茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

田中芳樹「銀河英雄伝説2」野望篇(48)

キルヒアイスこんなに早くにしんじゃうの・・・!?

 

 

 

しんじゃうのは知ってたけどまさかこんな物語の序盤(ですよね?)でそうなっちゃうなんて思わなくって、ヤン派のわたしとしてはただの自己中で重度のシスコンなラインハルトのどこがいいのかと、キルヒアイスは騙されてる、早く逃げて、って2巻の間じゅうずっと思ってて、それが叶わないことも知ってたんだけど、ここでか、そうなのか、ここで彼の明るい未来は消されてしまうのかとその不意打ちにびっくりして、ただひたすら姉弟に振り回された彼の人生に思いを馳せ、最後まで誓いを守り通せたことが少しでも彼にとって幸せなことであればいいなと・・・滂沱の涙をぬぐいもせずに彼の短い生涯を受け止めるだけでせいいっぱい・・・。

「いい人間は長生きしないよ」と巡礼団を乗せた商船の船長に言われて、彼はそれが予言であることなどまるで知らないんだけど、わたしは知っている・・・キルヒアイスの未来が決して明るいものではないことを・・・!その伏線でもあるこのセリフにも泣きました。

 

キルヒアイスの悲劇までは、ヤンのすばらしさに溜息つくだけで、彼の挙動言動のいちいちにゴロンゴロンと萌え転がっているだけでとっても平和でした・・・。

「もうすぐ戦いが始まる。ろくでもない戦いだが、それだけに勝たなくては意味がない。勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ。かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べれば、たいした価値のあるものじゃない・・・・・・それでは、みんな、そろそろ始めようとしようか」

 

ヤン・・・;つД`)

これの直前に出てくるクーデター組の大将が言うセリフ(お国のために全身全霊をかけて戦え的な)との対照がすごくて、ヤンの人柄に涙が止まりませんでした。

どうかこのろくでもない世界が、少しでも彼によって救われますようにと願わずにはいられません。

 

30歳になるのに結婚もしてなくて、なのに15歳の被保護者に対して父親のような口をきくヤン提督とかもう悶えるしかないので田中圭ちゃんは今すぐわたしと結婚してください(ヤン提督は田中圭ちゃんではない)(知ってるけど!!!)(そのうえ田中圭ちゃんは既婚者であr(知ってるけど!!!!!!!!!)