茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

タカラヅカスペシャル2011「明日に架ける夢」

やっぱり全組揃わないのつまんなーーーーーーいいい!!!

この年はトップさんが出たのが花月星の三組だけで寂しい。月組は霧矢さんの退団が決まってて、でも次期トップがまだ明らかになっていないという状態。ううううううううううううううううううんんんんん(じたばた)これはなんというプレイですかね!!! 

東日本大震災の起きた年で、その話題は外せなくて、あんまり浮かれた感じはしなくて明日も頑張って生きていこうっていう宝塚ならではのメッセージが盛り込まれているような感じがしました。世の中が享楽的なことは自粛しようというムードだったことはわたしも感じていたし、そういうときにそれでも公演を続けようとしてたエンタメ界の人たちの、想いとは別のところで起きたであろう様々な(ネガな)事柄が容易に想像できてしまって、この年は厳しい難しい年だったんじゃないかな、とことさらにおもいます。

タイトルにもなってる「明日に架ける夢」で理事と並んでるメンツが龍真咲・涼紫央・壮一帆の三人で、なんかもう、うわぁ・・・って頭抱えたくなるっていうかこみあげてくるものをこらえるために空を見上げるしかないっていうか、2014年現在のわたしが知ってる事実と照らし合わせてみてもなかなかにエグいです。

2012年のタカスペでまさきさんが月組トップとして他の組のトップさんと並んでるのを見るとさらに泣けてくる仕様・・・><

パロディコーナーの月組さんの「アルジェの男」も「バラの国の王子」も見たことなくて、なんか獣の頭を持つまさきさんの役が未知すぎて、この声の出し方は初めて聞く・・・!と高まりました。まだわたしの知らないまさきさんがいることのしあわせ☆(ジャック?キツネ?これは声だけ聴いてもまさきさんだって認識できないレベルで別人!)(まさきさんかっこいいいいいい!!)(結局)

しかし元ネタがさっぱりわからんので笑いどころもわからん・・・修行が足りないせいですね、精進します・・・

よく出てくる愛音羽麗・未涼亜希という並びにもグッとくる。そこに加わるWさゆみに滾るハァハァなんすかねこのWさゆみに激萌えする性癖って!(歌広場さん語ろう)べにーのビジュアルがいつもの知ってるべにーじゃなくてちょっとキョどる(わたしが)そしてそこにまさきさんがいないことの意味な。

あと特筆すべきはコーラスで参加してる礼真琴が「Amazing grace」で桜一花と並んで堂々と歌声を披露していたことです!歌える子だというのは今回のナポレオンでもほんのり伝え聞いていたのですが、素晴らしかったです、その後すっとコーラス隊に戻るのがこれまたかっこいいよね!!!!!!!!!!

趣旨が例年と異なるせいか曲が好みなのが多かったです。

二部始まりの「明日へのエナジー」とか、初見だけどトップさんの声が素敵なハーモニーとなって聞かせてくれた、こういうのがもっと聞きたいし見たい。シンプルなお衣装なのも珍しく、宝塚っぽくない。

「ザ・ドリーマー」とか「ジタン・デ・ジタン」(まさきさんバージョン初めて聞いたw)(まさお節全開wwwwwwwwwwwwwwwwww)(聞く前からなんとなく想像してた☆)(しかしそれにしてもwなんというw喘ぎ声wwww)とか「ラ・パッション」とかむっちゃわたし世代だし、「REVUE OF DREAMS」が大好物だってどうして知ってるんですかああああああああ!!!!ってなったし、でも極め付けは「心の翼」ですよねええええええええええええ!!!!!!!!!!!!111あかんねん・・・これわたしの中では無条件で泣ける曲やねん・・・当時テレビでオンエアされたやつをカセットテープに録音してそれを擦り切れるくらい聞いたやつなんや・・・いわゆるひとつの刷り込みというやつや・・・なつめさん追悼の時にも散々聞いて泣きまくった・・・わたしにとってのパブロフの犬・・・2005年の阪神・淡路大震災10周年チャリティーコンサートでも歌われたようで、なるほどまた震災の年に歌われるべき歌ですね、ええ、体の傷より痛む心よ、共に生きてる命の親しみをもて、ですよね、なぜ苦しむのだろう、なぜ悲しむのだろう、生きていることがつらいなんて思いたくはない!!!命は!愛おしいと!!抱きしめてみればいいいいい!!!!!

(取り乱しました)

そういえば年末のみりお様が出てらしたカウントダウン番組でもこの歌を歌われてて録画を見ながらテレビの前で号泣しましたね・°・(ノД`)・°・

霧矢さんが最後のほうに歌われた「そして、今」の今を生きよう!!!もよかったです。

 

そしてこのタカスペの時期と同じころに祐飛さんの退団も発表されたのですね・・・。

時代は移り変わっていくもの。

2006年から順に見てきたタカスペですが、トップさんの顔ぶれだけじゃなくて、いろんな顔ぶれが移り変わっていくのを見てきて、ここ数年の(まさきさんがトップになるまでの)宝塚のスタァの変遷を少しは把握できたんじゃないかなとおもいます。

何を見ても結局まさきさんに繋がってしまうのは贔屓目なのでしょうがないんですけど、やっぱりどうか今年のタカスペの舞台にまさきさんも立つことができますように祈らずにはいられないです。

 

(専科)轟悠・未沙のえる
花組)蘭寿とむ・壮一帆・愛音羽麗・桜一花・華形ひかる・朝夏まなと・望海風斗・瀬戸かずや・鳳真由・蘭乃はな・月野姫花・実咲凜音
月組霧矢大夢・青樹泉・星条海斗・龍真咲・光月るう・明日海りお・蒼乃夕妃・彩星りおん・宇月颯・紫門ゆりや・煌月爽矢・花陽みら・愛風ゆめ・珠城りょう・愛希れいか
雪組)未涼亜希・沙央くらま・蓮城まこと・愛加あゆ・彩凪翔
星組)涼紫央・柚希礼音・夢乃聖夏・紅ゆずる・夢咲ねね・白華れみ・壱城あずさ・美弥るりか・音波みのり・真風涼帆・芹香斗亜・華雅りりか・早乙女わかば・麻央侑希