茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」(38)

おもっしょかったー。 

あの家に暮らす四人の女

あの家に暮らす四人の女

 

しかしながら最後まで、ハテ、これはなんのお話なんだろうという思いが拭えず。

公式では「ざんねんな女たちの現代版『細雪』」って書いてあって、うおおお「細雪」を微塵も知らないーーー、って吠えました。文中にもあったね、わたしたち「細雪」の登場人物と同じ名前なんだよ、っていうくだりが。ちっともピンとこなかったの悔しい。

しかも女子が一つ屋根の下とか言われたら百合展開があると思うじゃん!?だってしをんさんだぜ!!??

そんなゆりゆりしいことはなにひとつなく、ただの楽しい共同生活でしたー。なんかわたしが薄汚れた大人みたいですごく恥ずかしかったです、わたし悪くない。はず。

ただの、とは言うても河童のミイラが出てきたり、しゃべるカラスが出てきたり、どこまで本気なのかよくわからないんですけど、飄々とした文章と主人公のキャラクタ(これはきっと苦労知らずのお家持ちお嬢様というその生き方のせいだとおもう)のおかげでゲラゲラ笑いました。夢を見ることが苦手だから夢見がちな男の人(ヒモ男)に惹かれずにはいられないリア充女め、って呪いの言葉を吐きたくなる末っ子とか、人生に見切りをつけて誰も信用しないと決めてる(でも美人)アラフォー三女とか、未婚女子たちが本音を繰り広げるさまはおかしくも楽しく、そして切なかったです。

わたしはいくらでも夢を見るから、その代わりに稼いでくれる人に一緒にいてもらいたいっておもったのでだいぶクズな気がするけど、それで二人の関係が成立してるならいいんじゃないかな・・・!(高等遊民の戯言)