ヅカオタ同志の近藤さんの新刊読みましたー。
ハートウォーミングな連作短編ミステリ☆ってことで読んだんですけど、なんとシリーズ第五弾にして最終巻だったようです。知らなかった・・・でもまったく問題なかったです。掃除人キリコの探偵っぷりが爽快でした。いや、事件そのものはどれもこれも後味の悪いというか、えげつない事件でちっとも笑えなくて、でもそのことがあまりにもサラリと描かれているので余計に余韻がどーーーーんとくる。きた。どこがハートウォーミングだよ・・・むしろイヤミスだろ・・・
エキセントリックに見えた彼女の持つ陰の部分が最後に提示されて、それまでのキレのよかったイヤミス(あえての)がまた全然違った風景に見えてくるから不思議。
むちゃむちゃ読みやすくて体感15分でした。いやまじで。