茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

森博嗣「サイタ×サイタ」(63)

今年二作目の(!)Xシリーズ第5作目。 

サイタ×サイタ (講談社ノベルス)

サイタ×サイタ (講談社ノベルス)

 

えっと、最後まで真賀田四季の影が一切出てこなくてこの作品の意味とは、ってなったんだけど、ああ、そうか、椙田さんが出てくるということに意義があるんですね、ってあんまり納得いかないんですけど、ミステリとしてはいつも通りの動機なんてどうでもいいのだっていうスタンスでそれは特にふまんはなかったんですが、そろそろ会話の不毛さというかその会話に意味はあるのかというか、みんながみんな「えっと」って言うことにイラっとしてきました。あれ、ちょっと肌が合わなくなってきた・・・?

でもまぁフーダニットの部分と、彼と彼女が兄妹であったという事実と、爆発に巻き込まれた場面はスリリングでおもしろかったです。でも如何せん椙田さんにそこまで思い入れがないので彼の消息を確認するのがこの作品の意義なのだと言われるとちょっと物足りないです。