチ切れる様はほんとに笑えなかった。あの怒りようは笑っていいやつじゃなかった。怖かった。っていうか母親のモラハラが酷すぎて、え、どこで笑えばいいんですか?地獄の一夜が明けて、何もなかったかのように「お母さんお誕生日おめでとう」って和やかな声を出す三人が一番ホラーでした。あなたたちそれでいいの?え、ほんとうにおめでとうって思えてるの?そもそもお母さんの誕生日に温泉に連れて行ってあげようってなんで思えるの???????長女のキレ方を見たら、もう二度と母親には会わないほうがいいよ絶対ってわたしならアドバイスする。なんだかんだ言っても家族だし姉妹だし、ってハッピーエンドっぽく終わってたけど、いやいやいやいやいやまじで怖かったしホラーだったし地獄だった。唯一の良心と思われる末っ子ちゃんと婚約者の彼にはしあわせになってほしいけど、彼にはこの家族の毒牙にかからないでほしいともおもってしまう。怖かった。

2024年6月号

・観た映画

「告白 コンフェッション
予想外にホラーだったので何度かビビったんだけどその割には冗長だった気がする(上映時間の割に時間を気にしてしまった)奈緒ちゃんのセリフが一言も音声になってなかったの贅沢だな。片方が片足を怪我してて、片方が視力を奪われるという設定での鬼ごっこ、エンドレスに続くかとおもいきやちゃんと収束してよかった生田斗真がクソすぎて(役名d

「おいハンサム!!」
めちゃくちゃ楽しかった~おもしろかった~~宮世琉弥くん気になる存在だし(ドラマ「くるり」ではめちゃくちゃ律のこと応援してたのにめるるに振られちゃってショックだった)京都が舞台だしってすごくたのしみにしてました。その期待が全く裏切られなくて鑑賞後の多幸感がパねええっす!まあ京都はちょびっとオマケ程度だったけどそれでも京都のロケ地確認できてうれしかったので!喫茶チロル!あの二寧坂のあざとさはちょっと薄目になっちゃったけどちょうどこないだわたしもそこを歩いたので~~って単純に喜んだチョロい。関西弁にはうるさいわたくしですがたかおの京都弁がんばってたのでそれだけでじゅうぶんです^^^^(甘い)生活は続くし、明日もあるのでって京都に帰っていくたかおの日々がこれからもちゃんと続いていくんだなって安心した。生活は続く。佐久間由衣ちゃんと宮世琉弥くんが同い年くらいに見える幼馴染ってちょっと年齢的に無理があるのでは??MEGUMIが三姉妹の母親役なのにも時空の歪みを感じる。武田玲奈ちゃんのスタイルかわいくてすき。さいきんの野村周平くんがデカくて(物理)ちょっと怖い(物理)ドラマの映画化絶対反対派だったのにこれに限っては主義を捨てるわ!って巻いてたハチマキ放り投げた。映画館でどっぷり世界観にはまれてとてもしあわせだったし、あちこちでこらえ切れなかった笑い声が噴き出したりして、そうだよねみんなもすきだよねわたしもすき~~~ああ~~この世界が永遠につづいてほしいと願うよ~~~ラブ~~~~~♡♡♡

クワイエット・プレイス:DAY 1」
1はテレビで見て2は見てないシリーズのやつ観ました。ぬこさままじでぬこさま~~って感じ(あたまのわるい感想)声・音を出してはいけない世界で赤子と動物はあかんすぎるやろ...てなるのにちゃんと生き延びててすごい。うちにはイッヌがいるけど彼が寿命で召されてから南海地震きてくれと願うくらいには災害に弱い。災害が起こってすぐに原因と対処法がわかってるのさすが人間の叡智って感じだけど、1の世界ではそれほど対策が進化していなかったので人間の叡智もここまでかという絶望。死がそばにいる人間にとって災害とは。わたしはひとりで生き延びたいとおもわないのでみんなで滅されたいと願ってしまうけど、臆病者のエリックが死を恐れ、ぬこさまを助け、彼女の意志を尊重する姿には生きるという強い意思を感じて感動した。さあ、あなたならどうする?声を上げて死を選ぶ?自分の意志で死を選ぶということが尊重されたい。

