茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

雫井脩介「仮面同窓会」(28)

 

 

仮面同窓会

仮面同窓会

 

なんという読後感・・・orz

 

どこにも救いがありません。わたしの中で救いのないジュブナイルの旗手は道尾秀介なのですが、いやはやこれもまた。いやはや。

いや、ジュブナイルではないのですが、一番キたのが八真人の救われなさでした。彼の人生とは。そして彼らと関わってしまったばっかりに人生に絶望することになってしまった彼女の人生とは。

軽いノリで始まったはずのお礼参りが、いつの間にか殺人事件になってしまい、その関係者たちの戦慄の日々は、「今夜は震えて眠れ」って言いたくなりますが、どこかすっとぼけたタッチでお話がすすんでいくもんだから、なにこれファンタジー??ってうっかり騙されそうになりました。ええ、彼女と同じく「てっきり二重人格かと思ったのに」\(^o^)/って叫びましたよね。何かあるとわかってた叙述トリックでしたが、うむむ、そうでしたか。ああ、そうでしたか。

恐ろしい雰囲気のまま終わるのかと思いきや、終盤に突如現れた兄えもんが、これが現実なのかとうすら寒かったです。キャラ変した美郷も怖いし、元から狂気をまとったジョージも怖いし、人間の良心とは。

高校時代の同窓会、あるなら行ってみたいな(怖いものしらず)