茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

「ピグマリオン」

BSプレミアムでオンエアされたものを録画視聴。

橋本淳くん出演作品。

馴染みのないタイトルだけれども「マイ・フェア・レディ」の原作と言えばわかりやすいかも。わたしには「プリティ・ウーマン」のが馴染みがあるけれども。

上等な教育を受けていない娘を、侯爵夫人と見紛うかのような淑女に仕立て上げる。

その結果は見事なものだったけれども、実験につき合わされた娘の行く末とは。

人形だと思ってたものに心があったと気付いたヒギンズ教授がイライザと共に未来を生きる、というのが非常におさまりがいいと思うのですが、今回の舞台は違いました。まさかの。フレディとのハッピーエンド。

ハッピーエンド・・・?

いや、フレディと結婚するとイライザは高らかに宣言してますけれども、実際に結婚したかどうかは明らかにされていなくて、ほんとうにハッピーエンドだったのかはわかりません。

ヒギンズ教授とピカリング大佐がイライザをレディに変えていく様はとても楽しく、その成果としての大使館での舞踏会のシーンは石原さとみちゃんの可憐さが際立っていて、そこに絡もうとするあっちゃんフレディの報われなさが不憫で愛しくてwまさにクライマックス!という感じだったのですが、成果に大満足して心地よい疲労感に浸る男性二人とは対照的に黙り込むイライザの表情の暗さ。彼女が何を不満におもっているか何一つわからない、わかろうとしないヒギンズ教授。それでも彼女がいなくなってしまったことに大慌てし、彼女をどうにか連れ戻そうとする彼の様子と、彼の母親の屋敷で展開されるその後のやり取りとその結末がどうにもよくわかりません。彼は彼女がいないと生きていけないほど彼女を必要としているけれども、それは決して愛だとか恋だとかいうものからくるのではなく、彼女のほうは自分を人間扱いしない彼に対してどこか自分でも理不尽だとおもってるような怒りを持て余していて、この二人は結局どこまで行っても平行線で、決して一緒にいることで幸せになることはないのだろうなと思わせられましたが、かと言ってただ人がいいだけのフレディと結婚することが幸せなのかと言われればそうとも言えず・・・そもそもフレディはどうしてイライザのことを好きになったの?彼の周りにはいない破天荒なキャラだったから??いや、彼の姉もわりと先進的な女性で、旧態依然とした母親とは一線を画していましたよね。ヒギンズ夫人の屋敷を辞した後のお宅で新式の会話を試された結果が気になりますwwwwwwwww(合掌)結局は顔ではないのかと、イライザのあの可憐な美貌にメロメロにされただけではないのかと!!いや、わかるけどさー。いいんだけどさー。

噂のおでこチューは、一瞬胸をつかれましたが、耐えました。耐えられました。あっちゃんのラブシーンに耐性がついてきたようで何よりです・・・わたしだってあっちゃんの腕にすっぽりおさまる自信はあるけどな・・・

ヒギンズ教授は変人ですが、彼の言うてることに矛盾はなくて、彼は誰にも敬意を払わず誰に対しても平等なので、(ピカリング大佐と比べたりして)イライザへの扱いが酷いからというて怒るのはお門違いなんですよね。確かにそのとおり。癖というものは治らない。わたしは治しましたけどね!っていうイライザの気持ちはわかるけど、あのヒギンズ教授はもうきっと一生治らないと思うよ・・・諦めなよ・・・ああ、そうか、それでフレディに走ったんだよね、ごめんごめん。って理解のあったように見えたヒギンズ夫人が最後に、彼女のことを甘やかしすぎたって意見するあたりがちょっとよくわからないです。

ヅカ関係では春風ひとみさんが出てらして、お懐かしかったです。あと、安奈淳さんがヒギンズ夫人役を病気で降板されてたとかで、ざんねんです。先日の100周年記念のイベントの折には姿を見せられて、歌も歌われたのかな?どうかお元気でいらしてくださいというファンの声であふれておりました。

舞台作品のオンエアはものすごく有難いので、どうか今後もどしどしお願いしたいです。