茶の間でおま。

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島本理生「真綿荘の住人たち」【再】(41)

百合本探して〼。

 

真綿荘の住人たち

真綿荘の住人たち

 

初読み時には特に心に引っかからなかったんだけど(最終章があまりにもヘビーすぎて)今回そこに重点を置いて読んでみると、なるほどなるほどといろいろ見えたものがありました。

同性の恋愛とは言うても、一度も異性と交わったことのない人とそうじゃない人というのは明らかに異種なんだなぁっておもったのと、そうなると人の種類というのは二つの性別だけで分けられるものじゃないんだなっておもいました。たまたま好きになったのが同性だっただけ、っていうのと、確信犯とは絶対に立つ位置が違うはずだよね。

この二人がお互いにどうして惹かれるのかもよくわかんないし(結局顔なの?)(人は結局見た目なの????)出逢いもなんだか説得力ないし、やっぱり女子高生とかは苦手・・・って改めておもったのと、ロリも苦手、ヒリヒリするほどの説得力のある島本さんにおいてこの分野はイマイチそれを持たないのはやっぱりそういうことなのかなー。違和感。

ところでやっぱり表紙は芦名星ちゃんじゃないんです???