 

・読んだ本

東野圭吾「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」(再)(42)
読んだことのないやつーーと慌てて読んでみたら読んだことあったわ。幻ラビという単語で思い出した。でも当然のことながら物語も事件も犯人も覚えてなかったのでとても楽しめました。元マジシャンの彼は長谷川博己かな、「アンチヒーロー」のイメージで。真世の親友の女の子は野呂佳代さんで脳内再生されました。

近藤史恵「山の上の家事学校」(43)
庭には二羽鶏がいる、でゲラゲラ笑いました。料理はまあまあすきだけど、掃除が大嫌いなので誰かなんとかしてほしい。

真保裕一「魂の歌が聞こえるか」(44)
素性を隠してデビューする4人組が隠したい事実は!という音楽ミステリおもしろかったです。*1音楽のことさっぱりわからんので、なるほどなあとすべてがたのしかった。

秋川滝美「深夜カフェポラリス」(45)
ひとさまの作ってくれたごはんが食べたくなる。

宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」(46)
本屋大賞受賞の超話題作読みましたー。琵琶湖の民としては読まずにはおられなんだ。大津PARCOでバイトしてたのでときめき坂はめちゃくちゃ通ったし、なんならミシガンでもバイトしてた。ご当地小説のご当地を知ってるとこんなにうれしいものなのか~~。成瀬がどんな大人になっていくのか、200歳まで生きられるのか見守りたい、わたしは75歳でしぬ予定だけど。シリーズ二作目も読む。たのしみ。

月村了衛「対決」(47)医大受験の女子だけ点数下げられる問題。はらわたが煮えくり返りまくるほどの問題だとおもうんだけど、する側にもそれなりの言い分があるのだと知れたのはよかった(いいこと探し)

辻堂ゆめ「二人目の私が夜歩く」(48)
二部制で前半に描かれた物語が後半になってひっくり返されるという仕掛けはたのしかったけど前半部分の前フリがちょっと退屈だった...この、オチにもっていくまでの仕掛け部分が退屈になりがちなのミステリでありがちなやつ。

 

・テレビで見た映画

日日是好日
昭和の時代を生きる多部未華子ちゃんと黒木華ちゃんの昭和っぷりがかわいいなあと目を細めて見てたんだけど、映画の中は1993年で、ぜんぜん昭和じゃなかったw平成も昭和もわかんないよね、みんな同じ「今ではない古い」時代。すてきな映画だったなあ。樹木希林先生の嘘みたいにピカピカでびしっとしたよそゆきの着付けじゃない普段使いな着物姿もすてきだった。蹲。おぼえた。

 

・見た春ドラマ

「アンメット」若葉竜也くんのフィーバーっぷりを斜めに見てしまう天邪鬼でごめんくさい。

「95」バタ臭い中川大志くんのビジュアルが時代に合ってた気がするけどどうにもノリ切れなかった。1995年に青春だったはずなのに。

「Destiny」

くるり」めるるかわいくてみんなめるるに恋してしまう~~♡という説得力。わたしは瀬戸康史には負けないんだから...ッって律を応援してたのに;;なんせ年上女が大好物なので。しかし宮瀬琉弥くんよい当て馬でした!まだハタチとかうそでしょ!?

「ブルーモーメント」田中圭ちゃんシークレットだったのが一番盛り上がったです。

「ソロ活女子のススメ4」いつもお世話になってまっす、わたしも台湾行きたい!

「Believe」爽やかお兄さんというパブリックイメージを覆す竹内涼真くんのお芝居が新鮮だった。

「約束~16年目の真実」最後まで引っ張るよいミステリでした。

アンチヒーロー

「滅相もない」中川大志くん大活躍クールでした。意図はわかるけどわたしにはハマらなかったかな。っていうかこのメンツならあっちゃん出してよ。

「Re:リベンジ」青木柚くんと見上愛ちゃんと河合優実ちゃんの「ボクらの時代」*2見たので同期~~~って盛り上がった。前に読んだ雫井さんの小説「互換性の王子」に始まりが似てるなあっておもったんだけど、それ以降は全然違った。というのを確かめるために見た。あとあっちゃん活躍してたのでうれぴよ。

「季節のない街」映画版を知ってたらきっともっと違った見方ができて楽しいんだろうなと思いながら見た。そうすけと太賀の並びはわたしがよろこぶやつ。

「おいハンサム!!2」すきです~~~~~~~~~~~♡♡♡MEGUMI母がいつも行ってらっしゃいって言うときのセリフが毎回ツボにはまってゲラゲラ笑い転げてるwww

「ダブルチート 偽りの警官」むかいりのビジュアル良すぎて嫉妬するレベル。EDにかかる主題歌すごくすき。

youtu.be

 

・「ブラック・ジャック

セクシー田中さん』から何も学んでない」テレ朝『ブラック・ジャック』の“改変”に批判の嵐(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

すっかり少年漫画の実写化が得意な役者になられましたが髪型似あってて、う、イケめてる...って何度か胸を押さえました。原作しらないので楽しめたのハッピー。ロケ地が京都なのぜんぜん気づかなかったの京都スキーとしてはショック...未熟...府立医大裏ってどこだよ(怒

 

・買ったもの

Diorの口紅とFURLAの香水。

ルージュ ディオール 色 999

鏡で見る自分の顔の老けっぷりに嫌気がするようになって久しい。新しく買った口紅の色がどうもパッとしない。こないだ、もしかしてわたしに必要なのは真っ赤な口紅なのでは?とひらめいた。グレイヘアに真っ赤な口紅の似合うカッコいいばあちゃんになるんだ。でも、この今のグレイヘアにもなり切れないまさに更年期時代が中途半端で一番ツラい時期なんだとおもう。松岡茉優ちゃんと伊藤沙莉ちゃんのポッドキャストでキラキラネームの話ししてて、ポプリちゃんがおばあちゃんになったらヤバイでしょ、いや、ポプリおばあちゃんはいいのよ、一番厳しいのはポプリおばさんなのよって言ってて、まさにそう...!!!と天を仰いだよね。早くポプリばあちゃんになりたい。というわけで赤い口紅を買いました。久々のデパコス。気分が上がる。なんか顔が明るくなったような気がする。この口紅に負けないように生きるね。

若いころに愛用してたゴルチェの香水(コルセットを着たトルソー型の瓶のやつ)を、今どこへ行けば実店舗で買えるのかさっぱりわからなくて、ふっと手に取ったサンプルがFURLAのマグニフィカでした!記憶の中のゴルチェの香りと似てる気がするんだけど、わたしの想い出の中の香りと似てる気がするのでそれでいいです。

あとほしいのはメガネかサングラス。目の下の弛みを隠すには、メガネだとおもうのよ。SNSでよく出てくる美容クリニックの弛み取りも気になるけど、勇気が出ないのでメガネで隠したいです。今は30年来のコンタクトユーザーなんだけど、もっと大人になったらきっとそれも厳しくなるだろうから、その時には潔くコンタクトを捨てようとおもう。そのために、とりあえず伊達メガネ的なやつか、軽く色のついたレンズを入れたフレームがほしい。ゆくゆくは度を入れたいけど今は装飾品として使いたいので。

いわゆるこれが所帯じみてるというやつなんだろうなとこれまでのわたしを振り返りつつ、その染みを消して軽やかに老いていこうとおもう所存です。

・追い夏服買いました。

anyFAM リブタンクトップとフライスワイドTシャツです。タンクトップはこないだ買ったストライプのシャツを羽織にして着るやで。あとは持ってたボーダーシャツを処分したので新調しました。肌触りがとてもよくて気持ちよかった!トップス4枚あれば一週間過ごせるようになったので服のミニマル化は成せてるとおもう。でもこの夏着ることを放棄した去年の夏服は、来年また気分になるかもしれないので置いておこうと思います。

*1:新聞の書評でお仕事小説って紹介されてて、あ、そうだったんだ、ってビックリした。

*2:三人はライバルですかという問いにライバルっていうより他の二人にはがっかりされたくない、って答えてたのよかった。